久々の更新になります。
去年一年は完全に混沌符メインで遊んでいましたが、今年初めからサークルの友達に布教したり休止状態だった先輩が復帰したりして対戦機会が一気に増えたのでVISION中心で遊んでます。東方のカードゲームで遊べる友達が欲しいという長年の夢が叶い、モチベーションもうなぎ上りです。やっぱり仲間がいるって素晴らしい。
という訳で、サークル内のVISION勢のうち都合がついた3人で全国大会に参加してきました。
私の使用デッキは妹紅藍です。環境にいると考えられるどのアーキタイプも程度の差はあれど軒並み冥界を触るので、メインから相手の冥界に触れるのは有利だと考えこのデッキを選びました。
以下レポですが対戦回数が多いためかなり記憶が曖昧です。間違っていたらごめんなさい。
一回戦 ノンコマ型ノードロック 0-2
R1 2t目に霖之助を出すも鳳凰卵でノードを削られ、3t目リグルからの永夜蟄居。頑張って3ノードまで伸ばすも飛び重ね鱗。冥界から妹紅を出すとまた永夜蟄居。その後は蟄居のコスト支払いとフラワーウィザラウェイで永久に2ノード以上まで伸ばせず最後は総攻撃を喰らって負け。
R2 相手ノードからレティが落ちたのを見て3t目に引いたマナ生をプレイしたらレティが飛んできた。後は上に同じ。
ノード基盤が脆弱な上重いカード多めだからノードロックは本当にどうしようもない。スイスだから1敗くらい許されるだろうという事で対策も捨ててたし。気を取り直して次。
二回戦 妖怪人間アグロ 2-0
R1 初手に妹紅があったのでノード経由で落として香霖堂等で冥界を肥やす。相手は16マミゾウを出して何枚かカウンターを見せたのみ。とりあえずマミゾウを蘇生した妹紅で除去→妹紅を再び蘇生しつつ橙出して適当に殴って勝ち。
R2 この時点ではデッキ内容が不明だったものの恐らく難題だろうと読み、2t目根絶で輝夜を宣言。そして見事にハズレ。黄泉船で妹紅を落とし除外のコマンドが10枚を超えた辺りで橙を出すも除去られる。しかし藍が着地して除外のコマンドも15枚を超えたので藍と蘇生した妹紅で殴って勝ち。
三回戦 難題 2-0
R1 4t目取引難題壷中ときてアド差を大きくつけられる。5t目に再び壷中からの10輝夜でかなり厳しい状況に立たされる。しかも二人目まで出てくる。しかし場の神器が4枚を切っていたので慧音や橙を壁にして除外を肥やしつつ時間を稼ぎ、妹紅効果目標輝夜→干渉難題効果→干渉ひとり杞憂で一人目の輝夜を処理。その後藍を引いたので出し、除外のコマンドはとっくに15枚を超えていたので一気に形勢逆転。超パワーの橙でゴリ押しして勝ち。
R2 難題干渉紫色を超える光、取引干渉威令風水術威令で序盤の動きを綺麗に止める。アド差が開いている内にケリをつけるべきと判断し、早期から橙などで攻撃を開始。死霊の復活や10輝夜といったマストカウンターを確実に止めつつ殴りきり勝ち。
対難題を一番意識して構築したデッキだったので勝てて嬉しかった(小並感)
四回戦 妖精 2-1
R1 妖精メイド干渉紫色で出鼻をくじき、こちらは霖之助でアドを稼ぐ。ノード経由で妹紅も落とす。梅霖が出てきたので杞憂、ゾンビごっこはカウンター、15リリホワで蘇生後は1ターン維持されるも返しで妹紅で除去。橙のパワーが13くらいになったところで攻撃を始める。しかし返しで使われたクロスディフュージョンにダメージ計算を狂わせられ負け。
一瞬のブロッカー不在が命取りに。悔しい。
R2 前ラウンドの反省を生かし中盤まで守りに徹する。玉兎で加速したりサイドインした美鈴でライフを回復。さらに妖精を3体以上並べさせないようにしながらハンデスを警戒して手札のキャラを惜しみなく並べていく。全員警戒持ちになったところで攻撃開始して勝ち。
R3 R2と同じく確実に除外を肥やして警戒達成してから殴り始めて勝ち。
五回戦 妖夢衛星斬 ID
四回戦時点での順位を見る限り勝ち点10で確実に決勝進出出来ると判明。誰も考える事は同じで1敗卓全てがIDという。まあ当然。
フリーやって2-1でした。
R1 3t目夜行列車着地、大祀廟から壱符妖夢、効果でアンカー装備ときて厳しい戦いに。しかしノード経由で落とした妹紅で除去と除外肥やしを繰り返し、除外コマンド15枚達成して勝ち。
R2 カタディで相手の冥界に触れなくなり、苦戦。夜行列車も貼られてまた厳しい状況に。橙で応戦するもパワー13くらいの弐符妖夢に殴られて負け。
R3 前ラウンドと同じような状況になるも、除外コマンド15枚を達成。残りライフ数点のギリギリの局面で法界の火をプレイし壱符妖夢を除外。その後は藍や橙で殴って逆転勝利。
結果 19/82位で予選通過
目標だったアリスのデッキケースをゲット。私以外の二人は残念ながら予選落ち。
終了後は三人でメロンやマックに寄ってから帰宅。
続いて二日目。ぼっち参戦。ほとんどの人が身内同士で固まってて肩身が狭い。
一回戦 弁々コン 2-0
R1 ノード経由で妹紅を落とし、どんどん除外を肥やす。初手ですでに握っていた藍を着地させて除外コマンド15枚を達成。その後相手サレ。
R2 速攻でフォビ八雲藍宣言で厳しい状況に。頼みの橙も11マミゾウによって大妖怪に変化させられたり霖之助でアドが稼げなくなったり。11神奈子のせいでダメージ計算もミスる。しかし忠実な死体等のマストカウンターはきっちり止めていく。幸運にもデッキの下に残っていたピン挿しの希望の光を終盤に引き当て、藍を回収してプレイ。当然のように除外のコマンドは15枚を超えており相手サレ。
二回戦 難題 1-2
R1 流石にメインは落とさない。難題を通してしまうも妹紅で迅速に除外を肥やし、除外コマンド15枚を達成し藍と橙で殴って終了。
R2 藍が見えないので霖之助でアドを稼ぎつつ、壁として橙を立てておく。難題を悪夢の終わりで割るも二枚目がすぐ出てくる。その後14幽々子が出てきて妹紅で応戦するも杞憂も法界の火も引けず負け。
R3 14幽々子を警戒し、杞憂をキープしつつ霖之助と橙を並べる。いつまで経っても妹紅が出てくる気配がしないので除外コマンドが10枚も無い段階で藍を出し短期決戦に出る。しかしグレイズから幽々子を素出しされ、除去もこちらが想定していた枚数以上のカウンターを相手が握っていたため止められる。こうして手札を失い、結局妹紅の姿を見ることなく14幽々子+12る~ことで5点クロックを刻まれ続け負け。
有利なはずのアーキタイプに負けるのは本当に悔しい。特にR3が悔し過ぎる。妹紅を引けていたら、ヘタに殴り始めなかったら、カウンターをもっと手札に残していたら…
相手の方が一枚、いや二、三枚上手でした。プレイング、構築、引き運の全てで負けたと言えるでしょう。
後で結果を見たらこの対戦相手の方は準優勝だったみたいです。
三回戦 妖夢衛星斬 0-2
R1 序盤から16空で押される。壱符妖夢が出てきたので返しに衛星斬を1枚除外するも手札からまたプレイされる。さらにスペルブレイクまでさせてしまい14妖夢まで出てきてなす術なく負け。
R2 3t目16空からの2ターン連続で十凶星。圧倒的アド差。おじいちゃん除外からの妖夢は何とか止めるも壱符妖夢のアンカー装備を許してしまいライフが吹き飛び負け。
四回戦 ビート型ノードロック 1-1-1(時間切れ引き分け)
R1 キャラが結構並ぶ代わりにロックはそこまできつくない。なので積極的に除去っていく。相手のノードロックが緩くなってきた頃に丁度妹紅で除外が良い感じに肥えてきたので藍を出し、パワー差で押し切り勝ち。
R2 ノードロックしながらのキャラ展開に妹紅の除去で対応を続ける。しかしホフゴブリンで手札を増やしながら展開してくるので追い付かない。かなりの長期戦になって除外コマンド15枚達成で藍を出したものの数の暴力に抗しきれず負け。
R3 序盤にナイトバグストームを2枚貼られ絶体絶命。壁と除去で凌ぐも相手がバタフライストームをプレイ。もうダメかと思った瞬間時間切れで引き分け。
制限時間に助けられたけどほぼ負けたようなもの。
五回戦 西行妖 2-0
R1 序盤から12阿求に大量のドロソ、永夜の術が見えて嫌な予感。パーツが揃う前に削りきるべくノード経由で妹紅を落としながら橙と霖之助、慧音を出す。コマンドがだいぶ除外されたところで藍を出す。あとは超パワーで殴って勝ち。
R2 フォビで藍を抜かれるも抵抗コストを払って13豊姫をカウンターし、相手の展開を一気に遅らせる。フォビのおかげでデッキが判明したので慧音で冥界の西行妖関連のカードを除外していく。カタディは悪夢の終わりで対処。橙と慧音で殴って勝ち。
六回戦 ノンコマ 0-2
R1 エレン→パラノイアの流れやわかさぎ姫+テイルフィンスラップの大量ドローで主導権を握られる。仕方ないので自分の冥界を除外していくもやはり普段より遅い。何とか除外を肥やせたと思ったらうろ金でサイドからフォビが飛んできて手札の藍を抜かれる。橙も除去られ攻め手を失い、山札も切れかかったところに15雷鼓が出てきて負け。
R2 うろ金が見えたのでフォビはサイドのままだろうと判断し根絶で切り札と思われる雷鼓を抜いておく。しかしエレン→パラノイアからフォビ持ってこられてまたもや藍を抜かれる。慧音は全て冥界に落ち、頼みの希望の光は妹紅の効果で除外され、橙だけで戦わざるを得なくなる。しかし化け学校で橙も除去される。その後膠着状態に陥るも14レミリアでこちらの場が一気に壊滅しそのまま負け。
結果 2勝3敗1分 39位
まともに対人戦が出来るようになって約半年、全国大会初参加かつvisionの大会自体も2回目の参加の割には良い成績を挙げられたのではと思います。
今回使ったデッキがこちら。
デッキ名 けねもこ除外 本戦ver.
メイン
キャラ18
3,303,玉兎
3,1135,橙
3,1148,八雲 藍
3,1490,森近 霖之助
3,1517,上白沢 慧音(白沢)
3,1637,藤原 妹紅
コマンド32
1,P069,黄泉の船
3,075,マナの生成
3,083,作戦阻止
3,092,強引な取引
2,142,瞋怒
3,226,香霖堂
3,462,是非曲直庁の威令
2,557,法界の火
1,853,希望の光
3,1203,霞網
2,1316,神仙術
3,1565,紫色を超える光
3,1680,ひとり杞憂
サイド
3,1249,紅 美鈴
2,445,禁弾「カタディオブトリック」
2,740,根絶
1,1556,インドラの雷
2,1573,悪夢の終わり
予選ではメインデッキの法界の火が3で紫色を超える光が2、サイドデッキの悪夢の終わりが紫色と神前試合でした。
見ての通り普通の妹紅藍です。今回の大会では
・難題
・妖精
・衛星斬
が中心になると予想し、それら全てに対して不利にならないように構築しました。また、
・呪符コン(瞬間冷凍ビーム)
・妹紅藍
・地獄
といったデッキも意識しています。
・ノードロック
・絢爛
・ノンコマ
辺りは大して多くないだろうと予想し、少しの負けなら許されるスイスドローという大会形式も踏まえて対策は行いませんでした。
各カードの採用理由でも。まずはメインから。
キャラ
玉兎(5弾)
基本相手のインドラを使わせるためのカード。3ライフと手札1枚を使わせて冥界を4枚分肥やせる。これで妹紅が落ちれば儲けもの。2枚目を引けたり相手がインドラ使わなかったりしたらノードが増えてラッキー。
霖之助(16弾)
このデッキの主要なアド源。コマンドって言っておけば計算上3回に2回は手札が増えるし妹紅のために冥界を肥やしたい時はスペルって言えば確実に冥界が1枚肥えるしキャラと言えば橙や藍を引き込みつつコマンドだけを確実に落とせる。神仙術の代替レースを満たせるのもポイント。
橙(13弾)
このデッキの主力アタッカー兼妹紅藍の天敵である大型キャラに対応するためのカード。ある程度除外が肥えてればこいつを立たせておくだけで輝夜やアンカーを持ってない妖夢が止まる。除外コマンド10枚の時に藍と並べるだけでパワー10先制警戒とかいう化け物になる。15枚になったらほぼ勝ち確。藍が引けない時にもアタッカーとして運用可。除去は知らん。
藍(13弾)、妹紅(17弾)
デッキのコンセプト。説明不要。
慧音(16弾)
地獄とミラー対策。それ以外の相手に対しても継続的な除外はやはり強い。…と思って採用した。実際は初手で引いて3ターン目くらいにノード送りになる事が多かったね、うん。減らすかサイドアウトして良いと思う。個人的に1枚あると安心出来る系カード。
コマンド
・生成霞網
ノード基盤が脆弱なデッキなので両方3枚確定。春乞いとかも入れたかったけど抜くカードが無かった。
・取引威令
必須カード。抜く理由が見当たらないので当然各3枚。
・黄泉船
妹紅を落とす用。冥界に落としたいキャラが妹紅しかいないこのデッキだと山童でも使われない限り2枚目以降が確実に腐るので、妹紅を引けずノード経由で落とせなかった時の保険としてピン挿し。
・香霖堂
妹紅蘇生用のコマンドや妹紅自身を落としながら手札の質を高める。藍を引けないとうかつに攻められないデッキなので藍を掘り当てにいくのが主。
・阻止
難題、大戦争、ゾンビごっこ等上位デッキに強力な専用コマンドが多いのでその対策。ノンコマも少ないし。相手先攻からの4t目難題を止めるのは威令には出来ない芸当。難題とのカウンター合戦にも。
・瞋怒
17リリブラ、14レミリア、14幽々子、10輝夜等着地させずに対処したいキャラに対する回答。正直この枠は風水術で良かったと思ってる。序盤や対ノードロックでこれを手札に抱えて相手のマストカウンターを黙って通してしまう状況が何度もあった。
・神仙術
10輝夜、16マミゾウ、15リリホワ、術各種、ゾンビごっこ辺りに対する対策。術同士のカウンター合戦に使える点と3、6ノードでカウンターしたいカードが少なかった点から物理術ではなくこちらを選択。代替レースも満たせる。
・希望の光
フォビ対策と長期戦時の延命手段。フォビの採用率を考えると2積も無しではないと思うけど腐りやすいので1で我慢。
・法界の火
妖精と衛星斬に対して非常に効果的なカード。大戦争もスペルブレイクも効かず、しかも除外というのが魅力。多くのデッキが多少なりとも冥界を触るこの環境では最強の除去だと個人的に思う。ワンショット系の相手には意味が無いのがマイナスだけどそれを差し引いても強いのは間違いない。予選でほぼ仕事しなかったので本戦では減らしたけど多分減らす必要無かったのではと思う。
・紫色を超える光
自分的現環境最強のメタカード。難題、17妖精メイド、夜行列車、パラノイア、霞網等々刺さるカードを挙げたらキリがない。実質キャントリ付きのカウンターみたいなもの。明らかにサイド向けっぽいカードだけど今の環境なら余裕でメイン採用出来る。
・ひとり杞憂
ジェラシーの方が丸いけど除去したいキャラの多くが高タフネスなのでこちらを選択。露西亜んは怖くて使えん。難題効果に干渉して10輝夜を除去したり大戦争に干渉して17梅霖を除去したり。このデッキが苦手とする14幽々子のような高タフネスのキャラや瞬間冷凍ビームとのコンボが強力な17小兎姫も対処できる。14エレンや14妖夢等も対処可。代替レースも満たせる。
続いてサイドデッキ
・美鈴(14弾)
難題、妖精、衛星斬とtier1がかなりアグレッシブなデッキで占められているので、遅いデッキはライフを守れないとキツいとの判断から。一時しのぎにしかならない雲外蒼天とは違い、効果で継続的に受けるダメージを減らせるのがポイント。
・カタディ
冥界対策対策。あと山焼きとハンデス対策。
スペルはなるべく入れたくなかったので当初は緑のサナトリウムで代用してみたけどやっぱりダメだった。
・根絶
コマンドのフォビ感覚で投入。一旦冥界に落としてから藍や慧音で除外すればフォビと変わらないんじゃね(適当)
・悪夢の終わり
予選終了後にこの構成だと置物に触れない事に気づいて投入。目標を取らない冥界(地獄)除外も優秀。相手の除去に干渉して適当なコマンドを除外して除外コマンド15枚達成、なんて事も出来る。やらなかったけど。
・インドラ
説明不要。入れない理由が無い。
基本的な動きは
序盤:霖之助でアドを稼ぎつつ妹紅を冥界に落とす。危険な相手の冥界のカードは橙で除外。
中盤:ライブラリアウトに気を付けながら妹紅で相手の盤面を崩していく。相手がもたついている場合は橙で殴り始めてもOK。
終盤:藍を出して除外コマンド15枚達成、橙と藍を中心に圧倒的パワーで押し潰す。
というようになっています。
藍はなるべく除外されているコマンドが自身の自動効果を含め15枚以上になるまでは手札に温存しておきます。ですが相手のハンドが少ない場合や十分にカウンターを握れている時は10枚程度しか除外されていない時点でも出します。警戒が付けばアグロ相手でも躊躇なく攻撃出来るようになり、ライフレースを有利に進められるので、対アグロ系デッキの場合は除外コマンド10枚あればさっさと出しちゃいます。
弱点はやはりノードロックですね。重いカードが多いのにノード基盤が脆弱という大きな矛盾を孕んだデッキなのでそこを攻められると簡単に機能不全に陥ってしまいます。あと山札を自ら吹き飛ばしていくので山焼きには非常に分が悪いです。リグルデッキみたいな数の暴力で攻めるデッキも法界の火くらいしか刺さるカードが無いので苦手です。
長くなりましたが今日はこの辺で。ノシ
登録タグ: PhantomMagicVISION
テーマ: | 投稿日時:2015/05/08 00:09 | |
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