どうもキドです。
「MTGってお金が掛かるよね?高いカードばかりだしetc...」と言われ続けてる訳ですが、それには理由がいくつかあります。まず高いカードとは何なのか?...単純に強いからというのもありますが、一番の問題は需要と供給でしょうね(´・ω・`)
デュエルマスターズの「DASHゴールデンリスト」を知ってますか?期限の間はリストに記されたカードはパック等に再録されなくなるというものですが、wikiにも書いてあるように「カード単品の価値の保護を目的に定められたもの」と書かれていますね。再録されて価値が下がる危険がなくなるので安心感があります、Magic:The Gatheringでも同じ...ではなく本家であるので勿論再録禁止カードリストはあります。以下引用...
再録禁止カード
再録禁止カード(Reserved Cards)は、WotCが公式に再録を禁止しているカードの総称、またそのカードのこと。
概要
再録禁止カードは、それに指定されたカードの再録と、それらとカード・タイプ、能力、マナ・コスト、P/Tのすべてが一致するカードの収録を禁止している。
現在再録禁止カードに指定されているカードはすべてウルザ・ブロック以前のレア(レアのない変則的な稀少度のエキスパンションはアンコモン)である。メルカディアン・マスクス以降のカードは存在せず、また現在の再録禁止カードリストが今後更新(追加はもちろん削除も含む)される予定は無いと発表されている。
目的
勘違いされやすい点であるが、再録禁止カードは、シングルカードの販売などを行うセカンダリー・マーケットに対して、再録によって指定されたカードの価値が暴落する可能性の無いことをアピールする目的で設けられたものであり、強力なカードの再録を禁止することでゲームバランスの崩壊を防ごうとするものではない。そのため、このリストにはいわゆるカスレアなども含まれる。
逆にいえば再録禁止カードに指定していなければ、たとえ禁止カードに指定されているほど強力なカードでも再録される場合もある。例としてディヴァインvsデモニックのDemonic Tutorが挙げられる。
問題点
カードパワーに問題が無い、再録されるにふさわしいカードまでもが対象とされているため、現在ではこのリストの存在がR&Dにとって目の上のこぶとなってしまっている。
第9版における税収/Titheや、スカージにおける鉤爪のジィーリィーラン/Zirilan of the Clawなどは開発中にその名前があがったが、再録禁止であるために収録が見送られている。
過去のすべてのエキスパンションから、その時点で再録された経験の無いカードを再録しようと試みた第8版では、それらの選定に苦労したという。その中でもフォールン・エンパイアのカードの選定には特に骨を折ったとのこと(最終的にオークのスパイ/Orcish Spyが選ばれた)。
R&Dはもちろんのこと、過去の優秀なカードの再録を望むプレイヤーにとっても邪魔でしかないが、逆にこれらのカードを扱うショップや投資家にとっては生命線である。そのため、もしこれを撤廃した場合、ウィザーズ社が社会的な信用を落とすことは間違いなく、訴訟社会であるアメリカにおいては命取りになりかねない。
絶対に再録されないんですよ、他のカードゲームでも再録されないカードはあると思いますが、MTGは約20年も続いているTCGで最初期は出回る量が少なかったからかカードによっては信じられないような値段がついています。
古いカードはこういった理由から高いカードが多いです...では新しいカードも高いのは何故か?
MTGは多くの構築ルールがあり、それが競技のように別れています。まず一般的に知られているのが「スタンダード」と呼ばれているフォーマットで、直近2ブロック+1〜2つの基本セットで構成されています。1年に1回ローテーションがあり、古いブロックが新しいブロックと入れ替わります。
次にエクステンデッド、モダン、レガシー、ヴィンテージと説明したいんですが本題のカードの価値について離れそうなので戻ります(;´∀`)
これらのフォーマットが需要だとしましょう、供給は...まぁ、1枚のカードなんで皆が求めるようになるとどうなるかは分かりますよね?
ここからが面白い話でMTGでスタン落ちをしたらカードが使えなくなって紙クズになると勘違いされがちですが、実際のところスタンダードという需要が必要としなくなるだけで他のフォーマットでは使える訳ですよ。単純な話、需要が1つなくなっただけで価値はあまり変わりません...逆に一度レートが不安定になり高騰する場合もあります。最近だとゼンディカーブロックがスタン落ちしましたよね?
信じられない話ですがスタン落ちしてから高騰してるカードが何枚もあります...
《霧深い雨林/Misty Rainforest》
《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
《乾燥台地/Arid Mesa》
《湿地の干潟/Marsh Flats》
《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》
《ゴブリンの先達/Goblin Guide》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
これらのカードは下がる事はないでしょう、スタン落ちをしてから今現在2倍の価値が付いているカードもありますね。理由は上記にも書いた通り、他のフォーマットでの需要があるからです。それにMTGでは世界各国で毎日のように大会が開かれています...プロが出るような大会で全く使われていなかったカードが活躍すると価値が付いたりもします...
それとMTGでは再録があったとしてもあまり価値は変わりません、最近だと...
Entomb / 納墓 (黒)
インスタント
あなたのライブラリーからカードを1枚探し、それをあなたの墓地に置く。その後あなたのライブラリーを切り直す。
Chain Lightning (赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。Chain Lightningはそれに3点のダメージを与える。その後そのプレイヤーかそのクリーチャーのコントローラーは(赤)(赤)を支払ってもよい。そのプレイヤーがそうした場合、そのプレイヤーはこの呪文をコピーし、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。
再録されても値段は全く変わりませんでした、どちらともショップで2,000円以上で置かれています(;^ω^)
再録されたからといって暴落する訳ではないんですよね...
それでは(´∀`*)ノシ
P.S.
再録しても価値があまり変動しないので安心できるんですが、新規には嬉しくないですよね(´・ω・`)
登録タグ: Magic: the Gathering
テーマ:Magic: the Gathering | 投稿日時:2012/02/10 10:19 | |
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