コラム |
[2012/11/21 15:05] |
『コラム:ダイスを振るだけの簡単なゲームです。』 -第17回- 〝【特別企画】各勢力考察〟 ( 1 / 2 )
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新米召喚術師の皆さん、昔やっていたよという召喚術師の皆さんこんにちは。
(ついでに、現役だという無法・・・召喚術師の皆さんもこんにちは)
『aka』です。
今回はまた趣向を変えてゲストにご登場いただこうと思います。
今回のゲストは、英雄ポイントランキング 第1期 第1位 ヒデ さんです。
それではよろしくお願いします。
皆さんはじめまして、ヒデと申します。
現在のブロック3 各勢力(デック)についてご紹介していきたいと思います。
【氷結晶の塔】
現時点で一番使用人口が高く、メタの中心と思われる勢力。
純正吹雪デックや、耐性竜巻のユニットを入れて速度を上げているデックなどがあります。
飛行の展開力を使い、先に本陣リーチをかけてから盤面を支配していくと強い。
勢力内の最強ユニットである《雪竜シルヴァラ》で、正面からゴリ押していくのも悪くないかも。
☆ポイント☆
1.ブロック3最速
《雪に願いを》を使えばネオスタン環境でも最速です。こういった先攻デックは、相手より遅いのが致命傷になります。それが起こり辛いというのは非常に優秀。
2.手数の多さ
スペル枠が多いわけではないのですが、1枠スペルにダメージ系が多く、防御力4くらいまでの相手には対抗数で圧倒することが可能です。
3.風魔女に強い
ブロック2で最も使われた風魔女に対して、勢力のユニット全てに耐性:吹雪があるので、よく採用されている各種吹雪ダメージのスペルに対してかなり有利です。
★弱点★
1.ダイス依存度が非常に高い
戦闘スペルや特殊能力のダメージにダイスを振るものが非常に多く、ダメージが安定していない。調子のいい時はガンガンいけるが、調子が悪ければ防御力5のユニットからの対抗を防ぐことができません。
ポイントで手数が多いことを挙げましたが、ダイス次第で対抗が全て失敗することもあります。
2.使用人口が多い
使用人口が多いということは、常にメタられることを意識する必要があります。
また、必然的にミラーマッチも増えます。
ミラーマッチを考えると吹雪ダメージが有効に働かなくなったり、イニシアチブを稼ぎ、先攻をとることが非常に重要になったりします。使用人口の多いデックを使う以上、ミラーマッチは必ず意識しなければいけませんが、意識しすぎるとデックパワーが落ちてしまいます。
このジレンマとどう向き合うかが非常に難しいところです。
【海賊都市クロスボーン】
《海皇竜カドモス》、《白霧の海賊王ガトー》の両英雄が強く、ユニットやスペルの選択次第で色んなデック相手に優位に戦う事が可能です。運用もさほど難しくなく、極稀はガトーさえあれば組めるので、初心者にもオススメです。
展開力はないので、基本的には電車道が望ましいですね。
ただし戦闘での手札消費が少ないので、相手が展開するなら受けに回っても戦える。
器用貧乏にならないよう相手に合わせたプレイングが大事になる。
☆ポイント☆
1.構築の自由度
カドモス抜きアイテム単構築から、《蘇りし沈没船》を入れたアイテムスペル半々の構築など、色んなデックが組め、スペルもそれぞれ役割が違う為、メタに合わせたデック構築が可能です。
★弱点★
1.デック構築に正解がない
これといって大きな弱点はないですが、メタを読み間違えた時はかなり大変です。
鉄板構築がないので環境に合った構築をする必要があります。
2.ベリアルが苦手
大型で先攻のとりやすい速さを持っている《灼熱の王ベリアル》が非常に苦手です。
対抗でのダメージを8点以上出すのが容易でないため、普通タイミングで能力を使用されると本陣まで電車道なんてことも。
【最後のファラオ】
《真紅の皇帝アギアト》か《琥珀の皇妃フィフィ》を初手に引ければすごく強いのは間違いないです。
ユニット少な目の対抗重視構築か・・・バランス構築か・・・どう組むのが強いのか、まだよく分かりません。素直に火土スペルで組むとデック相性が極端になるので、スペルの選択には工夫が必要です。対抗数を稼ぐため、護法陣は火と土両方入れておくと良いと思います。
《真紅の皇帝アギアト》か《琥珀の皇妃フィフィ》で電車道しつつ、脇から飛行ユニットが来た場合は本陣で迎撃が基本戦法になると思います。
序盤に押されると厳しいので、事故りそうなら大胆な手札調整が必要になります。
☆ポイント☆
1.メインパーティの対抗数
《真紅の皇帝アギアト》+《ファラオ・パイソン》や《琥珀の皇妃フィフィ》+《ペナルティメーター》+《ファラオの処刑人》など、英雄絡みのパーティの対抗数は安定して出すことが可能です。
もしかするとドラジェのような極端な構築ができるかも?
★弱点★
1.大型スペル使いに弱い
火土スペルだけではコンボを絡めないとスペル使い相手に《ティンダー・ストライク》の2Dダメージに頼らなければいけません。
スペル*枠や水枠を用意して《ヴェノム・ミスト》や《アイス・ミラー》を入れてみるといいかも。
【黄金の獅子宮】
銀嶺のリヒテルスには勢力が書かれたカードは収録されていませんが、他勢力より傭兵を採用しやすく、デックのカスタマイズは色々できると思います。
《海豹姫ウィンリィ》はバステトの打点を補いつつ対抗数を稼げ、《夢魔の美姫リリム》は先攻を取りつつ苦手の太古の巨神相手にも有利に戦えます。
また、煉獄のガルシルトの勢力相手は単純に殴ってこられると非常に厳しかったが、銀嶺のリヒテルスの勢力相手は対抗勝負に持ち込めるため、あんまり不利という印象はない。
展開しての消耗戦には向いていないので、きっちり強いパーティを揃えて電車道が基本になる。《眠れる獅子ネメア》がいれば展開する相手を受けることも可能だと思います。
☆ポイント☆
1.かわいい
かわいいは正義!
★弱点★
1.相手次第で聖スペル枠が役に立たない
聖スペルで攻撃に対抗できるのが《ゴールデン・メイン》しかない。
2.同時攻撃に弱い
ユニット全般に、ディフェンダーと書かれているため基礎値が低い。
【紅河ノ國】
こちらも銀嶺のリヒテルスには勢力が書かれたカードは収録されていないが、新規スペルと護法陣は投入の余地が大いにあると思います。
召喚地形の展開力を活かした6、8レベルの大型ユニットメインの地形の多い構築と、戦闘での対抗を意識した4、6、8レベルの地形の少ない構築が考えられます。
飛行大型ユニットの展開力を利用し、相手の体制が整う前に盤面で押していきたいですね。
最大対抗数はあまり多くないので、真っ向勝負はあまりオススメできません。
地形多め構築なら《灼熱の猛将モロク》の能力が凄く強いです。
また、《灼熱の王ベリアル》を引ければ海賊都市クロスボーンは苦戦するでしょう。
☆ポイント☆
1.展開力
とにかく《ファイア・クレスト》が強い。
後手でも戦闘せずに本陣斜めから先にリーチをかけることも可能です。
2.使い心地がいい
良くも悪くも大味なデックなので、気持ちよく使えます。
★弱点★
1.行動完了にされる効果に弱い
大型ユニットがメインなので、1体行動完了にされると基本的に攻撃が通らなくなる。
《ブルー・ライトニング》と《アイス・コフィン》のある氷結晶の塔相手は相当厳しいです。
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