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[2012/10/27 08:00] |
【DP×FoW企画第3弾】いよいよ発売のスターターデッキを使った「スターターデッキカスタマイズのススメ」
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【DP×FoW企画第2弾】で紹介したスターター3種がいよいよ発売!
各種スターターの特徴はプロデューサーの市川氏が詳しく解説してくれています。
そちらの記事もまだご覧になっていない方は是非一読ください。
⇒【DP×FoW企画第2弾】発売間近の『Force of Will』スターターについて迫る!
スターターを自分なりにカスタムしてみよう
さて、FoWですがこのTCGは
・リソースが別にある
・カードにコストがある
という特徴を持ち、類似のTCGをプレイした事のある方は少なくないと思います。
皆さんは「マナカーブ」という言葉を聴いたことがありますか?
この「マナカーブ」は「マナ」という単語からもわかるように、MtGの用語です。
マナカーブとは、MtGに使用するデッキ内の呪文を点数で見たマナ・コスト別に並べ、それぞれに含まれるカードの枚数をグラフにしたときに描かれる曲線のことを指します。
マナカーブを意識しないで構築を行うと序盤のリソースが少ない場面で重い呪文ばかりが手札にあっても動けず、逆に終盤のリソースが多い場面で軽い呪文ばかりではカードパワーの差で負けてしまう。といったことが発生します。
コンボデッキなどは、ゲームの展開や・テンポなどよりもコンボを成立させることに重点を置くのでこのあたりは意識されません。
スターターは基本的なカードが多いのでテンポよく展開していくためにも「マナカーブ」を意識しておくとよいでしょう。
まずは基本から。単色デッキのススメ
どんなTCGでも、最初は単色が基本。
ルールを覚えるにも、セオリーを見つけるにも、まずは単色デッキから使ってみましょう。
今回発売するのは、炎、光、水それぞれの属性のみで組まれたスターターデッキ。
メインデッキ40枚と対応した魔石デッキ10枚が入っています。
▲『烈火の群狼』 |
こちらは炎デッキ「烈火の群狼」
イメージカラーの赤を基調としたイラストが目立ちます。
【DP×FoW企画第2弾】で市川プロデューサーが、
「『総コスト2以下のリゾネイターを召喚ターンに攻撃可能とする』能力の他、
新能力『爆散』も付与できる超攻撃型に仕上がっております。」
と解説している通り、炎のデッキはとにかくコストが軽く、攻め姿勢のカードが揃っています
▲『滾る血』 |
このカードは炎ウィル1つで使用できるアディション。
【+400/+400】する代わりにアディションしているリゾネイターはブロックに参加できないという、超攻撃的な炎らしいカード。
「このカードは召喚したターンに攻撃に参加できる」という参戦能力を持つリゾネイターと組み合わせることで、一気に相手のライフを削りに行ってくれます。
▲『猛火の進撃者 アザゼル』 | ▲『サーベルタイガー』 |
超攻撃的な分、防御には一抹の不安のある炎のリゾネイター達。相手に1体でもブロックできるリゾネイターがいると、簡単に返り討ちにあってしまいます。
ではどうしましょうか?防御力を上げる?いやいや、炎属性にそんな後ろ向きな意見はいりません。
炎の特性は攻撃あるのみ。邪魔なリゾネイターがいるなら焼き払ってしまえば良いのです。
▲『ファイア・ボール』 | ▲『烈火獣 バンム』 | ▲『紅蓮の方天画戟』 |
リゾネイター1体にダメージを与えるスペル「ファイア・ボール」、戦闘で破壊されるとダメージを飛ばす「烈火獣 バンム」などダメージを与えるカードは炎の得意とするところ。
「紅蓮の方天画檄」は、出てきた瞬間に味方も含めたすべてのリゾネイターにダメージを与えるというド派手な効果。このリゾネイターが降臨した後には、戦場には何も残っていないでしょう。
これらスターターのカードに、既に体験会などで配布中のハーフデッキから少量加えて構築したのがこちらのデッキ。
ルーラー | ||
---|---|---|
火炎武刀士 ウシュア | ||
リゾネイター | ||
コスト | カード名 | 枚数 |
炎 | アサクナの切込隊 | 4 |
炎 | アサクナの特攻隊 | 4 |
炎1 | 烈火獣 バンム | 4 |
炎1 | パロット・ドラゴン | 4 |
炎2 | アサクナの突撃兵 | 2 |
炎2 | サーベル・タイガー | 3 |
炎2 | 灼熱の精霊 イフリート | 2 |
炎炎2 | 猛火の進撃者 アザゼル | 2 |
炎3 | 紅蓮獣 ガーク | 2 |
スペル:詠唱 | ||
炎 | ファイア・ボール | 4 |
スペル:詠唱破棄 | ||
炎 | 火焔術~修羅~ | 4 |
スペル:詠唱待機 | ||
炎1 | 肉体強化 | 3 |
アディション:リゾネイター | ||
炎 | 滾る血 | 3 |
現在の炎属性のカードプールから、やはり速さを活かすのが良いと考え、「速攻」をコンセプトに構築してみました。
速さを重視するため、コストの重たいカードは極力排除。
代わりに2コストの[烈火獣 バンム]の枚数を増加。ルーラー効果で召喚ターンに攻撃できるコスト帯なので、
よりスピーディな戦いが展開できます。
キーカードは、現状唯一攻撃以外でプレイヤーにダメージを与えられる『アサクナの特攻兵』。
また、戦闘では倒しづらいリゾネイターの対処用に、ハーフデッキから「詠唱破棄」の「火焔術~修羅~」と「紅蓮獣ガーク」を追加。
「紅蓮獣ガーク」はコストこそ重たいですが、このデッキの天敵とも言える光のリゾネイター「決闘の騎士 モルドレッド」を破壊できる重要なカード。
本当に倒したい相手が出てくるまで、手札にしっかりキープしておきましょう。
▲『火焔術~修羅~』 | ▲『紅蓮獣ガーク』 | ▲『アサクナの特攻兵』 |
1ターン目に「アサクナの特攻兵」で攻撃、2ターン目に「滾る血」を特攻兵に付けてさらに攻撃と、序盤に殴り続けるのが理想。
最初に「アサクナの特攻兵」を出すのは、破棄することで、リゾネイターかプレイヤーにダメージを与える効果があるため。
スペルなどで破壊しようと思っても、チェイスでダメージを飛ばされるので、相手にしたら嫌なカードになると思います。
相手のブロッカーが増えてくると攻撃が通しづらくなるので、「ファイア・ボール」「火焔術~修羅~」などの火力スペルで破壊しつつ、こちらの攻撃を1発でも多く通していきます。
ブレイクで召喚できるリゾネイターも4種類、計13枚入っていますので、ライフブレイクもどんどん使っていきましょう。
最初のターンで[猛火の進撃者 アザゼル]をめくれたら、それだけで勝ちきってしまえるかもしれません。
光と水を組み合わせてみよう。混色デッキのススメ
単色に慣れてきたら、次は光と水のデッキを見てみましょう。
【DP×FoW企画第2弾】で市川プロデューサーも指摘しているように、水のデッキは
「中盤以降で真価を発揮する属性のため、速い展開で場を乱されると一方的に敗北する可能性がある他、バウンススペルの使いどころを見極める必要があるデッキ」
と解説している通り、序盤のカードは頼りないです。
▲『マーメイドの見習い学士』 |
しかし、このカードはチャンプ・1ドローという重要な仕事をこなしてくれます。
更に、光と組み合わせることで
▲『回復導師』 | ▲『キャスリング』 |
などを使用することができ序盤を凌ぐことを容易にしてくれます。
そして序盤を凌ぎきった後に中盤から
▲『大天使 ミカエル』 | ▲『大海の暴竜 リヴァイアサン』 |
などの高コストのリゾネイターを召喚すれば軽量のリゾネイター達を抑え込むことができるでしょう。
高コストのリゾネイターやデッキの細部はルーラーの選択で変わってくるでしょう。
▲『王宮守護魔道 フレイア』 | ▲『太陽の騎士デルピニオス』 |
色拘束が厳しく、プレイしにくいですが
▲『信託の騎士 ガラハッド』 |
などをプレイできれば序盤からでも戦っていけるはずです。
しかし、これらのカードはプレイした時点では仕事をせず、返しのターンで除去されてしまうとアドバンテージを失いやすいカードです。
スターター環境では赤が除去を持つので相手が赤を触っていたら慎重にプレイする必要があるでしょう。
【ルーラーの選択肢】
体験版のハーフデッキとスターター3種だけの環境ですが、現環境でも充分に構築を楽しむことができます。特にルーラーの選択でデッキの中身が変わってくるのが『フォース・オブ・ウィル』の特徴でもあります。
ルーラー | ||
---|---|---|
水鱗の双剣 | ||
リゾネイター | ||
コスト | カード名 | 枚数 |
水 | マーメイドの見習い学士 | 4 |
水1 | 叡智のマーメイドエア | 4 |
光1 | 回復導師 | 4 |
水2 | 高波の踊り子 | 4 |
光光1 | 信託の騎士ガラハット | 2 |
光光1 | 決闘の騎士モルドレッド | 2 |
光3 | 戦乙女ヴァルキリー | 4 |
光3 | 大天使 ミカエル | 4 |
スペル:詠唱破棄 | ||
水1 | 押し流し | 4 |
スペル:詠唱待機 | ||
水1 | 和平交渉 | 4 |
光光 | キャスリング | 4 |
配布されていた光水デッキのルーラー
『水鱗の双剣』
このルーラーは
・最速3ターンにはJすることができる
・リゾネイターに飛翔を与える。
・指定攻撃・貫通を合わせて持つ
と、非常に強力なテキストを持ちます。
条件が2枚を詠唱待機させないといけないので
環境にある詠唱待機のカードを多めに積み、J後は指定攻撃で相手リゾネイターを破壊しながら貫通ダメージをプレイヤーに蓄積させていきます。
登場時に2体バウンスさせることができるので盤面を常にコントールしながら
『キャスリング』や『押し流し』
などを構えながら、Jルーラー主体で序盤から攻めていくことも可能です。
詠唱待機を登場時に破壊する
『紅蓮の闘神 アグニ』
軽量ながら速攻で1000点の
『猛火の進撃者 アザゼル』
などは苦手とするところなので、そういったカードには注意が必要でしょう。
※こちらのルーラーは「MyPage登録キャンペーン」で配布された「「光」と「水」の混合ハーフデッキ」 のものです。
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フォース・オブ・ウィル スターターデッキ 潮騒の王宮
発売日:2012年10月27日 価格:1,430円(税込) 発売元:FORCE OF WILL株式会社 カード50枚+ルーラーカード1枚入り構築済みデッキ(解説書・ルールシート・プレイマット同梱) ⇒デッキ内容は固定、スターターデッキ限定カード含む【SR1枚、R2枚、UCルーラー1枚】 初回限定特典!ルーラー用特製トップローダーを同梱 |
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