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最後まで記事を読んでくださった方に抽選でハーフデッキをプレゼント！
【DP×FoW企画第1弾】では、『Force of Will』について宍戸氏・市川氏から深い部分の話まで引き出すことができ、『Force of Will』とはどういったTCGなのかをお伝えできたと思う。
そこで、【DP×FoW企画第2弾】はもう少し「ゲーム」という点で踏み込み、実際に発売されるスターターの特徴について伺ってみた。


Q1.【D】：スターターもいよいよ発売を迎えます。第一弾では炎・水・光3種類のスターターが発売とのことですが、このスターターはどういった内容になっているのでしょう？



A1.【市】：まずはForce of Willのルールを理解していただくためのエントリー商品としてスターターを発売いたしました。内容は炎・水・光属性それぞれを象徴する能力を中心に封入しております。既に体験会でもハーフデッキをプレゼントさせていただいたり、ヴァルハラ統一選という大会も実施させていただいておりますので、完全なバニラカード（※１５）というよりは基本的な能力ながらそれぞれのカードが今後発売される第一弾ブースター以降も利用していただけるようなバランスとなっております。


Q2.【D】：体験会に参加して、スターターを購入してみようと思ったユーザーに対してはスターターはある程度体験用デッキより広がりのあるものになっていることをユーザーは期待しているかと思います。
体験会に参加したユーザーも満足できる内容となっているのでしょうか？

A2.【市】：まず、体験会でお配りしたデッキとスターターに封入されているカードは1種類程度しかかぶらないように手配しております。また、体験会版はイラストがかなり寄りで印刷されておりましたが、製品版はしっかりと全体像や背景が見えるようになっております。また、正式なライフ4000点でのプレイングはハーフデッキのプレイングとも大きく異なり、ライフブレイクの使いどころや大型リゾネイターの攻防などがより戦略的に必要となると言えます。



Q3.【D】：それぞれ炎・水・光のデッキの特徴はどういったものになっているのでしょう？

A3.【市】：では、一属性ずつご説明させていただきます。


まず光属性の特徴は優秀な低コストリゾネイターが多く、ダメージの無効化やライフ回復を能力として持つものが多く封入されております。また【飛翔】を持つリゾネイターも比較的多いため、プレイヤーへのダメージソースもしっかりと確保されております。



序盤は低コストのリゾネイターを多く展開して防御を固め、キーカードである『大天使ミカエル』を筆頭に【飛翔】を持つリゾネイターで殴るというのが基本的ですが、意外と強力です。また、『キャスリング』のようなダメージ無効化＆ライフ回復の手段も豊富で、『大天使ミカエル』が出てしまえば条件能力によってレスト状態となった円卓の騎士をリカバーし、防御要因に回すことも可能。ルーラーの能力もリゾネイターをパワーアップする能力が二つも揃っており、戦闘における守りの堅さは全属性中随一でしょう。

また、ルーラーのジャッジメント時の能力は『全てのドラゴン族と悪魔族を破壊する』というもの。スターター環境下では炎属性と水属性の最強リゾネイターはドラゴン族か悪魔族であるため、使いどころを間違えなければ一気に戦況をひっくり返すことも可能です。
ただし、全体的に直線的なプレイを身上とするカードが多く、バウンスなどダメージ以外でリゾネイターを除去するタイプのスペルには抗う手段がないため、リゾネイターを展開したからと言って過信は禁物です。





次に炎属性です。炎属性は全体的に攻撃力が高い反面、防御力が低いリゾネイターが多く存在します。参戦能力によって召喚したターンで攻撃可能となるリゾネイターやダメージを与える攻撃スペルが多く封入されております。また、ルーラーの能力も体験会で人気のあった『総コスト2以下のリゾネイターを召喚ターンに攻撃可能とする』能力の他、新能力『爆散』も付与できる超攻撃型に仕上がっております。

『爆散』とは、『爆散』を持つリゾネイターが戦闘で相手リゾネイターにダメージを与えた場合、バトルフェイズ終了時に『爆散』を持つリゾネイターとダメージを与えた相手リゾネイターを破壊するという自爆能力です。
攻撃に特化した特長を最大限に活かすためにも序盤は玉砕覚悟でリゾネイターでのアタック宣言をどんどん行い、中盤以降は『ファイア・ボール』を中心とした攻撃スペルで相手のブロックリゾネイターの除去と隙をついての奇襲攻撃でライフポイントを一気に強奪していく展開の速いプレイングがオススメです。



ブロックリゾネイターを並べられたとしてもＤＥＦ400以下のリゾネイターを焼き払う『紅蓮の方天画戟』の参戦能力やルーラーのジャッジメン時の能力で一気に巻き返しが可能です。
ただし、基本的にはダメージを与えてなんぼの能力が多いため、光属性の得意とするダメージ無効化には注意が必要。また、防御面は『アサクナの突撃兵』や『滾る血』など防御不可のカードも存在するため、攻め時を凌がれると非常につらーい時間が待っています。





最後に水属性です。水属性はＡＴＫやＤＥＦのステータスはそこまで高くないもののバウンス能力やレスト能力など、相手のプレイングを妨害するカードが多く封入されています。

序盤は炎属性や光属性のスピードに一歩及ばないが、ドロー能力を持つマーメイドやバウンス能力を持つ『ファントムリバイバー』で凌ぎ、中盤以降で『迷宮の捕縛者』や『ミラージュナイト』の効果でじわじわと場を逆転させていく玄人好みの展開を得意とします。また、序盤で手札に『大海の暴竜　リヴァイアサン』があるならばすぐにルーラーをジャッジメントし、Ｊルーラーの条件能力によって手札を2枚捨てることでコストを無視して召喚を行うことも可能というギャンブル的ではあるものの強力な速攻という一面ももっております。

さらに、ルーラーの条件能力でレストすることでリゾネイター1体をスペルや能力の対象外とすることできるため、炎属性はもちろん、強化スペルを得意とする光属性もスペルや能力の使用を躊躇せざるを得ない状況を作り上げることが可能です。
中盤以降で真価を発揮する属性のため、速い展開で場を乱されると一方的に敗北する可能性がある他、バウンススペル（※１６）の使いどころを見極める必要があるデッキだといえます。







【D】：本日はありがとうございました。
最後にこの記事を見たり、各地の体験会などで『Force of Will』に興味を持ってくださったユーザーの方々に一言お願いします。

【宍】：Force of Willはユーザーの方々が慣れ親しんだTCGのルールと共通する部分は多く親しみやすいゲーム性になっていると思います。
しかし当然、違うルールもある別のTCGですので、FoWならではのゲーム性を楽しんで頂ければと思います。
また、偉大なTCG、人気のTCGに取って代わるべく開発されたTCGでもありません。しかし意外と今まで無かったポジショニングでもあり、FOWが果たせる役割も大きいのではと考えております。
FoWは我々のものであって、我々だけのものではない。我々ができる事、我々が求められている事、そして我々が実現したい事。TCGの過去から受け継ぐべきものと、TCGの未来へ引き継いでいくべきもの、この様々な要素のバランスを試行錯誤しながら学ばねばなりません。そしてルーラーを初めとしたFoWのキャラクターと、関係者や業界の方々、多くのユーザーの方々と共に、10年続くTCGを目指して共に成長していきたいと思います。
我々なりに頑張って行きますので、応援宜しくお願い致します！



『Force of Will』について色々な角度から紹介してきた今回の連続企画、如何だっただろうか？
特に
・TCGに対する真摯な姿勢
・戦略性の高い、ファンタジーの王道の世界観をもつTCGの実現
・ユーザーに対してしっかりとサポートを行う姿勢
といった辺りは、非常に印象的であった。
DuelPortalとしても、この完全新規オリジナルTCGに今後も注目していきたい。

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Force of Will公式サイト