備忘録

久々の更新。
なんか前に更新したのが12月末みたいですね。
あけましておめでとうございます。(今は5月である。)


今更ですが制限改訂してから定期的にニセコイの構築は練り続けているわけですが、回せば回すほどカードパワーが高いデッキだなぁという印象を受けます。
小野寺スキーの僕は小咲、小春の姉妹軸でブヒりたいんで追加はよとか言ってるだけですが。


万里花の1枚制限や楽の選抜入りで以前ほどの勢いはなくなったものの未だに強いタイトルですね。




構築を考えてずっと悩んでいたカードが「修羅場な万里花」です。
「修羅場な万里花」についての雑感を備忘録的な意味合いで書いていきたいと思います。


そもそも「修羅場な万里花」ってなんなの？っていうと

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修羅場な万里花 NK/W30-056
レベル：1　コスト：0　パワー：5000
特徴 <警察><鍵>
【自】 このカードのバトル相手が【リバース】した時、あなたのクライマックス置場に「10年間の想い」があるなら、あなたは自分の控え室のキャラを1枚選び、手札に戻してよい。

http://ws-tcg.com/cardlist/?cardno=NK/W30-056 より引用

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というカードになります。


「修羅場な万里花」を採用するメリット、このカードの強みとしては

・色が赤色
・対応CXが扉
・10キャラでありながら、対応コストがないのでストックを温存したままハンド維持が可能
・黄ペン、集中で山に触れる手段の多いニセコイの貴重なサルベージ手段
・ナツイロ～、気の合う～との相性の良さ
・対応に成功した場合、手札枚数を下げないまま、質のいい手札で次のターンを迎えられる
・多面シナジーすればそれだけサルベージを多くできる
・ペンダントに左右されない

ぐらいでしょうか。なんだこのカード強い

注釈として言っておきたいのは、別に「修羅場な万里花」が弱いというわけではないとは自分も思います。

何より黄ペン,デート,相打ちという構築だとサルベージが薄くなりますし、0-6止めが刺さることが多々あります。扉打てねぇなんじゃこりゃっていう。


じゃあなんでお前は使わないんだ、という理由を書き留めるのが今回の記事の目的になります。


～修羅場な万里花を使わない理由～

①パワーラインの低さ


結局大きな原因はこれにあります。
扉込60、応援込65、ナツイロ気の合う込75 が現実的な想定パワーラインでしょうか。
ここに集中、アタック時パンプを入れるともう少し見れそうではあります。

しかし、このパワーラインは扉を貼った時の想定です。
貼れなかった時どこも割りづらくなってしまうのが「修羅場な万里花」の大きな弱点と考えます。

また、修羅場な万里花が公開領域に見えた場合、相手は間違えなく超え辛い盤面にしてくることが想定されます。助太刀も無理ない程度で握ってくるでしょう。
50というパワーで相手が用意した盤面を安心して超えるようにするにはそこそこ無理をしなければなりません。


②対応を打つタイミングの問題


「修羅場な万里花」を多面で打つ＝それまでのターンに必要なカードを揃えておく、ということで、対応を軸にした内容の手札になっていると思います。
「修羅場な万里花」は返し50のため返ってくることはほぼないです。と考えると、Lv1の次のターンも対応できる手札は、引きが良くなければシナジーで揃える必要があることが想定されます。

また、Lv1の1ターン目でCXで相手の1周目にソウル多くぶつけたいなぁというのはよくある局面です。これはシナジーではなく、CXをを打つタイミングの話になってしまいますが。

まぁ大体言いたいことはわかると思うんですけど、①も踏まえると、相手の面が硬くない状態で自分のLv1の1ターン目で打ちたいです。
つまり「修羅場な万里花」の対応を使うということは先上がりを強いられるということです。それも必要性で言えば結構高め。
先上がりをできないとそれでテンポをとられてしまいそうです。


③サーチ手段の消費


「ニセコイはサーチが強いから修羅場打ちやすい」というのをよく耳にします。

そもそもニセコイのサーチ力は黄ペン、サーチ集中がその多くを担っています。ピン投もそれ故に活かしやすいですし、それがニセコイの対応力をあげています。
黄ペンで「修羅場な万里花」持ってきてシナジー、は確かに強そうです。

しかし、ニセコイには他にも強いカードはいっぱい存在します。早出し、チェンジを採用していればそれらのためにサーチを使いたいですし、1帯には「修羅場な万里花」以外にも強力なカードが多く存在します。

また、「修羅場な万里花」を使う以上アタック時パンプやパワー集中を持ってきたくなる局面もあると思います。しかし、それは他のターンでも役立つのならいいのですが「修羅場の万里花」のためだけだと、どうなんでしょうか。

「修羅場な万里花」よりも、対応のためのカードよりもサーチで持ってきたいものってないかな？と自分は思ってしまいます。


④他の1帯の存在


だいぶ書くのが疲れてきました。
今まで当該カードのみにスポットを当てていましたが、別のカードにも目を向けます。

ニセコイのLv1はものすごく優秀で、ペンダントを打たないと機能しないとはいえ1065、1相打ち、65で殴れるクロアン、cip65などなどなど…
とにかく優秀なカードがいっぱいあります。つまるところ、果たして「修羅場な万里花」に頼る必要があるの？ということです。

対応を打たないということはそれだけ他にサーチが当てられますし、他を採るとパワーラインが上がったりします。サルベージがなくなることで割って割られてのゲームで息切れする可能性は上がりますが、対応を積む必要性に自分は疑問符です。


⑤多面シナジー時の初風の存在


選抜入りしたと言っても、未だに艦これは強いです。

そしてその何が恐ろしいかというのが、どれを選抜しても形になってしまうということです。初風選抜に当たる可能性は十分にあります。

フロントアタックします!ソウル-1から！ドラ乗って0です！


⑥扉打てなかった時が怖い


①でも触れましたが、本当に対応を打てなかった時が怖いです。

指定されたCX、サーチ、サルベージできない4枚を手札に加えておくというのは毎試合できることではないです。扉が握れなかった時、「修羅場な万里花」はバニラより500低いだけのカードに落ちます。

「修羅場な万里花」は揃っているけど、扉が握れなかった場合5000で相手の1帯に抗わなくていけません。非常に辛い試合になってしまうのではないでしょうか。

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以上挙げたのが自分が「修羅場な万里花」を使わない理由でした。


長々とかいちゃいましたがまとめると
・パワー低い
・先上がりして扉打てないと辛い
・他にサーチした方が強くね？
・初風怖い
ということです。

そんな感じで僕のニセコイからはいなくなってしまったわけですが、結局使ってると、「修羅場な万里花」に動きを振り回されているなぁという感じが強いです。


自分は今の構築のコンセプトとも合っておらず抜いてしまいましたが、積むなら「修羅場な万里花」は枚数を多めにせず、「お、今打てそうじゃん」って時に打つという寄せ方にした方がデッキ全体の完成度として高そうな感じがします。

追記
カード名、「修羅場の万里花」になってたみたいです。ご指摘ありがとうございました。

おわり