2枠確定になった代わりに、ダメージが安定したプリズム・ブレイク。
正直、微妙。
何度か書いてきていますが、ブロック3以降、スペル枠1枠の価値は、ユニットが持つスペル枠数が減少してきたことにより、上昇傾向にあります。
にも関わらず、スペルの強さとしてはブロック2並。
確かに10点は強力ですが、スペルXを持つユニットにたいしては万能対抗となるホーリー・ブレイズより強いかと言うと・・・
見方しだいではありますが、汎用性で言うとポイズン・ハンドよりも低いと言ってしまうこともできます。
しかし、このスペルの10点という部分に目を向けると、また違った側面が見えてきます。
スペル1枠の価値が高まったとは言うものの、実際のところ戦闘スペル自体は「1枠スペルが有効な防御力の上限が上がった」だけであり「2枠スペルも含め、スペルでのダメージ上限は減少傾向」にあります。
ブロック3の頃何度も書きましたが、ブロック3以降の2枠スペルの基準ダメージは2Dです。
これにより現環境は大型ユニットが相対的に強くなっているのは何度も述べてきたこと。
ブロック4に至っては、秘伝を除くとdualからダメージが発生すること自体が減少し、定番の攻撃対抗や対空対抗以外ほぼ打ち消しとなっています。
そのような視点に立つと、2枠スペルで生み出せるダメージという意味では、ユニットの持つスペル枠数は減少傾向にあるにも関わらず、明らかな減少傾向にあります。
そのような意味で、固定値10点を出せるスペルはそれだけで貴重だと言えます。
まあ、今後もこのようなスペルの傾向が続くとは限りませんが・・・
では、このように貴重な固定値10点ダメージは本当に必要でしょうか?
こんななかにあって破格なはずのスペルがあります。
グラヴィトンです。
しかしこのグラヴィトン、以前のレビューでも書きましたが、出番があまりなく、腐りにくいメデューサ・アイを優先することが多いです。
つまり、実際問題対大型であっても、dual打ち消しや定番の20点対抗の水準でなんとか対処出来ているということです。
まあ、歩行の大型は大型スペラーよりは少ないので、ヒートストロークが本当にデックに要らないかの基準にするには大味ですが、10点ダメージのために他のスペルを押しのけてまで採用する価値はない、ということの基準にはなると思います。
正直、バステト以外に採用するほどのスペルではないですし、バステトの持つ枠数次第ではバステトデックからでも抜ける可能性のあるスペルだと思います。
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テーマ:今日のカード(モンコレ) | 投稿日時:2013/06/21 09:23 | |
TCGカテゴリ: モンスター・コレクションTCG | ||
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