ＴＣＧ四方山話

今日のカードにようやく追いつきました。

トライアルデック「魔女」より、「ヒポグリフ」です。


ヒポとは、ギリシャ語で馬のことです。
なので、ヒッポスは実は馬の種族なのでしたｗ

ちなみにタウラスはおうし座のことですよね。

あれー？

まあ、それはさておきｗヒポグリフです。

このモンスターは、グリフォンが雌馬を襲ってｗ生まれたモンスターとされています。

そのため、後ろ半身がライオンではなく馬になっているのです。

因みに、ギリシャ神話に登場するヒポカンポスというモンスター（ＭＣ１にはいましたね）は、上半身が馬で、下半身が魚となっています。


そろそろカードの方へ参りましょう。

ヒポグリフは、ＭＣ１、ＭＣ２と登場、亜種のウィンド・ヒポグリフは、ＭＣ２、Ｇレギュと登場でした。
それぞれの変遷を追って見ましょう

ＭＣ１　　ヒポグリフ　　　３／３／１　イニシ：＋２
ＭＣ２　　Ｗ・ヒポグリフ　３／４／２　イニシ：＋２
　　　　　ヒポグリフ　　　③／３／１　イニシ：＋２
Ｇレギュ　Ｗ・ヒポグリフ　③／４／２　イニシ：＋２

そして今回のヒポグリフが　③／４／３　イニシ：＋２

となりました。

確かにＭＣ２のヒポグリフと比べて見たら攻撃＋１、防御＋２と結構な強化ですが、そもそもＭＣ２末期に何となく出てきたカードで、その当時のバランス的にもまるで使い物にならなかったのです。

なので、実質ＧレギュのＷ・ヒポグリフからの比較で見れば、たった防御が１増えただけなのです。

実際、ブロック１に収録で同じ種族：ビーストでもある「マッド・モール」と比べても、飛行でイニシが１増えた代わりに防御が１下がり、特殊進軍が無いのです。

私は特殊進軍の方が強いと思いますが、仮にそれを飛行進軍と棒引きにしたとして、イニシ１差程度はダイスの出目次第でどのようにでもなるレベルですから、その他の効果での死亡し易さを考えたら防御３と防御４は雲泥の差でしょう。


そういう意味では、極端な事を言えば攻３防１のままでも良かったのでイニシ：＋３が付くとか、攻５防２であるとか、何処か特化した能力の方が嬉しかったですね。
その方が、「クローヴィスの獣使い」と組ませても強かったでしょうし。

中途半端に丸くなって、箸にも棒にも掛からないユニットが出来上がったように思います。



ということで、今日のカードでしたー
また明日お会いしましょう。ではではー