カニ。

一応ちょっとだけニュースに触れておくと、IGRでウェイカーのストーリーを反映したイラストで竜の巫女が収録されるようですね。イラスト自体は真竜の戦歌(ドラゴニック・オーダー)に封入されてた先攻/後攻マーカーのものですね
　
　
さて、ふと思い立ったのでユイの話をします
基本的にユイ視点およびユイ基準で書くため、青以外の(特に赤と緑の)世界に関しては皮肉や侮蔑に満ちた表現となります。僕個人の恨み妬みとかは多分ありません。気に障ったら謝りますが、誤字などでない限り文章を修正するつもりはありません
　
　
とりあえず当初のプロフィール

青の竜の巫女 ユイ
年齢：不詳
性別：女
青の世界の機械と支配を司る巫女。
失われてしまう命を不憫に思い、また、肉体や感情は無価値と結論付けており、滅びを知らぬ機械と情報の世界に変えようとしている。
生物としての限界を取り除くため日頃から人間観察と称してデータ集めを行い、有能な人間に出会うとサイボーグ化を押し付ける。

2015年夏キャンペーンのPRカードに追加された情報で
身長：136cm　／　推定年齢16歳　ということが明かされている
　
それと青の世界の未来については長いから公式を参照してほしいんだけど、要約すると
・青の世界はコンピュータ(シャスター)が人間社会を支配・管理している
・クローン人間(バトルドレス)の住む機械化都市と、機械化に反抗する非クローン人間(マーメイドなど)で争いがある
・旧人類(マーメイドなど)を殲滅するための兵器として作られたのがメタルフォートレス
・重要※シャスターに管理されている都合上、都市に住むクローン人間に生殖能力はない
　→バトルドレスはいくらエロいことしても妊娠しない。マーメイドは子作りできるよ
　
改めて設定を読み直すとひどいディストピアだな、青の世界
そしてバトルドレスは絶対に妊娠しない設定になっているが《B03-039 休日のアトリア》とか見る限り娯楽などの文化は現代からそれほど変わらず継承されているようなので貞操観念のヤバい奴とかもいそう(粛清されてそうでもあるけど)
なにこのエロ漫画の導入みたいな話
　
　
閑話休題
ユイにとっての理想は、アナログな肉体を放棄し情報化された無駄のない世界
フレーバーテキストでもたびたび語られている
それゆえ根性論を振りかざすメイラルや、脳みそまで筋肉でできてそうな緑の連中を嫌っている

君をアップデートしたいな。
・B06-105　青の竜の巫女ユイ
　
適正化された音声なんて簡単につくれる。ユイには肉声にこだわる理由がわからないよ。非効率だ。　～青の竜の巫女ユイ～
・B09-040　新ユニット結成！
　
計画性のない繁茂なんて無意味で非効率だ。ユイは緑の世界の存在自体が耐えられないよ。　～青の竜の巫女ユイ～
・B11-037　超無窮螺旋ヘリカルフォート
　
――青き竜の巫女よ、何色を拒む？
「どんなに手を尽くしても、物質の老朽化を避けることはできない。データ化こそ進化の最終形ってこと、理解ってるよね？　死に損ないのくせに、ウイルスのような繁殖力はさすがだよ。最優先でゼロへ書き換えようか、緑の世界は」
・P11-005　青の竜の巫女ユイ
　
――赤き竜の巫女よ、何色を否む？
「振り絞った勇気、挫折からの奮起、底知れぬ憤怒。爆発した感情が強さの限界を突破させ、凡人を勇者たらしめることは明白です。よって、向上心が見られず路傍の石にしかならない青の世界は、真っ先に滅ぼさなくてはなりません」
・P11-004　赤の竜の巫女メイラル
　
――緑の竜の巫女よ、何色を憎む？
「大樹ユグドラシルは我らの安息を約束する唯一無二の存在にして、象徴。貴賎なく万物を受け入れる。だが、敢えて優遇してやろう！　破壊と侵略しか能のない赤の世界の蛮族どもよ、貴様らは先陣を切って地に返るべきと知れッ！」
・P11-008　緑の竜の巫女クシュル

11弾のプレイヤーカードに記されたフレーバーテキストから、赤と青と緑の巫女たちはそれぞれに互いを敵視しており、白はみんな仲良く(最終的には白に同化)させようとしていて、黒が(自分も含めて最終的には)みんなで共倒れになろうと誘ってる
まぁ実際に顔を合わせるとだいたいどの色の世界でも喧嘩になるのはソトゥミサ放送局で二人ずつ呼び出したときに周知の事実。むしろ18弾のショートストーリーで、共通の敵がいるとはいえ表向きにでも手を組んだ方が驚きだよ
　
ユイが他の巫女を敵視する理由は導く先が違うって理由だけじゃないけどね
マーメイドに対してもただの反逆者ってだけではないけどね
具体的には胸の話ね。ユイにないものを持ってる
　
　※上記のソトゥミサ放送局アンコール編でユイとニノの背丈と胸の話になった際、ニノ視点でユイより背は低いけどユイより胸はあるみたいなことを言っていたが、2015夏キャンペーンのカード記載情報によるとニノ144に対してユイ136なので背もユイの方が低い
　
　
そんな仲の悪い竜の巫女たちだが、カードデバイスを通じて互いに影響を及ぼし合ってもいる。簡単に言うと、どこかの世界で大きな変化が起こると、カードデバイスを通じて他の世界にも同様の現象が発生するようになる
元々の、というか特異点による未来が確定していない現代世界の(無色の)竜の巫女の力が、ゲームシステムにおけるイグニッション(オーバードライブ)である
青の世界は未来が見通せる情報を持つ(デッキトップ何枚か見る効果がある)のでIGODの成功率も上げられる
　
そしてイグニッションに続いてゲームシステム上は新たなアイコン表記となって発現したのがエヴォルシード。出現当初は《B03-067 戸惑いの少女アリス》竜の力に反応した進化の因子とか言われてたが、後に「緑の竜の巫女クシュルの死を超越する進化への想いによって発動した力」とか言われるようになる
なお任意に強化手術を施せるため非効率的な肉体の進化を放棄したバトルドレスにエヴォルシードは顕現しない。青の世界において進化とは技術革新のある機械(キラーマシーンおよびメタルフォートレス)と、シャスターの管理を逃れた反逆者(マーメイド)たちのものである
　
アルターフォースもゲームシステムに大きく影響を与えたが、これも赤の竜の巫女メイラルの祈りであると《B09-013 双頭翼蛇アンフィスバエナ》のフレーバーテキストに明記されている
フォースは状況によって異なるようだが「時間経過など過去の状況からの成長」「ある要素を取り込む」という概念のようなので、アップデートと見なせばバトルドレスにも適用されるらしい。TypeVやリゲル、アンカーギルなどバックストーリーのあるやつはわかりやすい
　
「ゼロオプティマは青の竜の巫女の意思によってもたらされた。」これは《B14-030 絶叫機械スクリーム》のフレーバーテキストだが、竜の力(イグニッションアイコン)の強すぎる影響力が世界をその能力の使用者の望みに沿って再構築してしまう。そのため無駄を排し世界を最適化したいというユイの願いに反し、青の世界のゼロオプティマは「反逆者集団マーメイドを束ねるXIフラッグス」だの「無駄なアクションを決めたがるバトルヒーロー」だの「トンファーキック」だのユイの機嫌を損ねそうなのばっかりだ
しかも効率よくゼロオプティマを満たそうとしたら、リソース入れ替えの効果を目障りな緑の世界から借りてこなくてはならないという……
　
ここまでのゲームシステムに加わった要素が緑、赤、青の世界に関わっていたわけだけど、残りの世界にもないかと考えてみたら、ディンギルの力を授かった《叶えし者》の魂が焼失してしまう現象は黒の要素、竜の巫女の祝福を受けた覚醒者(ウェイカー)は白の要素と言えなくもないんじゃないかな
もうじき発売の次弾、19弾でコードディンギルは区切りがつくからあと少しだけディンギルとウェイカーに絡めた能力が追加されるだろうけど、その先の新要素が竜の巫女に絡んでくるかは謎。叶えし者とウェイカーがそれぞれ黒と白の世界をイメージしているのかは僕の想像だけれども、次もまた色になぞらえてくる保証だってないからね
　
　
　
取りとめもなくなってきたところで筆を置く
ユイのIGRは欲しいな