ふ・み・だ・い

そらおと映画札幌公開日でした。見てきました！！
流石そらおと！（ﾈﾀﾊﾞﾚはない、はず……
支配被支配という構造をメタ的に捉え、自由とは何かを問い直す。
そして最後には「心」というものを考えさせられる。
人非ざる人型の持つ自己矛盾への苦悩、行き過ぎた力――即ち大量破壊兵器の投影と、力を持つ者の在り方、見えない鎖で雁字搦めにされた心に宿る、理解のできない想い、その重圧を全て鉄仮面の下に隠していた彼女。
ロボット、アンドロイドものあるいはＳＦのテーマとしては手塚時代、いや、それこそフランケンシュタイン博士の怪物など古くから試み続けられ、やり尽くされてきたテーマなのに……その描き方は斬新かつ心に訴えかけてくる……ベネ!!
もう本当に構成・構造が緻密過ぎて何度見ても感心させられ、そういう理論的な素晴らしさもさることながら、そんなことを忘れさせてしまう感動的な演出。
例えば「鎖」というワードひとつとってもそらおとの中では非常に複雑な、それこそ鎖のような構造を持っています。そしてその切り取り方がただのテンプレでないのがまた素晴らしいのです。　
よくあるマンガアニメであれば、悪い親玉に支配され鎖に捕われている美少女を助ける主人公カッコイイ！で終わるところが、そらおとの場合はそうはなりません。助けることが助かったことにはならない。物理的には鎖から解き放たれ、救われてもなお、それまでの経験、それまでの人生が「鎖」となって彼女たちを縛続け、ともすれば彼女たちは自ら「鎖」による支配を求めすらする。それは即ち、助けるということすら助けた側の考えでしかなくて、本当の「救い」とは何なのか。
そこに人の感じる「孤独」と「自由」が描かれていて、なにより人は自由な大草原で一人ぼっちでは生きてはゆけないことを感じさせる。ともすれば自由とは孤独なのだと。
そらおと風に比喩すれば、鳥籠で生まれた鳥は大空へは飛びたてないということ。
テレビ放送期の「夢」を見られないことを、未来への希望である「夢」の喪失とかける構造や、シナプス人たちの現代社会・物質社会への痛烈なアンチテーゼ、翻って純粋に田舎ののどかさ、都会人の忘れかけていた日本の心象風景などを生き生きと描いたり、ただの萌え豚アニメと誤解する連中を映画一期の日和の純情で、巷にあふれるラブコメではなく「恋愛モノ」を描き一蹴してみせたりと、とても深度の高いシリアスな設定を持ちながらも、しかし物語の大半はあそこまでひどくくっだらないギャグでそれを見事に笑い飛ばしてしまう。
けれどそれこそが、そらおとの一番の贈り物なのではないかと思うのです。
作品最後まで訴え続けられる「笑顔」の大切さは、現代人が一番忘れてしまったことかもしれません。
街で周りを見てみれば、つまらなさそうに一人歩いているばかり。ふと気づけば知らぬ間に自分も笑わなくなっていたり。
しかし真に苦境に立たされている人々の暮らしに笑顔は絶えません。
それはどうしてなのでしょう。
そらのおとしものえお見ていると、そんなことを考えさせられます。
まぁ何より、ChaosTCGが無ければそらおと出逢っていなかったわけで、つまり白河くんがいなければ出逢っていなかったわけで。
その辺もなんだか思い出深く、Chaosと白河（ｗ）には感謝している至りであります。


さて、駄文失礼しました。
そらおとが好きだという、ただそれだけの話で。
パンフをめくってみればChaosに新規追加との広告が。
しかも昨日発売とは！
これは買うしかない、のか？
もうだいぶやっていないんだけれども……俺が全国いったのはスタンとかいうのがあったころだし。
それ以来は店舗でたまぁに現れては旧式の、しかし無駄に凝った謎デッキで何故か運よく一位持ってく位の話で、地区みたいなところではめっきり戦えない体となってしまいましたが。
ちゃんとやれば勝てるのだろか……
とりあえず今のChaos事情が知りたいものです。

見た感じは、というか趣味趣向的にもイカロスか日和なのですが、多分イカロスの方が強そう。
4Killの速攻環境と聞いているので、まぁ昔みたいな俺の好きだったChaosはもうないんだろうなと。
しかし環境が加速することで得られる利点もあるはず？で、多分それは焼きが相対的に強くなることと、多少の手札バーストが可能なことだろうか。
もちろん短期決戦だからこそ手札投げるとオワコンにもなるのだろうけれど、昔みたいに7枚揃えて長期戦やる構えじゃ勝てないのだろう。
とすれば焼き好きな俺としては（そらおとは焼き充実してるし）悪くなさそう
とりあえずは真面目に組んで、最終的にタイカプが欲しい（全国とかいく時間は無い！）
ま、環境と既成観念にとらわれない自由な発想の構築によってお得意の謎プレイングでも試みるか。
テンプレでやりあうとリアルラックがクソすぎて勝てないんだけど、非テンプレありの喧嘩殺法なら昔から定評があるのだ。
しかし問題はこのゲームにおいて喧嘩殺法がマニュアルより弱い可能性が高いことだが……

さて、まだ把握しきってないけど、リスト見た感では昔のカードで使える（というか枠的に入る）ものは少なそう
ありそうなのはPRカオスと、復帰そはら、コストなし貫通無効、クリュサオル、うたたね（再録かよ）我らが大好き無垢と一部エクストラかな。
ただ無垢は枠なさそうだし、昔あんなに欲しかった凹むだけど、もう入らなそうだし。
あとPRイカロスは遊べそうではある。が弱そうである。個人的には強制ログアウトは好きなんだけど、もっと強いリカバリが出てるので不要だし。
エクストラは正直古いのとネーム厳しいのとで使えなさそう。特に良く使ってたアストレア単騎がイカロスで運用できないのが悲しい。
イカロスにせよ日和にせよ、貫通付けるのがしんどそうなので、何を軸に攻めるかってのをきちんと考えないと勝てないね。
基本的には貫通セットか、ゴブニュ面押しか、焼き潰すか。カオス能力とバトル焼きを組み合わせられれば強そうなんだけど手札が無理かなぁ。
タイカプ考えると貫通セット依存は危険だから他嫁使うことになるのかな。ニンフアストレアとかその辺？
レストEXが結構あるし、全体3焼きも複数あるし、複合だから怖いってのはあるけど、それに寄せるのもありなのだろうか。
焼きはどうしても対応されがちで手が止まり、それの処理に手札を使うわけだが、レストなら相手に対応のための手札消費を押し付けられるわけで、且つ自分はイカロス効果で対応を強迫できるわけだ。
こうなるとPRカオスを主軸に置いて、横に会長アストレアなんかを置くって手もあるんだが、先制がいない。ニンフ強いからまぁとりあえずレベルで入るんだろうな。
少なくとも智樹・日和が優秀で必須なのはわかったから、盤面を智樹、カオス、日和関係、あと1枠として、ここに美香子を絡めて日和枠と1枠に美香子を出し入れすれば、振り幸もあるし魔導針もあるし、レストと焼きとリカバリを両立できるんじゃ…？　更に乱入智樹もからめれば……流石に厳しいか。
でもそれくらいしないと勝てないんじゃ。あ、でも今は魚があるのか？
しかもこうなるとイカロス中央である意味は？ってなってくるわけで、むしろイカロス界隈のエクストラにも優秀なの多いからこっち使おうって話もある。例えば全体２減とかね。
イカロスだとダイダロス出したいみたいな欲も出てきていけないし、カオスと併用するには手札が足りなさそう。しかしイカロス以外のPTがびみょう……。
ストパン時代から1ネーム8投してエクストラ枠8枚1ネームで埋めるとかはやってたわけだし、キャラの種類を絞るってのもまぁなくは無い（今環境を知らずに申しております）
まぁ地雷デッキなんてのは環境知らないで作って見ていっぱつぶつけて見ないとわからないのだ！
と最後の最後まで自分用メモのような駄文でしたとさ。