ひっそり萌えTCG

《お願い槍水》
リングのスパークカードに対する攻撃力パンプ。

ベン・トーTDはスパークカードを中心に構成されているので、このカードの効果も生かしやすくなっています。
ですが、パートナーの《勝利の味 槍水／氷結の魔女》とは効果が噛み合っていません。
ベンチのこのカードはスパーク持ちではないので勝利槍水の攻撃上昇条件を満たせず、リングの勝利槍水もやはりスパーク持ちではないのでこのカードのベンチパンプを受けられないことになります。
「どうせPAするんだし攻撃力上昇なんていらないでしょ？」といわれればそうなのかもしれませんが、やっぱり何かもったいない。


ついでに、公式のカードリストを見ながら今日のカードで未公開のカードにもコメント。
かなり長い上に大したことは書いていない(実際にTDを回してみての感想ではなく、あくまでカードリストの情報のみを見た段階での勝手なイメージです)ので、お時間のある方のみご覧ください。

・《二つ名を持つ者 著莪》
自分リングの料理が条件のスパーク技専用キャンセル。板前スタン用？
パパ聞きTDとは異なりキャンセルを返せないので、パパ聞きとのキャンセル戦では若干不利。

・《お願い著莪》
今までにもいくつか存在していた自分リング控え室送り起動能力の変形バージョン。
今までの同種効果では手札コストだったのがエネルギーコストに変わりハンド消費が0になったほか、解決終了時のアビリティフェイズ強制終了効果が消えたためエネルギーの続く限り何度でも効果を連発可能になっています。

この効果で自分ファイヤーリングイン→相手もファイヤー→攻撃できずターンエンド、は誰もが通る道。
起動能力の使用はキャラフェイズ通過後のアビリティフェイズなので、このタイミングでベンチを除去されると同ターン中のベンチ再展開は事実上不可能。
このターンの攻撃機会をまるまる逃し、そのままターンエンドするしかなくなってしまいます。
某公式動画の2種TD対戦でも実際にこれが発生していましたね。

・《双子の姉 梗》《双子の妹 鏡》
対の効果を持つオルトロス。
それぞれのパートナーがリタイヤにいると発動する効果PAのスパーク技を持っています。
この技を持ったことによる基礎ステータスの低下は防御500のみ、ほぼバニラと同等のステータスです。

この2枚のどちらか片方をリタイヤに送りもう片方で効果PA攻撃した場合、次のターンにそのカードがリングからリタイヤに行けばオルトロスの2枚両方がリタイヤに揃うことになります。
序盤から流れに乗れれば結構な活躍ができるかも？

・《力の差 槍水》《準備体操 槍水》
料理指定のファイヤーと第1世代ヒール。
ファイヤー側は数枚のカードにパートナー指定されたハーレム軸カードになっています。
アイコンカードがハーレム軸を兼ねるのはなかなか斬新な構成。

あれ？ヒール技のテキストがいつもとちょっと違う？
いつもの：「あなたのリタイヤが相手より多いなら、あなたは～」
このカード：「相手のリタイヤが、あなたのリタイヤより少ないなら、あなたは～」

効果自体は普段と同じですが、何でこれだけ別テキストに？
同時発売されたパパ聞きの方の第1世代ヒールテキストはいつもと同じなので、ヒール技のテキストテンプレ自体が変わったわけではないようですが・・・

・《ただでは負けない 著莪》
自分のベンチのスパークカード枚数に応じて攻撃力を上げるスパーク。
ベンチに置くべきパートナーもスパーク持ちなので無駄がありません。

・《満面の笑み 白粉》
防御専用スパーク。
このスパークで攻撃を耐えて次のターンにベンチに下がり、後述の白梅の効果を有効にしろということなんでしょう。
《“満開の桜”緒花／仲居》の技もこれみたいなリタイヤ条件だったらよかったのになぁ。

・《あ〜んされる白粉》
リタイヤ条件で空きベンチに下がるスパーク。
ベンチに下がったまま置いておけば下の白梅の技条件も満たすことができます。

・《あ〜んする白梅》
筋肉刑事の称号持ちがベンチにいると4500/8000になるスパーク。
このTD内で条件を満たせるのは上記の白粉2枚。両方ベンチに行きやすい効果なのでなかなか使いやすそうです。
スパークを使わない手出しだと攻撃力がそこまで高くならないのが難点。

ベン・トーのキャラでは正直白粉が一番好きです。(正直、って何だ)
なので、ブースターが出たら白粉単作ります。作れます・・・よね・・・？
TDの傾向を見る限り、白梅と混合の百合デッキになるのかな。

・《不幸少女 あせび》
自分のベンチが3枚の時のみ発動する、ベンチを1つ空けつつ自身は控え室に移動するスパーク。
ベンチの空きを確保しつつスパークチャンスを増やすことができるので弱くはない技ですが、同査定の《宮間 夕菜／リーサルウェポン》なんかと比べるとちょっと微妙に見えてくる気も。

・《狼の教え 金城》
単体バウンス。普通の単体除去はTDへの収録がありません。
対象がベンチ限定なので、相手ベンチが空の時にスパークしても相手リングをバウンスせずに済みます。

・《病院からの朝帰り 佐藤》
1ドロー1ディスカードのスパーク。
捨てるカードの選択は迷いそう。
デッキの性質上「とにかくスパークを優先的に捨てる」というわけにもいきませんしね。