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平成23年度ジャッジ試験問題と解説(設問1)

以下は私なりの回答なので間違ってるかもしれません。一応1次試験通過してるので合計で7割はあってるはず!
ちなみにB社の許可取ってません。怒られたら削除します。というかこんな内容需要あんのかな?


1. キャラクターが対戦相手にアタック宣言を行い、それに対して対戦相手の支配キャラクターがガード宣言を行った。その後、ペネトレイトのスキルを持つキャラクターがシンクロによるアタック宣言を行った場合、ペネトレイトによるダメージ判定はどのように処理を行うか答えなさい。

a.シンクロによって合計された攻撃力から、バトル相手の耐久力を引いた数値のダメージが対戦相手に与えられる。
b.先にアタック宣言したキャラクターの攻撃力から、バトル相手の耐久力を引いた数値のダメージが対戦相手に与えられる。
c.先にアタック宣言したキャラクターと、シンクロによるアタック宣言を行ったキャラクターそれぞれの攻撃力から、バトル相手の耐久力を引いた合計に等しい数値のダメージが対戦相手に与えられる。
d.本来ペネトレイトを持っていたキャラクターの攻撃力から、バトル相手の耐久力を引いた数値のダメージが対戦相手に与えられる。

答え:b

ペネトレイトのスキルによってダメージを与えることができるのは本来のアタック目標です。まずdは本来ペネトレイトを持っていたキャラクターからバトル相手の耐久値を引いた数値となっていますが、シンクロアタック宣言を行ったキャラクターの本来のアタック目標はバトル相手なので対戦相手にダメージを与えることはできません。
cはアタック宣言を行ったキャラクターとシンクロアタック宣言を行ったキャラクターそれぞれでダメージを与える事になっていますが、先述の通りシンクロアタック宣言を行ったキャラクターはプレイヤーを目標にアタック宣言を行っていないので不適切です。
aは攻撃力を合計していますが、シンクロのスキルによって攻撃力を合計するのはバトルの間だけです。



2. 勢力エリアにブレイクしているE.G.O.のキャラクターが存在している状態で、そのキャラクターを構成するブレイクカードを捨て札された。その下にセットされていたキャラクターカードがダークロアのキャラクターカードだった場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.ダークロアの勢力パーティにアクティブキャラクターとして移動する。
b.一度E.G.O.の勢力パーティにセットされたため、E.G.O.の勢力キャラクターとしてE.G.O.の勢力パーティに残る。
c.適切な勢力パーティにセットされていないので、そのキャラクターは捨て札される。
d.適切な処理が行えないため、そのブレイクカードを捨て札する事ができない。

答え:b

勢力エリアにキャラクターをセットする場合は正しい勢力パーティにセットしなければなりませんが、ブレイクカードが捨て札された事によって異なる勢力のキャラクターが存在していても勢力エリアを移動することはありません。したがってaは不適切な分です。
cの適切な勢力パーティにセットされていないので捨て札するとありますが、そのようなルールはありませんし、2011年3月6日時点でそのような効果を持つカードは存在しません。
dの捨て札することができないとありますが、cで述べているように正しい適切な勢力エリアに存在しないキャラクターを捨て札するというルールは存在しないので適切な処理を行えます。

WIZ-DOMのプロジェクトカードでイースターというカードが存在します。このカードは捨て札置き場のカード1枚を自分のテリトリーのキャラクターにセットするカードで『異なる勢力のキャラクター』にもアイコンが一致していればセットできます。この時WIZ-DOMのブレイクカードをE.G.Oのキャラクターにセットしてもイースターの効果でセットされたキャラクターを捨て札しませんし、正しい勢力に移動させる事もしません。
3. 「個人授業天使“ザドキエル”」が場に存在する状態でサーチ(?)のスキルを使用する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.サーチ(?)はテキストではないため、「個人授業天使“ザドキエル”」のアビリティの影響を受けず、サーチ(?)は効果を発揮する。
b.メインフェイズに入っていないため、「個人授業天使“ザドキエル”」のアビリティの影響を受けず、サーチ(?)は効果を発揮する。
c.既にメインフェイズに入っているため、「個人授業天使“ザドキエル”」のアビリティでサーチ(?)のスキルが無効化される。
d.「個人授業天使“ザドキエル”」のアビリティによって、サーチ(?)の(?)が参照できず、効果を発揮することができない。

答え:c
サーチそのものはルールで定義されていますが、サーチ(?)の?部がテキストとなるのでaではありません。
サーチ(?)の効果を使用できるのはメインフェイズ開始時でメインフェイズ中の為ザドキエルのアビリティで無効化されます、よってメインフェイズ前に使用すると記述されているbは不適切です。
dはサーチ(?)の?が参照できないとありますが、ザドキエルの効果で参照できなくなるのはダメージ置き場の枚数です。

個人授業天使“ザドキエル“は無効化する範囲が広いので使用する場合は必ずQA等を確認して下さい。
コストを手札に戻すエフェクト及びアビリティ:一度捨て札置き場を経由するのでコストは手札に戻りません。
オフェンシブ・ディフェンシブ・インフィニティ:捨て札置き場を経由せずにコストを手札に戻します。
コストを支配キャラクターとしてセットするエフェクト:一度捨て置き場にコストは置かれるので無効化されます。
フール“アイビット・レジャー”及びカースド・バウンダリー“モンスターハウス”等の『コストの中にあるカードをセットするアビリティ』は捨て札置き場にコストが移動する前に発揮されるのでザドキエルが存在していても発揮します。



4. 「食字少女」を、そのオーナーが「アルケミックメイド」でブレイクした場合、「食字少女」と「アルケミックメイド」のアビリティはどのように処理を行うか答えなさい。

a.「食字少女」と「アルケミックメイド」のアビリティが同時に効果を発揮するので、そのオーナーが任意の順番で解決する。
b.「食字少女」と「アルケミックメイド」のアビリティが同時に効果を発揮するので、対戦相手が選んだ任意の順番で解決する。
c.「食字少女」と「アルケミックメイド」のアビリティが同時に効果を発揮するので、カード種類の優先順位に従って「アルケミックメイド」のアビリティから効果を発揮する。
d.「食字少女」のアビリティが効果を発揮し、その後、「アルケミックメイド」のアビリティが効果を発揮する。

答え:a
サマリー23-1で示されているとおり効果を受けるオーナーが同じで同時処理を解決する場合は効果を受けるオーナーが任意の順番で解決します。
bは効果を受けるオーナー以外が選択しているので不適切です。
cは優先順位に従ってとありますが、この優先順位はカードの記述が矛盾している場合に適用されます。今回は食字少女の効果で先にデッキからカードを3枚捨て札するか、アルケミックメイドの効果で1枚ドローするかで手札に加わるカードが変わるだけで記述に矛盾が発生していないので不適切です。
dは先にどちらの効果を適用するか決定していますが食字少女のアビリティは『このキャラクターがブレイクされた場合、≪あなたのデッキ≫の上からカードを3枚捨て札する。』でブレイクされた時に発揮します。アルケミックメイドのアビリティは『このカードがセットされた場合、≪あなた≫は1ドローする。』でブレイクに成功した時又はカード効果でセットに成功した時に発揮し、どちらもブレイクに成功した場合に発揮されます。
dのような順番で処理するのならば食字少女のアビリティは『このキャラクターをブレイク【する】場合、≪あなたのデッキ≫の上からカードを3枚捨て札する。』と【された】ではなく【する】と記述されます。



5. 「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」とパワーカードが5枚セットされた「ガールフレンド“小石川愛美”」がバトルを行い、「ガールフレンド“小石川愛美”」がバインド1のスキルを使用する際の処理について答えなさい。

a.バインド1のスキルを使用した際、(5)ダメージも同時に受けているため、可能な限りパワーカードを捨て札する。
b.(5)ダメージを受け、パワーカードが全て捨て札されるため、バインド1のスキルを使用する事ができない。
c.バインド1のスキルを2回使用することで、「ガールフレンド“小石川愛美”」を場に残す事ができる。
d.バインド1のスキルを使用し、精神攻撃によるパワーカードの捨て札も行わない。

答え:d

サマリー6-4で記述されていますがパワーに等しい精神ダメージを受けてもバインドを行うことはでき、パワーカードはバインドで使用したカードをダメージ置き場に置く以外変化はありません。よってaとbは不適切です。
cは2回バインド1を使用する事でとありますが、通常のバトルでは捨て札判定は1度しかないのでバインドを2回使用する必要はありません。但しアビリティ等で他の特殊能力を得ている場合は例外的に2回の捨て札判定が発生する事があります。



6. ブーストXのスキルを使用し、追加のコストを支払ってアタック宣言した「エクササイズダンサー」を、「万里の長城」がセットされたキャラクターでガード宣言する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「万里の長城」がセットされたキャラクターは、ブーストXのスキルによる追加のガードコストを支払う必要がある。
b.「万里の長城」をセットされたキャラクターは、通常のガードコスト、ブーストXのスキルによる追加のガードコストを無視してガード宣言することができる。
c.効果が矛盾するため、カード種類の優先順位に従って判定し、「万里の長城」をセットされたキャラクターは、ブーストXのスキルによる追加のガードコストを支払う必要はない。
d.「万里の長城」をセットされたキャラクターは、ブーストXによる追加のガードコストを支払うことができないため、ガードすることができない。

答え:b

万里の長城のアビリティ『≪このキャラクター≫は、ガードコストを無視してガード宣言可能。』はガードコストを支払うことなくガード宣言を行える効果です。
追加のガードコストもガードコストとして扱うのでガードコストを支払わずにガード宣言が可能なのでaは不適切です。(サマリー4-3追加のガードコスト参照)
またブーストXはガード宣言のコストに影響していない(ブースト1でアタック宣言をしても1コストでガード宣言は可能)のでテキストの矛盾も発生していないのでcも不適切です。
万里の長城のテキストに『このキャラクターからガードコストを支払うことはできない』と書かれていないためdも不適切な文章です。
7. 「神鳴り」の効果を受けている「ガールフレンド“小石川 愛美”」のアタック宣言に対してガード宣言が行われた。その際、「ガールフレンド“小石川 愛美”」の持つイニシアチブのスキルが全て無効化された場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「ガールフレンド“小石川 愛美”」の持つイニシアチブのスキルは無効化されているが、「神鳴り」の効果でガードされない。
b.「ガールフレンド“小石川 愛美”」の持つイニシアチブのスキルは無効化されているので、「神鳴り」の効果が発揮されず、バトルを行う。
c.「ガールフレンド“小石川 愛美”」の持つイニシアチブのスキルは無効化されているので、「神鳴り」の効果が発揮されず捨て札され、バトルを行う。
d.「ガールフレンド“小石川 愛美”」の持つイニシアチブのスキルは無効化されているが、「神鳴り」の効果で与えられているイニシアチブのスキルは無効化されず、バトルを行う。

答え:a
スキルが無効化されていても「ガールフレンド“小石川 愛美”」はイニシアチブのスキルを失っていない為、イニシアチブを2つ以上もっているので、神鳴りの効果でガードされません。

スキルが無効化された場合の処理です。神鳴りは 
●メインフェイズ終了時まで、目標にイニシアチブを与える効果
●メインフェイズ終了時まで、目標がイニシアチブを2つ以上持つ場合、目標はガードされない。2つの効果を持っています。
スキルを無効化する効果の目標になっても目標からスキルが失われるわけではありません。よって神鳴りの効果が適用されるのでガードされません。よってガードが成立しているbとdは不適切です。
cは神鳴りを捨て札するとありますが、神鳴りのテキストに捨て札するタイミングはメインフェイズ終了時としか記述されていない為イニシアチブを無効化されたとしても捨て札されません。よって不適切です。



8. 1ファクター4コストのファストカードとして使用宣言された「クラス占拠」を、対戦相手が「魔絶ちの法」を使用し捨て札した。このとき、「魔絶ちの法」の処理について正しいものを答えなさい。

a.「魔絶ちの法」の効果で、2枚ドローする。
b.「魔絶ちの法」の効果で、4枚ドローする。
c.「魔絶ちの法」の効果で、2枚ドローするか4ドローするかを「クラス占拠」のオーナーが選ぶことができる。
d.「魔絶ちの法」の効果で、2枚ドローするか4ドローするかを「魔絶ちの法」のオーナーが選ぶことができる。

答え:b
魔絶ちの法が参照するコストはカードに記されている元々のコストではなく使用宣言された際に支払ったコストです。
自身や他のカードのアビリティによってコストが変化している場合はその値を参照します。

aは魔絶ちの法がプロジェクトカードとして使用された場合に適用されます。
cとdはXのコストをどちらかのプレイヤーが決定していますが、魔絶ちの法の参照するXが対象としたプロジェクトカード又はファストカードのコストと定義されているのでこのような処理は行いません。
どのカードでもXがなんらかのコストを参照する場合は使用時に支払ったコストを示します。aのように元々のコストを参照する場合はかならずテキストに記入されています。
9. 「幽体離脱」の効果を受けている、パワーカードが4枚セットされたキャラクターが、イニシアチブを持つ攻撃力が(2)のキャラクターとバトルを行った。その際、「幽体離脱」の目標がバトル相手に与えるダメージの数値を答えなさい。

a.「幽体離脱」の目標が与えるダメージは(4)となる。
b.「幽体離脱」の目標が与えるダメージは(3)となる。
c.「幽体離脱」の目標が与えるダメージは(2)となる。
d.「幽体離脱」の目標はダメージを与える事ができない。

答え:c

幽体離脱の効果は『メインフェイズ終了時まで、目標の≪キャラクター1人≫は本来の攻撃力を失い、(X)を得る。Xは目標のパワーに等しい。』です。
dは目標にダメージをあたることはできないとありますが、そのような効果はないので不適切です。
今回のバトルではイニシアチブのスキルを持つ精神攻撃力(2)を持つキャラクター(以後相手)と幽体離脱の効果の目標になったパワー4を持つキャラクター(以後目標)のバトルです。
・まず幽体離脱の効果が適用され目標は本来の攻撃力を失い(4)の精神攻撃力を得ます。
・続いて相手の攻撃が始まり目標に(2)の精神ダメージを与えます。
 このバトルで目標のパワーが4枚から2枚に減ったため攻撃力が精神攻撃力(2)になります。
・続いて目標の攻撃が始まり相手に(2)のダメージを与えます。
aは相手がイニシアチブのスキルを持っていない場合のダメージです。
bは今回の状況では起こりえない状況です。



10. 「愛玩少女“宿利原 ぽち”」からコストを支払い、対戦相手のキャラクターに「ベルゼバブの渇望」を使用宣言した。このとき、「ベルゼバブの渇望」のコストはどのように処理されるか答えなさい。

a.「ベルゼバブの渇望」の効果により、コストとして支払ったカード全てをダメージ置き場に置く。
b.「愛玩少女“宿利原 ぽち”」のアビリティにより、コストとして支払ったカード全てを手札に戻す。
c.「愛玩少女“宿利原 ぽち”」のアビリティにより、コストの中に含まれるブレイクカードはオーナーの手札に戻り、それ以外のカードは捨て札される。
d.「愛玩少女“宿利原 ぽち”」のアビリティにより、コストの中に含まれるブレイクカードはオーナーの手札に戻り、それ以外のカードはダメージ置き場に置かれる。

答え:d
渇望の効果によってコストはダメージ置き場に置かなければなりませんが、愛玩少女“宿利原 ぽち”のアビリティによって“宿利原 ぽち”から支払われたコストの中に含まれるブレイクカードは手札に戻さなければなりません。
カードの行方に矛盾が発生している為、優先順位に従ってブレイクカードは手札に戻します。

ベルゼバブの渇望は自分のテリトリー以外を目標にした場合コストをダメージ置き場に置きます。
愛玩少女“宿利原 ぽち”の効果はこのキャラクターから支払われたコストの中にブレイクカードがある場合手札に戻します。
まずbはコストを全て手札に戻すとありますが、愛玩少女“宿利原 ぽち”の効果で手札に戻せるのはブレイクカードのみです。よって不適切です。
cのブレイクカード以外は捨て札するとありますがベルゼバブの渇望の効果によって捨て札ではなくダメージ置き場に置かれるため不適切です。
次にaとdの違いですが、全てダメージ置き場に置くかブレイクカードのみ手札に戻すかです。どちらの効果も強制効果なので矛盾しているためカードの優先順位(ブレイクカード>パーマネントカード>プロジェクトカード>ファストカード>キャラクターカード)に従って愛玩少女“宿利原 ぽち”を優先しブレイクカードを手札に戻しそれ以外はダメージ置き場に置きます。



11. 「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のオーナーが、残りデッキ枚数が3枚の状態で、5点のダメージ判定を行った。このとき、どのように処理を行うか答えなさい。

a.デッキからカードを引かなければならない状況で、カードを引くことができないが、「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のアビリティによって、「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のオーナーは敗北しない。
b.ダメージ判定に関して「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のアビリティは効果を発揮しないので、「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のオーナーは敗北する。
c.「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のアビリティの効果を発揮させ敗北しないか、そのままダメージ判定を続行して敗北するかを「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のオーナーの任意で決定することができる。
d.「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のアビリティにより、4点目のダメージ判定では敗北せず、5点目のダメージ判定の際には既に効果を発揮した「ライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”」のアビリティは同じダメージ判定で2回効果を発揮することができないため敗北する。

答え:b
リルナのアビリティはドローフェイズやカードの効果によって引かなければならない場合にのみ発揮されます。ダメージ判定やデッキからカードを捨て札する効果に対しては発揮されません。
よってダメージ判定中に敗北していないaは不適切です。
cはオーナーが選択するとありますがそのような記述が無い為不適切な文章です。
dはライトエルフ“リルナ・ティル・パルパ”のアビリティが発揮する回数が書かれていますが、そのようなアビリティは無いので不適切です。
もしもダメージ判定でも敗北しないような効果で発売されていたら強力すぎる為発売からエラッタまでの最短記録を塗り替えれていたでしょう。



12. 分類・式神を持つキャラクターが場に存在しない状態で「マスター陰陽師“芦屋 道満”」のエフェクトを使用宣言する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.エフェクトの効果解決時に「マスター陰陽師“芦屋 道満”」のアビリティが効果を発揮し、式神どうまんちゃんがセットされる。

b.エフェクトの使用宣言時に「マスター陰陽師“芦屋 道満”」のアビリティが効果を発揮し、式神どうまんちゃんがセットされる。
c.場に分類・式神を持つキャラクターが存在しないため、エフェクトの効果が解決されず、「マスター陰陽師“芦屋 道満”」のアビリティも効果を発揮しない。
d.場に分類・式神を持つキャラクターが存在しないため、エフェクトの使用宣言を行うことができない。

答え:b
式神どうまんちゃんがセットされるタイミングは使用宣言時です。(QA-2161参照)この為aではなくbが解になります。
cとdは分類・式神を持つキャラクターが存在しないためエフェクトの効果が発揮しなかったり、使用宣言できないとありますが、マスター陰陽師“芦屋 道満”のエフェクトは自分の支配エリアの分類・式神を持つキャラクターに+1/+1/+1の修正を行うだで対象を取っていないのでそのような制限はありません。



13. 「湖の邪“ガダモン”」が場にいる状態で、ダメージ判定によって「湖の邪“ガダモン”」がダメージ置き場に置かれ、アビリティが効果を発揮した場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「湖の邪“ガダモン”」がアビリティにより場にセットされ、対象にダメージを与える。その後、既に場に「湖の邪“ガダモン”」が存在するので捨て札される。
b.「湖の邪“ガダモン”」がアビリティにより場にセットされるが、既に「湖の邪“ガダモン”」が場に存在するため、アビリティによるダメージを与えず、捨て札される。
c.「湖の邪“ガダモン”」がアビリティにより、支配キャラクターではなく、既に場にいる「湖の邪“ガダモン”」にセットされ、アビリティによるダメージを対象に与える。
d.既に場に「湖の邪“ガダモン”」が存在するため、ダメージ判定の結果ダメージ置き場に置かれた「湖の邪“ガダモン”」のアビリティは効果を発揮しない。

答え:a

ガダモンのアビリティは場に他のガダモンが存在していても発揮します。(QA-2169参照)
同じネームが存在する場合、そのキャラクターを目標にしたセット宣言しかできませんが、キャラクターのアビリティはルールよりも優先されるのでセットされます。この時点でdは不適切な選択肢になります。
また支配キャラクターとしてセットするので既に場に存在するガダモンへセットしていません。よってcも不適切です。
ガダモンがセットされたことで相手キャラクター及びオーナーへダメージを与えます。よってbも不適切です。
重複するネームが存在するので後から出現したネームは捨て札されダメージ置き場に置かれます。



14. 支配キャラクターの「男子竜学生」が、アクティブキャラクターの「トラビキニ少女」に対してアタック宣言し、バトルを行いました。このとき、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「男子竜学生」のアビリティが効果を発揮し、攻撃力が上昇する。「トラビキニ少女」は、耐久力以上のダメージを受けて捨て札される。
b.「トラビキニ少女」のアビリティが効果を発揮し、耐久力が減少する。「トラビキニ少女」は、耐久力以上のダメージを受けて捨て札される。
c.「男子竜学生」のアビリティが効果を発揮し、攻撃力が上昇する。「トラビキニ少女」のアビリティも同様に効果を発揮し、耐久力が減少する。「トラビキニ少女」は、耐久力以上のダメージを受けて捨て札される。
d.どちらのキャラクターも耐久力以上のダメージを受けないため、捨て札されることはなく、バトルが終了する。

答え:b
調和の杯で収録されている0/0/4インターセプト・チャージ1のキャラクターが持つアビリティ『このキャラクターが支配キャラクターとバトルする際、≪このキャラクター≫の耐久力に-3して判定する。』は自分の支配キャラクターとバトルした際も発揮されます。
a・cは勢力エリアのキャラクターにアタックしておりプレイヤーにアタックしていないため攻撃力は上昇しません。
dはトラビキニ少女のアビリティが発揮していません。



15. デュアルのスキルを使用して、「エンジェリック・アイドル“ミコト”」にファストカードのタイミングで「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」をセット宣言しました。このとき、「エンジェリック・アイドル“ミコト”」の持つデュアルのスキルが無効化された場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「エンジェリック・アイドル“ミコト”」の持つデュアルのスキルが無効化されたため、セット宣言は失敗し、「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」捨て札される。
b.既に「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」のセット宣言は行われているため、セット宣言は解決され、必要ファクターを無視して「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」がセットされる。
c..既に「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」のセット宣言は行われているため、セット宣言は解決されるが、「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」の必要ファクターを満たしていない場合、捨て札される。
d.「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」がデュアルのスキルを持っているので、セット宣言が解決され、「アクセンチュアル・アイドル“ミコト”」がセットされる。

答え:c

デュアルを無効化されても既に行われたセット宣言は取り消されません。ただし、必要ファクターを無視することができなくなるのでファクターを満たしていない場合は捨て札されます。
また手札のキャラクターがデュアルのスキルを持っていてもデュアルは手札で発揮するスキルではないので関係ありません。従ってdは不適切な処理です。



16. 「シャクティ“ディーヴィ”アルダーナリシュヴァラ」のサーチ(?)のスキルを使用する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.デッキから.“ディーヴィ”と“シヴァ”のネームを持つカードを1枚ずつ手札に加える。
b.デッキから“ディーヴィ”のネームを持つカード1枚、または“シヴァ”のネームを持つカード1枚を手札に加える。
c.デッキから“ディーヴィ”、“シヴァ”の2つのネームを持つカード1枚を手札に加える。
d.デッキから“ディーヴィ”と“シヴァ”のネームを持つカード全てを手札に加える。

答え:b

シャクティ“ディーヴィ”アルダーナリシュヴァラのサーチはサーチ(“ディーヴィ”、“シヴァ”)の2つを指定していますが、サーチは指定されているカード1枚を手札に加える効果なので2つのネームが書かれていても手札に加えることができるのは1枚です。
よって2枚以上を手札に加えているaとdは不適切な処理で、2つのネームを持つカードを手札に加えているcは今回の能力が“ディーヴィ”又は“シヴァ”のネームを持つカードなので不適切です。

カリスマ腐女子“月島 薫子”は場に“月島 薫子”が支配エリアに存在する場合に異なるネームを持つカード2枚を手札に加えていますが、サーチの記述で《2枚の異なるネームを持つブレイクカード》となっているからです。
17. あなたのターン中に、対戦相手が「茨の枷」の効果『メインフェイズ終了時まで、目標の≪プレイヤー1人≫の支配キャラクターからコストが支払われた場合、支払われたコスト1につき、目標の手札からあなたの任意の手札1枚捨て札する。あなたはメインフェイズ終了時に1コスト支払うことで、≪このカード≫を手札に戻すことが可能。』をあなたを目標に使用し、その後、あなたが「新米エスパー」に3コストのブレイクカードをセット宣言した場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.コストの支払いと同時に、「茨の枷」の効果と「新米エスパー」のアビリティが発揮し、効果を受けるプレイヤーが同じなので、そのプレイヤーの任意の順番で解決する。
b.コストの支払いと同時に、「茨の枷」の効果と「新米エスパー」のアビリティが発揮し、それぞれオーナーが違うカードなので、そのターンを進行しているプレイヤーの効果から先に解決する。
c.コストの支払いと同時に、「茨の枷」の効果と「新米エスパー」のアビリティが発揮し、それぞれオーナーが違うカードなので、そのターンを進行していないプレイヤーの効果から先に解決する。
d.効果が矛盾した際の優先順位に従い、ファストカードである「茨の枷」から効果を解決する。

答え:a


問4と同じく同じタイミングで同じオーナーが効果を受ける効果の処理です。
新米エスパーの効果でブレイクカードのコストが戻るタイミングとブレイクコストの枚数分手札を捨て札する効果が同時に発揮しているため効果を受けるオーナーが選択します。
同時処理で同じオーナーが効果を受ける場合は効果の発生源となったカードのオーナーは関与しないためbとcは不適切です。
また、効果に矛盾も発生していないのでdも不適切です。
18. 「ルークス・エクエス“カリタ・カストル・ウィル・オ・ウィスプ”」のエフェクトを使用し、デッキから「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」を選び、セット宣言する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.デッキから「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」を選び、支配キャラクターとしてセットする。その際、必要ファクター・コストは無視される。
b.デッキから「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」を選び、場のキャラクターにセット宣言を行う。その際、必要ファクターを満たし、コストを支払う必要がある。
c.デッキから「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」を選び、場のキャラクターにセット宣言を行う。その際、必要ファクターを満たす必要があるが、コストを支払う必要はない。
d.デッキから「テネブラエ・エクエス“セシリア・カストル・シェード”」を選び、場のキャラクターにセット宣言を行う。その際、必要ファクター・コストは無視される。

答え:c

ルークス・エクエス“カリタ・カストル・ウィル・オ・ウィスプ”のエフェクトはデッキからネームにカストルを含む任意のカードを選択しセット宣言をする効果です。よってセットするとなっているaは不適切です。
この場合、エフェクトによってセット宣言までされているのでコストの支払いは既に完了しています。
よってコストの支払いがあると書かれているbは不適切です。
セット宣言によるファクターチェックは宣言時と解決時の2箇所に存在します。したがってファクターを無視すると書かれているdは不適切です。



19. 「ソウル・オブ・フレイム」をイニシアチブのスキルを持つキャラクターに使用し、目標がバトルした場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.バトル終了時まで「ソウル・オブ・フレイム」は効果を発揮する。
b.目標がイニシアチブのタイミングでダメージを与えた際、「ソウル・オブ・フレイム」は捨て札される。
c.目標がバトル相手からダメージを受けた際、「ソウル・オブ・フレイム」は捨て札される。
d.「ソウル・オブ・フレイム」は、そのバトルでは捨て札されず、目標がプレイヤーにダメージを与えるまで捨て札されない。


答え:b

ソウル・オブ・フレイムは目標がダメージを与えた瞬間に捨て札されます。
ダメージを与えた後も効果を発揮しているaは不適切な内容です。
cはダメージを受けたとき捨て札とありますが捨て札するタイミングが正しくありません。
dはプレイヤーにダメージを与えたときとありますが、キャラクターにダメージを与えた場合も捨て札されます。
20. 「マテリアライズ」を0コストで使用宣言し、そのレスポンスで、捨て札置き場の「ツン・ホムンクルス」を目標に「甦生」を使用宣言した場合、「マテリアライズ」の処理について正しいものを答えなさい。

a.デッキの中のカードは、「ツン・ホムンクルス」のアビリティの効果を受けていないので、「マテリアライズ」で本来のコストが0のカードをセット宣言することができる。
b.「マテリアライズ」の使用宣言時には、適切なコストを支払ったので、コストが上昇しても本来のカードが0コストのカードをセット宣言することができる。
c.「ツン・ホムンクルス」のアビリティにより、デッキの中のカードを含めて、本来のコストが0のカード全てのコストが1上昇するので、「マテリアライズ」の効果を解決する際に、本来のコストが0のカードを選ぶことができない。
d.「マテリアライズ」の解決時に、上昇している分のコストを支払い直すことで、本来のコストが0のカードをセット宣言することができる。


答え:c

ツン・ホムンクルスの効果はデッキに存在するカードにも及ぶためaとbは不適切です。
dは既にコストの支払いと宣言が完了しているため新たにコストを支払うことはできません。
21. ドローフェイズに、「エターナルアイドル“舞原 ゆりか”」が場に2体存在する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「エターナルアイドル“舞原 ゆりか”」のアビリティが2つ効果を発揮しているため、本来の2倍ドローを2回行う。
b.「エターナルアイドル“舞原 ゆりか”」のアビリティが2つ効果を発揮しているため、本来の4倍ドローする。
c.「エターナルアイドル“舞原 ゆりか”」のアビリティが2つ効果を発揮しているため、ドローする枚数は無限に上昇する。
d.「エターナルアイドル“舞原 ゆりか”」のアビリティが複数効果を発揮している場合でも、ドローする枚数は本来の2倍となる。


答え:b

エターナルアイドル“舞原 ゆりか”のアビリティは≪プレイヤー全て≫は、ドローフェイズのドローの際に、本来の2倍ドローする。効果でドローする回数を増やしたり、追加のドローを行っているわけではないのでaは不適切です。
cは無限に上昇するとありますが、エターナルアイドル“舞原 ゆりか”の能力は重複しますが無限に参照しあうわけではありません。
dはエターナルアイドル“舞原 ゆりか”が何体いても2倍で止まっていますが2体目以降の効果も適用されます。

エターナルアイドル“舞原 ゆりか”が場に存在するとき、本来のドロー枚数をX 場に存在するゆりかの数をYとした場合の計算式は2YXになります。
アクエリアンエイジにはいつから掛け算が入ってきたのでしょうね。
22. 「派遣社員」がいる状態で、「マインドアサシン」を使用宣言する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「派遣社員」のアビリティにより、プレイヤーは「マインドアサシン」の効果を受けない。
b.「派遣社員」のアビリティにより、「マインドアサシン」は効果を発揮しない。
c.「派遣社員」のアビリティにより、「マインドアサシン」の使用宣言を行う事ができない。
d.「マインドアサシン」は「派遣社員」のアビリティの影響を受けず、効果を発揮する。


答え:d

派遣社員の効果は≪プレイヤー全て≫は、プロジェクトカード・ファストカードの効果を受けない。とありマインドアサシンはプレイヤー1人とカード名称1つを宣言していますが、効果は手札のカードを対象にしており、プレイヤー対象ではないので効果を発揮します。



23. パワーカードが6枚セットされた「無敗の提督“フェルナンド・デ・バサーン”」がアタック宣言し、対戦相手の支配キャラクターにガード宣言された場合、「無敗の提督“フェルナンド・デ・バサーン”」のアビリティが効果を発揮する条件のうち、間違っている物1つを答えなさい。

a.ガード宣言したキャラクターが通常攻撃力5を持つキャラクター
b.ガード宣言したキャラクターが精神攻撃力(5)を持つキャラクター
c.ガード宣言したキャラクターが通常攻撃力10と、精神攻撃力(1)を持つキャラクター
d.ガード宣言したキャラクターが通常攻撃力1と、精神攻撃力(4)を持つキャラクター


答え:d

無敗の提督“フェルナンド・デ・バサーン”は6/5/5のキャラクターです。通常攻撃力が5以上のaとcは攻撃力が耐久力の5以上なので効果が発揮します。
bの精神攻撃力(5)も攻撃力が耐久力以上なので発揮します。攻撃力Xとは通常攻撃力Xと精神攻撃力Xを指します。
24. WIZ-DOMのファクターを5つ持ち、ダメージ置き場に「命の蝋燭」が置かれているプレイヤーが、残りデッキ枚数3枚の状態で、キャラクターのアタックを受け、4点のダメージ判定を行った。このとき、「命の蝋燭」の効果が発揮する際にアタックしているキャラクターを捨て札する場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.アタックしているキャラクターが捨て札されたので、その時点でダメージ判定が終了する。
b.デッキ残りが0枚になった瞬間に、「命の蝋燭」の効果が発揮し、アタックしているキャラクターが捨て札されたが、4点のダメージ判定は終了しないため、「命の蝋燭」のオーナーは敗北する。
c.デッキが0枚になった時点で敗北が決定するため、「命の蝋燭」は効果を発揮することなく「命の蝋燭」のオーナーは敗北する。
d.ダメージ判定終了後に「命の蝋燭」が効果を発揮するが、ダメージ判定中に「命の蝋燭」のオーナーは敗北する。


答え:b
デッキの残り枚数が0枚になったので命の蝋燭の効果が発揮しキャラクターX体は捨て札されますが、命の蝋燭の効果にダメージ判定を終了させる記述が無い為ダメージ計算が続行され敗北します。



25. 自分のテリトリーに「九柱神“ネフティス”」が存在し、対戦相手のテリトリーに「雨神“トラロック”」が存在する状態で、「九柱神“ネフティス”」のオーナーのメインフェイズ開始時に「雨神“トラロック”」のアビリティが効果を発揮した際の処理について正しいものを答えなさい。

a.「九柱神“ネフティス”」のアビリティによって「雨神“トラロック”」のアビリティの効果を受けない。
b.「九柱神“ネフティス”」のアビリティによって「雨神“トラロック”」のアビリティの効果を受けず、キャラクターを捨て札する事ができないため、「九柱神“ネフティス”」のオーナーと、その支配キャラクターに(X)ダメージが与えられる。
c.「九柱神“ネフティス”」のアビリティによって「雨神“トラロック”」のアビリティの効果を受けず、キャラクターを捨て札する事ができないため、「九柱神“ネフティス”」のオーナーと、その支配キャラクターに(X)ダメージが与えられる。その際、「九柱神“ネフティス”」のオーナーは「九柱神“ネフティス”」のアビリティによってダメージを受けない。
d.「雨神“トラロック”」のアビリティは「九柱神“ネフティス”」のアビリティの影響を受けずに効果が発揮される。


答え:c

トラロックの効果はプレイヤーを目標に発揮している為ネフティスの効果を受けません。但し捨て札できないのでトラロックの効果でXダメージを与える効果が発揮されます。(テキストが無効化されていないので捨て札できない場合の効果は発揮されます)
26. 「九柱神“ネフティス”」が自分のテリトリーにいる状態で、相手のテリトリーに「聖少女“ニコル・クラウス”」がいる場合、「聖少女“ニコル・クラウス”」のアビリティはどのように処理を行うか答えなさい。

a.「九柱神“ネフティス”」のオーナーは「聖少女“ニコル・クラウス”」のアビリティ『≪プレイヤー全て≫にチャージ2を与える。』の効果を受ける。
b.「九柱神“ネフティス”」のアビリティと「聖少女“ニコル・クラウス”」のアビリティが同時に効果を発揮し、それぞれオーナーが違うカードなので、そのターンを進行しているプレイヤーの効果から先に解決する。
c.効果が矛盾するので優先順位に従い、必要ファクターの多い「九柱神“ネフティス”」のアビリティにより、「九柱神“ネフティス”」のオーナーは「聖少女“ニコル・クラウス”」のアビリティの効果を受けない。
d.「九柱神“ネフティス”」のアビリティにより、「九柱神“ネフティス”」のオーナーは「聖少女“ニコル・クラウス”」のアビリティの効果を受けない。


答え:d

ネフティスの効果によって対戦相手のカード効果を受けなくなっているのでニコル・クラウスのチャージ2を与えるアビリティを受けません。
ニコルによってチャージ2を与える効果は発揮していますがネフティスによって無効化されています。従ってチャージ2を得ているaと同時解決・優先順位について説明しているbとcは不適切です。
27. 「スクラップ・ジャイアント“ヘカトンケイル・ユニット”」をセットし、そのアビリティでブレイクしていないキャラクターが全て捨て札された場合、パーマネントカード・アームユニットがセットされる際、どのように処理を行うか答えなさい。このとき、ブレイクしていないキャラクターは7体捨て札されたものとする。

a.パーマネントカード・アームユニットは7枚セットされる。
b.パーマネントカード・アームユニットは1枚セットされる。
c.パーマネントカード・アームユニットは1枚から7枚までの任意の枚数をセットすることができる。
d.パーマネントカード・アームユニットは、7枚同時にセットされるが、場に複数セットすることができないため、パーマネントカード・アームユニットは全て捨て札される。

答え:a

スクラップ・ジャイアント“ヘカトンケイル・ユニット”のテキストは
『このカードがセットされた場合、≪ブレイクしていないあなたの支配キャラクター全て≫を捨て札する。
このキャラクターが、バトルまたはこのカードに書かれているアビリティの効果で支配キャラクターを捨て札した場合、≪あなたのデッキの一番上のカード1枚≫を、+1/+1/+1するパーマネントカード・アームユニットとしてこのキャラクターにセットする。』

このカードのアビリティによって捨て札した瞬間に効果が発揮します。
dは複数枚セットできないとありますが、パーマネント+100を持っているので違っていますし最低でも1枚はセットできます。dの状況はパーマネント+100が無効化されかつパーマネント-1のスキルが発揮している状況です。
cは任意の枚数とありますが、《バトルまたはこのカードに書かれているアビリティの効果で支配キャラクターを捨て札した場合、≪あなたのデッキの一番上のカード1枚≫を、+1/+1/+1するパーマネントカード・アームユニットとしてこのキャラクターにセットする》と任意効果ではなく強制効果となっているので枚数を選択することはできません。
bは1枚のみセットすると書かれています。捨て札されたときに効果が発揮するのは捨て札されるのが確定し、捨て札と同時に発揮します。今回は7体の捨て札が確定しましたが、7体それぞれの捨て札された瞬間にアビリティが発揮しています。



28. 既にアビリティが効果を発揮している「フール“アイビット・レジャー”」に、「フール“アイビット・レジャー”」をセットした場合、「フール“アイビット・レジャー”」のアビリティ「このカードがセットされたターンの終了時まで、≪あなたの任意のキャラクター1人≫に+2/+2/+2または-1/-1/-1する。」はどのように処理を行うか答えなさい。

a.「フール“アイビット・レジャー”」のアビリティは両方の効果が発揮される。
b.既に効果を発揮していた「フール“アイビット・レジャー”」のアビリティのみが効果を発揮し続ける。
c.新たにセットした「フール“アイビット・レジャー”」のアビリティのみが効果を発揮する。
d.どちらの「フール“アイビット・レジャー”」のアビリティが効果を発揮するかをオーナーの任意で決定することができる。

答え:c

効果の発生源が場から存在しなくなった場合その効果は即時無効化されます。
新たに「フール“アイビット・レジャー”」をセットした事により発生源となっていた「フール“アイビット・レジャー”」が場に存在しなくなったので効果が無くなります。



29. 「ノルニル“スクルド”」が支配エリアにいる状態で、通常のメインフェイズ中に「スクルドタイム」を使用した。このとき、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「スクルドタイム」の効果が解決され、通常のメインフェイズが終了し、追加のメインフェイズが行われる。このとき、通常のメインフェイズ終了時に、「ノルニル“スクルド”」のアビリティで、追加のディスカードフェイズが行われる。
b.「スクルドタイム」の効果が解決され、通常のメインフェイズが終了し、追加のメインフェイズが行われる。このとき、追加のメインフェイズ終了時に、「ノルニル“スクルド”」のアビリティで、追加のディスカードフェイズが行われる。
c.「スクルドタイム」の効果が解決され、通常のメインフェイズが終了し、追加のメインフェイズが行われる。このとき、「ノルニル“スクルド」のアビリティは効果を発揮しない。
d.「スクルドタイム」の効果が解決され、通常のメインフェイズが終了し、追加のメインフェイズが行われる。このとき、追加のメインフェイズと、「ノルニル“スクルド”」のアビリティで行われる追加のディスカードフェイズは、オーナーの任意で順番を決定する。


答え:a

まずノルニル“スクルド”のテキストは

≪プレイヤー全て≫は、自分のターンの通常のメインフェイズの後に追加のディスカードフェイズを行う。
場に”ベルダンディ”がいる場合、≪このキャラクター≫に+1/+1/+1する。
場に”ウルド”がいる場合、≪このキャラクター≫に+2/+2/+2する。
3:≪このターンのプレイヤー≫は、通常のディスカードフェイズの後に追加のパワーカードフェイズを行う。

次にスクルドタイムの効果は

≪あなたの対戦相手全て≫は、自分の手札を1枚捨て札する。
その後、あなたの支配エリアに“スクルド”がいる状態で、あなたの通常のメインフェイズ中だった場合、≪あなたの捨て札置き場のカード全て≫をデッキに戻し、そのデッキをシャッフルする。
その後、≪あなたの支配エリアの“スクルド”と“ウルド”と“ベルダンディ”≫に、精神力に等しくなるまであなたのデッキの上からカードを引いてパワーカードとしてセットし、≪あなた≫は通常のメインフェイズを終了し、追加のメインフェイズを行う。

まずスクルドタイムの効果が発揮してメインフェイズが終了して追加のメインフェイズが発生します。しかしキャラクター等のアビリティは条件をみたした瞬間に発揮されるためスクルドのアビリティでディスカードフェイズが発生します。



30. 「名乗り」の効果『メインフェイズ終了時まで、≪ネームを持たないキャラクター全て≫からコストを支払うことはできない。』が発揮している状態で、ネームレベルでないキャラクターに「極星剣“ポラリス”」がセットされている場合、どのように処理を行うか答えなさい。

a.「極星剣“ポラリス”」がセットされているキャラクターはネームを持っていないので、「名乗り」の効果でコストを支払うことができない。
b.「極星剣“ポラリス”」がセットされているので、セットされているキャラクターはネームレベルキャラクターとして扱われ、「名乗り」の効果を受けない。
c.「極星剣“ポラリス”」がセットされているキャラクターは、ネームレベルキャラクターとして扱われるが、効果が矛盾するため、優先順位に従い「名乗り」の効果を受けない。
d.「極星剣“ポラリス”」の効果『≪このカード≫は、プロジェクトカード・ファストカード・エフェクトの効果を受けない。』により、キャラクターAは「名乗り」の効果を受けない。

答え:a

ネームを持つパーマネントがセットされたとしてもそのキャラクターはネームを持つキャラクターにはなりません。

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テーマ:日記投稿日時:2011/05/19 22:59
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