何のことかっていうと、
まあVSのプレイングの話なんですけど。
VSで一番怖いのは、
相手の全除去でもなくデッキの事故でもなく、
「自分の思い込み」だと思ってます。
大会でも結構やられるんですが、
キャンセルの空撃ち。
正確には空撃ちではないんですけど、
効果の解決が行えるかどうかを確認する前に、
キャンセルを撃ってくる人って結構居ます。
えてして回復や全除去に対してなんですけど、
これは
「リタイアが勝ってるから回復される」
「全除去されると困るから止めないといけない」
という自分の思い込みから撃ってしまうんだと思います。
この間の地区決勝でもやられましたけど、
リタイア1差で不純物が1混ざってる状態で
回復がエントリーしてすぐキャンセルを撃たれましたが、
これはもちろんキャンセルを撃たなくても回復はしません。
しかしエントリースパークという効果自体は発動して、
技効果は条件を満たせず解決できませんでした、となるわけなので、
キャンセルの対象には取れます。
そもそも対象に取れない場合はキャンセルを撃つことすらできず、
キャンセルを控え室に落とせないので巻き戻り、
という形になるんですが、エントリースパークは別。
効果が解決できようができなかろうがキャンセルは撃ってしまってますね。
こういったことは指摘してくれるいい人も居るんですが、
勝負の世界ですし、真面目に上を目指してる以上、
自分はそこまでいい人になれません。
基本的に積めても4、よくて6ぐらいの貴重なキャンセルを
無駄に撃ってくれるんですからこれは大きなアドバンテージです。
そういうことが無いように自分の場や考えに必死になるだけではなく、
相手の場やカード効果のトリガーをよく確認してプレイングしましょう。
些細なことですがVSの性質上、たったそれだけのことを気にかけるだけでも、
大きな上達へと繋がります。
ちなみに自分は相手のエントリー効果はちゃんと自分でチェックしつつ、
更に間違いがないように相手にも軽く聞くようにしてます。
同様にカードに対する固定概念も捨てるようにしましょう。
つまり
「このカードはリングに出すべきカード」
「これは絶対ベンチに出すカード」
「手札に来たら考慮の余地もなくエネルギー」
という“思い込み”を捨てること。
VSはPA、PBと言ったパートナー関係、
その後の相手の動きといったことを考慮すると、
必ずしもその思い込み通りにプレイすることが最善の一手とは限りません。
リタイアが多いと効果が発動するカードや、
作品・特徴ブロックといったカードが増えてきた昨今ではなおさらです。
常に最悪のパターンを想定しつつ、2ターン先、3ターン先のことを
少しずつ考慮しながらプレイを組み立てましょう。
VSは最近ではリタイアが特定以上で発動する強効果や、
ブロックカードが増えてきたことで相手のターンで出来ることも増え、
相手のリタイアを無闇に増やせばいいだけではなくなったりして、
プレイの幅がかなり広がって非常に面白くなりました。
そうなってくるとただ下げて殴ればいいだけのゲームではなくなり、
強い人弱い人、強いデッキ弱いデッキがはっきり分かれてきます。
VSをちょっとでも真面目に取り組んでみよう・勝ちたいと思ったのなら、
作品知らないからとか、買ってないから知らないとかではなく、
買わなかったとしてもカード効果のチェックは怠らないようにしましょう。
性質上全作品のカードプールをだいたい知ってる人と、
自分の買ってるブースターしか効果も知らない人では、大きな差が出ます。
相手の動きを考えながらゲームを運ぶことが出来るのは
かなり大きなアドバンテージですからね。
という感じで、強くなりたいのなら
・思い込みは捨てる
・カード効果はとりあえずチェックしとく
上記のことを行ってみましょう。
まあそこまでガッチガチにやらなくても面白いカードゲームなので、
遊び心は忘れずに。
やべー書いてる内に無駄に長くなっちゃったよ
登録タグ:
テーマ:日記 | 投稿日時:2010/10/16 00:00 | |
TCGカテゴリ: ヴィクトリースパーク | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2010年10月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |
ため さん | [2010/10/16 00:22] |
|
確かに自分の知らないタイトルのことも理解することって大事だよね。 パートナー関係を知らないと戦術がたたないし。 まぁ言ってしまえば、色んなデッキを構築したりとか、対戦しとかないといけないってことやね。 |