帝です。
激戦から一ヶ月、
11月27日日曜日、広島県内某所にて完全招待制イベント『第二回 広島月一非公認 初心者大会』を開催致しました。
自分の旧知の知人や大会で知り合った方々を中心に新規の集客を強化して
開催した当大会。以前より多くの参加者に参加頂けて、一回目以上の盛り上がりを見せました。
昨今の遊戯王人気は確実に高まっていると、運営手伝いを行う中で帝は強く実感しております。
一方での、エクストラデッキ充足の困難という新規顧客に対する困難。
この課題を解消すべく開催に至ったのがこの初心者大会でした。
前回と比べ、大会には変化が見受けられました。
それはエクストラデッキ補強率の向上です。
例えば、前は「氷結界の龍 トリシューラ」を持っていなかった方が大会に向けてしっかりと収集を行い、大会に挑まれるという参加者を多く見かけました。
当初の自分の目標であったエクストラデッキの充足。
ひいては、遊戯王という商品の販売促進。
これらに少なからず貢献できた事は、自分にとって非常に嬉しい変化であったと言えます。
対戦形式は、前回と同じく予選スイスラウンド三回戦と、予選中の成績に分けて分類した2リーグによる本選(後半戦)スイスラウンド三回戦。
サブイベントは、前回ご好評頂いた参加者を二分した紅白戦を実施致しました。
スイスラウンドでの成績を参考に、力の均衡が図れるように参加者を分類。
優勝者率いる紅組チームと、準優勝者率いる白組チーム戦です。
結果は、大差による白組の圧勝となりました!
あれ、前回も準優勝者チームが勝ったぞ…。
勝っても負けてもサブイベント参加者全員に賞品を配布、皆さんに楽しんでもらえて良かったです。
今回は、前半成績が奮わなかった方々が自分よりも成績上位の方に下克上を果たされる場面が多く見受けられ、最後の最後まで勝負の行方が分からないマッチアップが多く、運営としても非常に楽しめました。
時間管理については相変わらずの制限時間30分。
サイドデッキを使わないという特殊形式ではありますが、「トーナメントにおいて、すばやく行動することは自分にとって利点となる」という意識が参加者の中にも根付き始めさくさくと進められる方も多くいて運営側としては非常に助かりました。
エキストラターンも、参加者の間で浸透してきたようです。
相手の進撃に耐えようやく手駒を揃え攻めに転じられるぞ、と動きを変えようとした途端にエキストラターンに突入し難しい場面を強いられてしまうという対戦テーブルも結構見受けられました。
そして、今回はよりイベントを盛り上げるべくある企画を採用。
名付けて「賞金首」です。
これは『東海CS2011・秋』にて採用されていた新感覚の催し物です。
この初心者大会の場合、予選・本選を通じて前回優勝者に勝った場合、このネームプレートに入っているカードを一枚手にする事が出来る、という内容にしました。
中には気持ち程度のシングルカードを入れています。
(例.スノーマンイーター英レア二枚セット、D.D.アサイラント日シクなど)
前回優勝者の芳井さんは最終的に二敗され、二枚のカードを持っていかれてしまいましたが逆に言えば四回も守って下さってありがとうございました(笑)
また、本選とは全く関係ない自分の新たな試みも大会では実践しています。
自分が大会の運営をしている様子を数点、自分以外の人に撮影して頂きました。
というのも、プレイヤーを客観的に捉えるレポーターという活動や、頻発する遊戯王非公認大会のお手伝いをする上で一点、特に強く思う事があったからです。
それは「自分が見た景色や状況は、自分しか知り得ない」という事です。
撮られた写真のことは理解できても写真を撮った本人のことは分かりません。その写真に写っていないのだから。
自分が見聞きしたという事実があるから、証拠になる。
自分が知らないという事実があるから、これは企画として新しい。自分は先駆者である。
そうした主観的でしかない視野が、どれだけ遊戯王の大会運営を乏しいものにしてきたでしょうか。
常に客観的でなければならない。
こうした大会運営は、思い込みが深まってしまうからこそ。
そのような思いを込め、大会を運営している自分を他の人に撮ってもらいました。
これからも、見られている事と見せる事の両方を意識して運営に臨んでいきたいです。
写真の被写体になる事を嫌う僕がはじめて他人に依頼して撮ってもらった写真です。
少しでも啓発になれば幸い。
大会に持ち込まれたデッキは前回同様多岐に渡っていました。
TG代行、カラクリ、代償ガジェ、インフェルニティ、六武衆、旋風BF、暗黒界、ジャンドなどなど…。
参加者にとってみれば、現在の遊戯王を反映する複雑なメタゲームを体感でき非常に良い経験となったのではないかと思われます。
上位入賞のデッキタイプは次の通り。
優勝【スクラップ】
準優勝【インフェルニティ】
3位【代償マシンガジェ】
4位【ライトロード】
前回参加者の中からは二名が上位に入賞、そのうち一人は優勝を果たしています。
「ライトロード」は特に馴染みやすいデッキですので、《ライトロード・マジシャン ライラ/Lyla,Lightsworn Sorceress》の再録が確定する事を願うばかりです。
改めて、おめでとうございました!
二回目開催に向けては、前以上に自らの出資を強化致しました。
おかげで血を吐きそうになる事も…。
<入賞賞品一覧 参考例>
(表記が無いものは日本語版)
・強欲で謙虚な壺 英語版super×5枚
・インヴェルズ・ローチ×2枚
・氷結界の龍 ブリューナク DT・UR
・氷結界の龍 トリシューラ Gold
・ブラック・ローズ・ドラゴン×2枚
・D.D.クロウ Rare三枚セット
・ダークエンド・ドラゴン
・F・G・D
・A・O・J ディサイシブ・アームズ UR
・レアル・ジェネクス・クロキシアン UR
他、エクストラデッキやサイドデッキに活用できそうなカードを中心に色々。
エクストラデッキの充足という当初掲げていた目標は、確実に実現しつつあります。
初心者大会は次のステージへ…。
より幅広い需要を受け止められるような賞品を準備しようと思います。
「ナチュル・ビースト」「氷結界の龍 ブリューナク」の需要が非常に高いので、提供があると嬉しいんだけどな(チラッチラッ
また、今回も賞品を準備するにあたり様々な店舗・個人の方々にご協力頂きました。
<賞品準備にご協力頂いた方々>
・神奈川県 Fordさん(『Duel Entrance』管理人)
・広島県 えねみさん及び広島杯運営班の皆様
・広島県 カードショップまほう屋 広島店 様
・愛媛県 オアさん
・福岡県 Tetsu代表(福岡大規模非公認大会開催組織「TCS運営委員会」)
・鹿児島県 カードショップ彩々 ひめのさん
改めて、ご協力ありがとうございました!
そして12月は『第五回Tetsu Champion Ship~Broken Activation~』。
誰にとっても師走は多忙な時期であるため来月の大会開催はお休み。
「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の需要が抜群に高いので、
1月に発売される「ゴールドシリーズ2012」を"追加の"賞品として準備し、
GS発売記念大会と称して第三回の開催を検討中です。
まだ確定ではありませんが。開けたら良いなぁ。
当大会に招待された方々には是非、開闢を目指して次回もご参加頂ければと思います。
「当然さ……仕方ないんだ。だって…ないんだもんな開闢が……!
なら参加するしかない……それが…デュエリストってもんだろ…!」
カイジ風に言えばこんな感じですかね。
改めて今大会に参加された方々お疲れ様でした!
そして、当大会をご支援下さった方々ありがとうございました!
これからも、遊戯王。
登録タグ: 初心者大会 大会レポ 大会運営 イベント運営 新規参入者 日本語版 遊戯王
テーマ:日記 | 投稿日時:2011/12/01 23:43 | |
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