Shangri-La

心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウイルスになる

カレンダー
<<2011年
10月
>>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最近のブログ
最新のコメント
お気に入りブログ
ユーザー情報
非公開/男性
3日以上
ブログテーマ
日記
TCGカテゴリ
このブログの読者
【遊戯王】僕が日本語を使う理由

帝です。


僕と対戦経験がある方にしか伝えにくい話題かもしれませんが、
僕は遊戯王OCGをプレイする上で日本語のカードを優先して使っています。

ただ、必要に応じて英語を含む海外の言語のカードを使用する事もあります。
例えばスターライト・ロードやフォーミュラ・シンクロンは英語版でなければ単価が高くて入手できなかった時期もあったので英語版を使っていましたし、
BF-暁のシロッコのように海外だとレアリティが異なっていて入手しやすかった、
というカードもあります。
全盛期よりちょっと後のアームズ・ホールは韓国版を使う事も。

そもそもカードショップが無い田舎の地域で育った事や
遊戯王に関しては通信販売を利用する事がなかったという過去もありますが、
僕が日本語を使用する最たる理由は、「日本語を広めようと考えているから」です。

今は国際社会だとか言われて英語を共用語とする習慣が拡大の傾向を見せてから随分年月が経ちます。
ある洋服会社では社内でも英語を使うという話も耳にした事があります。
英語や海外の言語自体が広まるのは良い事です。
ただ、だからといって日本語が蔑ろにされるのだけは許していいとは僕自身思っていません。

かく言う帝に関しては、学生時代最も得意だった教科は英語でした。
現在も一応、英語に関する資格を持ち合わせてはいます。
英語の論文や記事を読む機会はあっても話す機会っていうのは激減したので
明らかに昔と比べて能力は下がっていますが、相手に英語を用意されて苦になるという事はありません。
ただし、自分がそうだからと言って相手もそうかと言われればそれは違います。

海外語が広まる。それ自体は迎合されると思います。日本なんて特にそう。
しかし、日本語を広める、という逆の発想が出来た人は決して多くはなかったと思うのです。
日本語は、日本でしか母語として使われていない言語です。
勿論、日本人がよく旅行する海外の観光地等では日本人客の誘致のために日本語を話せる外人がいる、というのはあるかもしれませんがそれらは母語ではありません。
日本人はブランド物や限定品に弱いらしいですが、それは僕からすれば疑わしく感じてしまいます。
何故なら、日本語というとても身近な限定品があるのにそれを蔑ろにする人が多くいるからです。

逆転の発想をしたっていいじゃない。
日本語を広めよう、って思ったっていいじゃない。
僕はそう思いながら日本語のカードを使っています。
日本という国とそこで培われる日本語を、僕はこれからも大事にしていきたい。

更に言えば、大会運営を行っていてよく見かける光景にも原因があります。
相手がプレイする英語のカードの正式なテキストが分からない。
それこそ多重スリーブにしていれば字が見えにくい事も稀にあるので、見にくさは抜群です。
実際、テキストに関する質問をスタッフコールで受けた事は何度かあります。
それだけならまだしも、その質問をされて外国語のカードを使用している本人がうまく説明できていないのを目の当たりにした時、対戦相手への配慮の重要性を改めて痛感しました。
カードゲームの英語なんていうのは、専門単語の羅列に過ぎない(battleやphase、whenなど)ので英語が得意でない人でも本来は読めるほど簡単ではあるのですが、だからと言って相手への配慮を疎かにしていい理由にはなりません。

他に、遊戯王に関して言えば、「日本国内で最初に販売されるカードは日本語版だから」
という理由もあります。
商品において、最初の製造というのは、解釈としてのスタンダードを築きます。
要するに、一番最初が一番正式である、という事です。
これは僕がMagic;The Gatheringのトーナメントプレイヤーをしていた時に教わった教訓です。
MTGのトーナメントプレイヤーをしていた時は、出来る限り英語版のカードを使用するよう心掛けていました。
何故なら、海外で製造された商品を国内で販売するには言語を翻訳する必要がありますが、その際、少なからず誤訳が生じてしまう事があるからです。
つまり、後に出た情報は誤っている可能性が高い、という事です。
実際そういった場面は現役プレイヤーだった時にも起こっていて、オラクルと言っていたでしょうか、後の正式な日本語訳がエラッタとして発表された際はまめにチェックしていました。
よって僕の場合遊戯王であれば、新しいカードは日本語から作られるため日本語の解釈に合わせている、という事になります。

まとめると、
・日本語を広めたいから。
・英語が苦手な対戦相手の方への配慮のため。
・商品として、日本語が正式な解釈とされているため。
以上が、帝が日本語版のカードを使い続ける理由です。
(何故日本語が好きかは話が脱線するので言及を控えます)

追記。
長野に赴いた際、オーストラリア人のクリスとデュエルをさせて頂きました。
クリスも数枚日本語のカードを使ってはいましたが、いつかまた英語圏の方と
対戦できるように、英語版のカードも集めようかなと考えています。
相手への配慮が必要とするなら、将来的には外国人の方にも配慮していきたいものです。

http://www.yugioh-card.com/japan/event/konami_tour...
話題になってる規定を見て、前から考えていた事を文章に起こしてみました。

全国大会予選の期間中だけに限らず、相手に配慮したプレイを心掛けていきたいですね。




登録タグ: 遊戯王  日本語版  日本語を広めたい  解釈の基準  相手への配慮 

あなたはこのブログの 550 番目の読者です。


テーマ:日記投稿日時:2011/10/21 19:22
TCGカテゴリ:
表示範囲:全体
前のブログへ 2011年10月のブログ一覧へ
ブログ一覧へ
次のブログへ
現在コメントはありません。