Shangri-La

心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウイルスになる

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遊戯王 構築紹介 旋風BF

帝です。
山チャンの時に使った構築について書きます。


Deck Name:「支配ヲ浸食サレル悦ビ」
Player:帝
Adviser:銀弾
Gay:Ford
Mainboard41
モンスター(19枚)
冥府の使者ゴーズ
ダーク・アームド・ドラゴン
D.D.クロウ
BF-大旆のヴァーユ
BF-蒼炎のシュラ×3枚
BF-疾風のゲイル
BF-黒槍のブラスト×3枚
BF-月影のカルート×3枚
BF-極北のブリザード×2枚
BF-暁のシロッコ×3枚

魔法(8枚)
大嵐
黒い旋風×2枚
月の書×3枚
闇の誘惑
サイクロン

罠(14枚)
魔宮の賄賂
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
次元幽閉
砂塵の大竜巻×2枚
王宮の弾圧×2枚
スターライト・ロード
ゴッドバードアタック×3枚

いわゆる旋風BF、ほぼテンプレに近いと言えます。
自身が"プレイヤーとしては"トーナメントから離れていたので、その情報格差を埋めるべく今回は北海道の銀弾さんに何かとご指導賜りました。この場でも改めて感謝の意を表したく思います。

・旋風BFというデッキ
単なる紙束です。どう考えても全部紙。シュラだけかろうじてカード。
ではその紙束でいかにして戦うのか。
「見つけた勝ち筋を目指す事」
「負けないように戦う事」
「相手の勝ちを奪う事」
「相手を負かす事」
以上の4つを念頭に、常に攻めの姿勢で進む事。

カードパワーの低い紙は守りには使えない。それが遊戯王。

ビートダウンあるのみ。それが旋風BFの要です。
死なない事を意識する事が勝ちにつながる道筋と言えるでしょう。

・「意識」
今回このトップメタを使うにあたり、変な日本語ですが、「意識」という考え方は非常に重要でした。《大嵐》や《ハリケーン》などのリセットを恐れ展開しないのではなく、割り切った意識こそが重要。
自分が勝った試合は全て、思考という点において相手に勝っていた、というのが理由としてあります。

・メタゲーム
自分が意識したのは、
「インフェルニティ」
「ヒロビ」(特にミラクル・フュージョン)
「魔轟神」
「同系」
それ以外は基本的に無視する事としました。
猫剣など、当たるといつも厄介に感じる相手についても意識していたつもりです。

ただし山口~北九州の界隈ではメタビといいますかコントロール系構築、いわゆるメタ外をよく見かけていたので「地方メタ」というのも念頭に置いて構築に取り組んでいました。


具体的な構築の話をしていきます。
・ゴーズ
メインから安定して勝ちたいならゴーズは必須、と考え採用しました。
それは良かったのですが他の一本挿し各種が非常に弱かったです。
弾圧については割と意見されましたが、メインにあったら何か役立つ時はあるだろう、という甘えがいつまでも付き纏い、本番では実際それが裏目に出てしまう場面がかなりありました。
WALDさん風に言えば「心の贅肉」だった。
本番前の自分を殺したい。

ダムド、誘惑、弾圧…一本挿し各種は基本的に弱かった。
幽閉は別。

・弾圧
《ミラクル・フュージョン》を止められる唯一のカード。
インフェルニティにも一応効果的で、大量展開してくるメタ外にも対応可能、加えてメインから《スターライト・ロード》に対応できたりはするのですが、永続罠という事から対策は非常に多く、またゴーズをはじめ、切り返すにあたってのこちらが使うカードが使えなくなる事態があったので、あまり強くは感じませんでした。


エクストラデッキ
A・O・J カタストル
A・O・J ディサイシブ・アームズ
BF-アーマード・ウィング
BF-アームズ・ウィング×2枚
BF-孤高のシルバー・ウィンド
ギガンテック・ファイター
ゴヨウ・ガーディアン
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン×2枚
ダークエンド・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
氷結界の龍 トリシューラ
氷結界の龍 ブリューナク

スキドレバルバやパーデクへの回答であった《レッド・デーモンズ・ドラゴン》でしたがよりカードパワーを追求して《スクラップ・ドラゴン》へ変更。
あとはスタロを意識して《スターダスト・ドラゴン》を追加しています。

サイドデッキ
D.D.クロウ×2枚
トラップ・スタン
ハリケーン
マインドクラッシュ
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
異次元への隙間×2枚
我が身を盾に×2枚
地割れ×2枚
転生の予言

・三つのカテゴリー
今後遊戯王におけるカードパワーはインフレを辿る一方である事から、
用意する対策は必ず引けなければ、そのままカードパワーに押され負けに直結する事態が想定されるため、カテゴリーといいますか、枠を決めて分類する事としました。
インフェルニティがトップメタに存在している限り、今期のサイドデッキにおける構築枠は三種類。
「墓地対策」「生物対策(除去)」「後ろ対策」で、これら5枚ずつ×3種類をもって15枚のサイドボードとしています。

今回の内訳は、
墓地対策:クロウ×2、隙間×2、転生×1(メインクロウ合わせて計6枚)
生物対策:マインドクラッシュ、地割れ×2、ライトロード・ハンター ライコウ×3(5~6枚)
後ろ対策:ハリケーン、トラップ・スタン、我が身を盾に×2枚
     (+ライコウ×3枚で6~7枚体制。メインに嵐、サイク、賄賂があるため+3枚)

・《ライトロード・ハンター ライコウ》
明確にアドバンテージを取るのであれば間違いなく《スノーマン・イーター》です。今回あえて《ライトロード・ハンター ライコウ》を選択したのには理由があり、雪男の場合、その時点でのアドバンテージが取れる事は間違いありませんが、攻撃力0である事からアタッカーとしては使えず、アタッカーを引けていないターンが1ターンでもあれば結局攻撃できないうちに相手が切り札を引き寄せて巻き返される場面が多くあったため、今回は不採用としました。三つ星である事から二戦目以降さらにトリシューラが作りやすくなる、という利点はあるため、やはり雪男はどこまでいっても今期は評価に値するカードであると思います。

もう一つの理由は、相手が用意してきた対策カードをライコウの場合、全て潰せるから、という理由がありました。1ターン目のファーストアクションが増え、相手の対策を取り除いてから手札のBFを安定して展開していけるにはこれしかないと考え、サイドボードのスロットの節約も兼ねて採用。また、現状対策が《スノーマンイーター》一択となっている事から、裏向きのカードにはアクセスされず、一方的に相手の《スノーマンイーター》を潰せる事もあります。

また、幅広い範囲での破壊が可能であるため、メタ外にも強いという理由があります。
ただしガジェットだけは無理。


・我が身を盾に
奈落に最速で対応できるカードとして採用。
「必ず引きたいから」という理由の下、二枚積みとしています。

ミラーにおいて、カードを展開した自分のエンドフェイズにプレイしてきた相手のGBAを手札から潰せるのも効果的なプレイングであると言えます。



サイドイベントの際、デッキ自体の変更も許可されていましたが、メインサイド共にパーツを変えて参加する事にし、内容は以下の通りになりました。
Mainboard41
モンスター(21枚)
冥府の使者ゴーズ
ライオウ×3枚
D.D.クロウ
BF-大旆のヴァーユ
BF-蒼炎のシュラ×3枚
BF-疾風のゲイル
BF-黒槍のブラスト×3枚
BF-月影のカルート×3枚
BF-極北のブリザード×2枚
BF-暁のシロッコ×3枚

魔法(8枚)
大嵐
黒い旋風×2枚
月の書×3枚
強欲で謙虚な壺
サイクロン

罠(12枚)
魔宮の賄賂
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
次元幽閉
砂塵の大竜巻×2枚
スターライト・ロード
ゴッドバードアタック×3枚

不要なパーツを一切排し、新たなカードを採用しています。

・ライオウ
ヒロビ、インフェルにおけるアドバンテージエンジンを全て潰せるものが一択だったので採用。最近増加傾向にあるガジェットをはじめ、コンボデッキなどのメタ外構築も全て潰せるカードパワーを持っています。

ただし枚数を追加する事でモンスターの比率が増えてしまうので、
そこは今後調整する方向で。

・《闇の誘惑》の不採用
現状優秀なメタカードとして機能し活躍する場面の多い《D.D.クロウ》ですが、引き当てた対策を除外候補に上げてしまう事があり、必要性を感じなくなってこの時点では不採用としました。しかしドローサポートは、手札が茶色くなる事故を緩和させる役割もあるため、代わりに《強欲で謙虚な壺》を採用。
自分が強謙型の調整を行っていなかったので枚数は、入れ替わりという意味で一本にしています。ただし枚数が少ないと引けない事態が発生するので、やはり枚数を積む事をすすめます。


サイドデッキ
D.D.クロウ×2枚
サイバー・ドラゴン
スノーマンイーター
トラップ・スタン
マインドクラッシュ
ライトロード・ハンター ライコウ×3枚
異次元への隙間×2枚
我が身を盾に
地割れ×2枚
転生の予言

・雪男
トップメタだけでなくメタ外への耐性をさらに持たせるために、4枚目のライコウ感覚で採用。

・サイドラ
我が身と仕事が同じなので一枚をこちらと入れ替え。展開力の補助に加え、ガジェットにもさらなる耐性が付き、相手のライオウ対策にもなります。モンスター0枚の状態で《聖なるあかり》を置かれ蓋をされそうになった時にも、メインのライオウと一緒で展開していけるのは二戦目以降を考慮して優秀であると言えます。

・地割れ
今回特に活躍したと言える一枚。
《地砕き》でない理由を考えるにあたり、「攻撃力の低さ」がありますが、現環境で最も倒したい攻撃力の低いモンスターと言えば一択で、《聖なるあかり》対策となっています。
これによって何回もあかりを潰させて頂きました。

・メインボードの枚数
枚数が異なると確率にも影響する事がすっかり頭から抜け落ちていました。今期は対策をしっかり引かないといけないと意識しているなら尚更。猛省。
今後のデッキ構築は40枚を目指すようにします。

総評。
やはりトップメタというだけあって、かなりの安定感がある構築でした。
今期は継続して使っていこうと思います。


デッキ名はLINDAファンなら分かる。
いわゆるハプニングバー。


「支配」を…「浸食」される…

悦び…

登録タグ: 遊戯王OCG  デッキレシピ 

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テーマ:日記投稿日時:2010/06/10 13:27
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG  
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