「遊戯王は、猫だらけの世界である」
五月に開催された第一回「遊戯王やろうぜ!!」全国大会を開催するに
あたり、2009年度上半期のメタゲームは、《レスキューキャット》を
使用した「猫シンクロ」が環境に多数存在していた。環境最強と謳わ
れていたアーキタイプは、「遊戯王やろうぜ!!」決勝大会環境にも
強く影響を与えていて、猫一色だった事は記憶に新しい。
九州代表ソバットは、独創的な「植物シンクロ」という宝剣をもって
猫が支配する世界に挑み、初代王者の称号を勝ち得た。
時は流れ、11月。
「アスリート」とも称されるほど、カードゲームに対して情熱を注ぐ
ソバットはこの半年間、連覇という更なる高みを目標に、彼は故郷・
九州の地にて仲間たちと共に練習に励んできた。近年における九州遊戯
界の隆盛には目を張るものがあるが、やはり地域格差というものは厳然
として存在し、チャンプの出身地である長崎も、大会や店舗の数だけを
考えれば決して優良な環境とは言い難い。
それでも彼は九州の決闘者たちの期待を一身に背負い、辺境の地で考え
得る限りの努力を続けここまできた。確かな努力、経験、そして
「王者の誇り」が、ソバットをこの大舞台まで導いたのだ。
「ドラゴンアンデ」とも呼ぶべき新たな構築は、どのようなデックテク
を披露してくれるのであろうか。
対するDATであるが、もはや説明不要とも言える。
北海道の更に極北の地・旭川から2009年度の日本代表選考会に参加し、
見事日本代表として世界の大舞台で戦ってきた彼は、国が誇る決闘者の
一人なのである。
多数の公認店舗や大会の参加そして結果を必要とする制度ゆえに、一昔
前までは「本州以外からは参加不可能」とまで言われていた日本代表
選考会。北海道の決闘者たちにとって、全国という舞台がどれほど遠い
存在であったかは想像に難くない。
しかし、2009年度の選考会には北海道からの参戦者が2名も現れた。
それが、もう一人の北海道代表・ハスカール、
そして日本代表・DAT両名なのである。
「世界のDAT」
北国の決闘者たちの希望の星が、新たな王者の座へ挑む。
『北』と『南』の"最強"が、決勝の地・横浜で覇を競う。
脈々と続く遊戯王の歴史に、新たな一ページが刻まれる瞬間。
最後まで見届けて欲しい。
名誉と、
威信と、
"最強"を賭けた戦い。
そしてこの 最高のエンターテイメントを―――――――
Game:1
先攻はDAT。
《終焉のカウントダウン》をプレイし、試合開始早々そのデックテク
を披露する。
この遊戯王OCGには、モンスター同士による戦闘以外にも、様々な特殊
勝利条件をプレイヤーに課すカードが多く存在する。
《終焉のカウントダウン》もその一つで、その名の通り、20ターンの
カウントダウンを経て、プレイヤーに勝利をもたらす強力な魔法で
ある。
攻めを躊躇できなくなったソバットは《終末の騎士》を召喚して
《ゴブリンゾンビ》を配備、DATのライフを4600にまで削る。
刻一刻と刻まれる、運命のカウントダウン。
若干の焦りを見せるソバットだが、冷静さを欠く事は決してなかった。
ソバットは攻めの姿勢を崩さない。
DATのスタンバイフェイズに《ダスト・シュート》を放ち、相手が
《バトルフェーダー》3枚と《ゼロ・ガードナー》《レインボー・
ライフ》を握っている事を把握し、小考の後、《ゼロ・ガードナー》
を山札に眠らせた。ターンが返ってくると《ゾンビ・マスター》を戦線に送り出し《ゾンビキャリア》を贄に《ゴブリンゾンビ》を復活、さら
に《ゾンビキャリア》を自己蘇生させて《氷結界の龍ブリューナク》を
シンクロ召喚。
場に3体のモンスターを並べて一気に攻め立てようとするが、《バトル
フェーダー》がそれを許さない。
《未来融合-フューチャー・フュージョン》に辿り着きデッキ圧縮から
のドラゴンの展開を目論むもその進撃は《和睦の使者》により阻まれ、
ソバットにとっては厳しい展開が続く。
残された猶予は僅か数ターン。
死の宣告が近付き、ソバットの表情も次第に険しくなる。
《F・G・D》が未来から舞い降り、《レッドアイズ・ダークネス
メタルドラゴン》《ゴヨウ・ガーディアン》《氷結界の龍 ブリュー
ナク》《ゴブリンゾンビ》と合わせて総攻撃力14000の恐るべき
布陣がソバットの場に構築された。
しかし、ついに相手のライフが減る事はなくなった。
《ゼロ・ガードナー》の連投に思わず自嘲気味の笑みを零すソバット、
残された2度の機会に望みをかけるもそこには《覇者の一括》と
《バトルフェーダー》が控えていた。
ここに、DATは勝利へのカウントダウンを一つ刻む。
DAT 1-0 ソバット
「遊戯王やろうぜ!!」全国決勝大会。
その舞台では「最終戦(決勝戦)のみ時間無制限」というルールが採用
されている。
双方が全力を出し切るために前回の決勝より制定されたものであるが、図らずしてDATに苦戦を強いる結果となっている。
というのも、彼が用いる「終焉のカウントダウン」をはじめとした戦闘
を勝ち筋としないコンボデッキには、「1戦目を勝利し、サイドチェン
ジ中にタイムアップ、またはエキストラターンに持ち込ませる事でライ
フ差をつけて勝利する」という常套戦術があるのだが、前3試合でも
取ったこの戦術が不可能となるからだ。
しかし、他のコンボデッキとは異なり《終焉のカウントダウン》を
プレイし、そこから相手の攻撃を凌いでいけば確実な勝利がもたらされ
る分、絶望的に不利とは言い切れない。
しかし想定される厳しい戦いに、DATも真剣そのものの面持ちでサイド
チェンジに臨む。
対するソバットには、焦りの色がありありと見られる。
DATが駆使する戦闘妨害スペルの応酬に対して有効な選択肢がサイド
ボードに存在しない。1枚のみの《邪神の大災害》はトリガーである
以上、この手のコンボデッキには通用しない事をチャンプは理解して
いる。
九州そして初代王者に、極北の覇者へ立ち向かう術はあるのか。
Game:2
《闇の誘惑》《手札断殺》と、先攻を取ったソバットは手札を交換し
コンボパーツを探しに行く好調な滑り出し。
一戦目では《終焉のカウントダウン》を初手に引き込む強運を見せた
DATだったが今回は手札はあまり芳しくないようだ。セットしかけた
カードを戻そうとしたり迷い抜く様子を見せ、3枚の伏せカードを
置いてターンを渡す。
早速ソバットは勝負に出る。勢いよく《大寒波》を叩きつける。
これにはDATも表情を強張らせ、《八汰烏の骸》《スケープ・ゴート》
をチェーンするが、残り1枚が凍り付く。
《クリッター》反転召喚、《ゾンビキャリア》キャストから《A・O・J
カタストル》をシンクロし《メタモルポット》を手に入れるとキャリア
を自己蘇生させ、《ブラック・ローズ・ドラゴン》へとアクセスする。
この流れるような動きで場を一掃し、流れを引き寄せる。
しかし世界プレイヤーのDATも、ようやく《終焉のカウントダウン》に
辿り着くという意地を見せる。
「気合入ったぁ!!」の一言と共にトップデックを卓に叩きつける。
温存していた手札を一気に使いきっていく。準備は万全だった。
北の覇者に対し、南の王者も負けていない。
こちらは《未来融合-フューチャー・フュージョン》という切り札を
引き当て一気にデッキを圧縮、そして場にドラゴンを展開していく。
《メタモルポット》のリカバーからお互いが余裕を持ち始めてターンが
流れる。
まずはソバットが、未来融合で得た《F・G・D》を失ってでも《ハリケ
ーン》を通し、場を一掃して《異次元からの埋葬》で取り除いたアンデ
やドラゴンを墓地に戻し場を構築する準備にとりかかる。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》から《ドラグニティ-
ファランクス》を蘇生。《終末の騎士》を戦線に送り込み、
《ゴブリンゾンビ》を落としてから《氷結界の龍ブリューナク》へ
シンクロ召喚。
早速ブリューナクの能力によってソバットは自分の《メタモルポット》
を手札に戻そうとする。
この行動にDATは眉を顰めた。彼はすぐさまお互いのデッキ枚数を確認
する。デッキ枚数では圧倒的にDATが勝っている。
《メタモルポット》を連打する事でのデッキデスではソバットが勝てる
とは思えない、寧ろ彼が不利となる。
では、なぜソバットは《メタモルポット》をハンドに戻したのか。
寧ろその一枚によって敵である自分がリソースを取り返したにも
関わらず、だ。
次のターン、DATは7枚という潤沢な手札から複数枚をセットしかける
が引っ込めて墓地確認を行う。
そして、あるカードの可能性に気付く。
「メタポで伏せさせて《大嵐》か…」
挑発的とも取れる発言に対し、ソバットは無言を貫く。
最強を決める決勝卓では、盤上以外でも戦いが始まっていた。
相手の目的は一体何か。
心理戦。
張り詰めた空気が会場に漂っていた。
――――受けて立つ。
勢いよく世界のDATは3枚のカードを用意してターンを返した。
返すソバットのターン、スタンバイフェイズに《覇者の一括》が放たれ
まずは攻撃が封じられる。
モンスターと1枚の伏せをセットしてターン終了。
DATはセットされたモンスターを再び《メタモルポット》と読み、
3枚の伏せ追加から《ゼロ・ガードナー》でアタック。
しかし、ソバットの墓地から《ネクロ・ガードナー》が手を伸ばして
攻撃を阻む。
ソバットはターンを迎えると早速《氷結界の龍 ブリューナク》の効果
で手札を5枚捨て、DATの伏せカード全てを送り返そうと目論む。
ここまで大きな動きは予想外だったのか、DATの表情が厳しくなる。
分からない。
相手が何を考えているのか。
もはや勝負を諦めたというのか…?
《魂の氷結》のみが発動され、残り4枚がハンドへ戻る。
《メタモルポット》を反転。
引き寄せた五枚から《闇の誘惑》《手札断殺》と再び手札入れ替えを
連発、またもや多量のデッキ圧縮を行ったソバット。
《手札断殺》はお互いにデッキを削るカードだが、先にも述べた通り、
デッキデス勝利は不可能と傍目からも断定できる程に枚数差がある。
かといって、DATが嗅ぎ取った《大嵐》の匂いも感じない。
彼の狙いは一体何なのか。
分からない。
何を考えているのか。
そして、
何故その瞳に灯る闘志が消えていないのか。
分からない。
希望の見えない勝負かと、もはや観客達も諦観の様である。
ただ《終焉のカウントダウン》のみが進み、迎えたDATのターン。
遂に大きく試合が動く。
九州の英雄は、諦めてはいなかった。
「《闇のデッキ破壊ウイルス》を発動します。対象は罠で」
刹那、会場が沸き立った。
「やっと引いた!」と息を弾ませるソバット。
そして、想定外の事態に呆然とするDAT。
王者が掲げたユーティリティスペル、その効果は抜群だった。
これが南の王者・ソバットの戦術。
彼がトーナメントシーンに存在する有名なアーキタイプを使用しない
のは、それらが使いこなせない・回せないからという事でも、流行を
嫌うという端的な理由でも決してない。
現行のトーナメントを徹底的に研究した上で、こちらは相手に把握され
ない環境への回答を多く用意した構築を目指す。
自分は相手を理解する。
しかし、相手には自分を理解されない。
情報戦での圧倒的優位。
それが、ソバットを王者たらしめている理由。
そして実力。
オリジナリティは、時に戦いを制する兵器となる。
更に《ダスト・シュート》をチェーン発動して追い討ちを掛けるソバット。
渾身の一撃から逃れ得たのは《ゼロ・ガードナー》と《封印の黄金櫃》
僅か2枚。
黄金櫃から《威嚇する咆哮》を除外してガードナーを召喚し、一縷の
望みに掛けるDAT。
しかし強靭な竜たちによる猛攻はいよいよ阻止できなくなる。
有効牌を山札の頂から引けば、次のターンには《封印の黄金櫃》で約束
された《威嚇する咆哮》により延命を狙える。
《終焉のカウントダウン》も半ばを過ぎていて、勝利の目も見える。
運命のドローフェイズ。世界のDATは、一言呟くのだった。
「負けで」
DAT 1-1 ソバット
九州に伝わる、勝利をもたらす宝剣。
それをもって王者が世界を下した。
『――――ついて来れるか。』
その勢いは、留まる事を知らない。
「CSの優勝経験あるの、ソバットさんって」
観客の間から漏れ聞こえた会話である。
『遊戯王やろうぜ!!』ではチャンピオンという肩書きを持つソバット
も、他の大手チャンピオンシップでは上位に食い込みつつも優勝には
至っていない。
純然たる権威を持つ『選考会』という大舞台を制したDATに比べれば
知名度が低いのも無理はない。
しかし、知名度と実力は比例しない。
500名近い参加者の頂点を決める大会。
その最終戦の場にいる事こそ、真に彼等の力量を物語っている。
『遊戯王やろうぜ!!』の寵児とも言えるソバット。
サイドチェンジを終え、何度も大きく息を吐いて集中力を高める。
好敵手を得て、DATの表情も更に厳しさを増す。
背負うのは選考会優勝者のプライド。
世界の誇り。
公認と非公認
北と南
それぞれの覇者が、三度、対峙する。
Game:3
先攻のDATは1枚のカードをセットしてエンドする。
ソバットは《手札断殺》で序盤から加速する。《ゴブリンゾンビ》
《馬頭鬼》を墓地に送り込み、モンスターをセット。
だが《手札断殺》は相手のドローも促す諸刃の剣である。
続くターンで、DATはキーカード《終焉のカウントダウン》を発動。
《封印の黄金櫃》から《魂の氷結》を除外し、2枚の伏せを配備して
から《ゼロ・ガードナー》で攻撃。
めくれたのは《メタモルポット》。
DATはまたしても大きなアドバンテージを得る。
ソバットの加速は止まらない。
《闇の誘惑》を2連打し、勢いよく《大嵐》を放った。
DATは《八汰烏の骸》《和睦の使者》をチェーン発動し、最強の魔法罠
破壊は空を切る。
ソバットは墓地に送っておいた《馬頭鬼》で《ゴブリンゾンビ》を復活
させて《ドラグニティ-ファランクス》とを調合させ、《氷結界の龍
ブリューナク》をキャスト。
そう、先刻見せた《氷結界の龍 ブリューナク》と《メタモルポット》
のループエンジンを早々に作り上げたのだ。
これにはDATも苦い顔で「めんどくせー」と呟いた。
更に《D・D・R》から《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》
テキスト宣言から《マテリアルドラゴン》を呼び出すソバット。
3体の巨竜を従え、DATの牙城を切り崩しにかかる。
しかし、依然DATには豊富なリソースがある。
《ゼロ・ガードナー》《魂の氷結》と相手のビートダウンを徹底的に
阻止。
そして2体目の《ゼロ・ガードナー》から更なる伏せを追加した後、
《メタモルポット》を攻撃によりリバースさせてアドバンテージを
回復。
続くターンにも《覇者の一括》を合わせ、ソバットの侵攻を許さない。
なかなか攻撃を許されないソバットは、ブリューナクの効果でDATの
伏せを全て戻し三度《メタモルポット》を回収。
手札を全てセットする。
そして迎えたDATのターン。
再び《闇のデッキ破壊ウイルス》《ダスト・シュート》の連携を決める
ソバット。勿論、闇デッキの選択は罠カード。
だが、手札の大半を焼き尽くした先程とは状況が違う。
落ちるカードが明らかに少ない。
《増援》《ゼロ・ガードナー》などがウイルスから逃れ、DATの戦線を
繋ぐ。
一撃が命取りになる彼のデッキにとっては、それでも辛うじてである。
あからさまに「キツい」と口にする。
お互いのデッキと墓地の枚数を確認して思考を巡らせ、2枚の壁を
セットしてターンを返す。
ソバットは追撃の《手札断殺》。ドローで《和睦の使者》がウイルスに
感染し、DATは徐々にアドバンテージを失っていく。
攻防が続き、10度目のカウントダウンとなるDATのターン。
ソバットのデッキは残り6枚、DATは7枚。
両者ともに死力を尽くした勝負が繰り広げられている。
手札、デッキ、墓地、あらゆる公開情報を確認し、生存の道を探ろうと
再び長考するDAT。
しかし、規定された時間を大きく越えたために流石のソバットも
ジャッジに注意を促す。
DATは《ゼロ・ガードナー》を立ててターンを終了する。
ここで、ソバットは緻密に積み上げてきた戦略を披露しにかかる。
《大寒波》をプレイ。
《ゼロ・ガードナー》を攻撃して効果を使わせる。
モンスターのみを壁としてターンを返す事を強いられるDAT。
当然《氷結界の龍ブリューナク》でバウンスする。
墓地から推測するに、DATに残された防御カードは《威嚇する咆哮》
1枚のみ。
そして、場には1枚のセットカード。
ソバットがDATの鉄壁の牙城に踏み込んだ。
3体のドラゴンで総攻撃を行う。バトルフェイズに入るまでに発動は
ない。
勝負が決するかと思われた刹那。
DATがセットカードを表に返すと巨竜達の息吹は忽然と掻き消された。
セットされていたのは、サイドから投入された《クリボーを呼ぶ笛》。
飛び出した《ハネクリボー》がDATを守った。
再び攻撃を阻止され、ソバットは厳しい表情を浮かべる。
僥倖に救われたDATとて楽な勝負ではない。
疲労も極地に達している。
激しい目の乾きを訴え、勝負が一時中断する。
残り6枚のデッキから《威嚇する咆哮》を引き当てればなければ
ならない。
ドローフェイズ、ドロー。
《成金ゴブリン》を発動し、更にドロー。モンスターゾーンに1枚、
魔法・罠ゾーンに2枚のカードをセットし、ターン終了。
カウントダウン発動より17ターン目。
先のようなトリックに警戒して、ソバットは入念に公開情報を確認
する。2枚のハンドを《氷結界の龍 ブリューナク》に託し、モンス
ターと伏せを薙ぎ払う。
DATの場に残ったのはセットカード1枚。
バトルフェイズ。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が黒い灼熱を放った。
DATがセットカードを発動する。それは―――
《八汰烏の骸》。
攻撃は止まらない。
極北の覇者・DATは業火に焼き尽くされ、力なく卓に倒れ込んだ。
DAT 1-2 ソバット
Result:ソバット Win!
巻き起こる万雷の拍手。
ここに、新たな伝説が生まれた。
誰よりも強い情熱と努力をもって、長崎の地より二度目の全国制覇を
成し遂げた王者・ソバット。
彼には、盟友・Tetsuが託したプレイマットに記された言葉が相応しい。
『―――担い手はここに独り。』
優勝を讃えて。
そして、更に続くであろう彼の激闘に前途あらん事を願って。
遊戯界に新たに刻まれたこの伝説、そして感動は、多くの人によって
語り継がれていく事だろう。
おめでとう、ソバット!
テーマ:日記 | 投稿日時:2009/12/14 20:17 | |
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG | ||
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