Shangri-La

心ごと全部乗っ取るくらいの 誰かのウイルスになる

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10.九州予選午後の部・環境考察

午後の部の考察では、環境の傾向と同時に、大会に持ち込まれた多種
多様なデッキに注目していきます。

まず、午後予選では抜群の安定性と爆発力を備えた「アンデット」が
最も多く選択されており、それを中心に「BF」「剣闘獣」「ライト
ロード」とお馴染みのデッキが存在していましたが、午前予選に決して
劣らない程、様々な構築が豊富に持ち込まれていました。

1:コンボデッキ
メタゲームに存在する多くのデッキを倒して勝ち上がってきたのが
少数派のコンボデッキたちです。
特に「ドラゴンノーレ」は、環境唯一とも言える1ターンキルパターン
を擁しており、一瞬にして勝負を決める事が多くありました。

Deck Name:「ドラコ エクスプロージョン」
Player:へび
Mainboard40
モンスター(20枚)
天魔神 ノーレラス×3枚
真紅眼の飛竜(レッドアイズ・ワイバーン)×3枚
レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン×3枚
ファントム・オブ・カオス×3枚
ダーク・ホルス・ドラゴン×2枚
ダーク・クリエイター×3枚
ダーク・アームド・ドラゴン
ゾンビキャリア
クリアー・バイス・ドラゴン

魔法(20枚)
名推理
未来融合-フューチャー・フュージョン
魔法石の採掘
封印の黄金櫃×2枚
大嵐
手札抹殺
手札断殺×2枚
闇の誘惑×2枚
ハリケーン
トレード・イン×3枚
サイクロン
おろかな埋葬×2枚
D・D・R(ディファレント・ディメンション・リバイバル)×2枚

罠(0枚)

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
C(チェーン)・ドラゴン
F・G・D(ファイブ・ゴッド・ドラゴン)
ギガンテック・ファイター
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン×2枚
ダークエンド・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
フレムベル・ウルキサス
ミスト・ウォーム
メンタルスフィア・デーモン
レッド・デーモンズ・ドラゴン
氷結界の龍 ブリューナク

サイドデッキ
D.D.クロウ×2枚
サンダー・ブレイク
ツイスター×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
青氷の白夜龍(ブルーアイス・ホワイトナイツ・ドラゴン)
魔のデッキ破壊ウイルス×2枚
魔導戦士 ブレイカー×3枚
無力の証明×2枚
冥府の使者ゴーズ


2:ビートダウン
「シンクロアンデ」に次いで、内容こそ異なれどビートダウンという
コンセプトが共通したデッキを多くのプレイヤーが選択していました。
独自の環境に対する回答が多く見受けられるだけでなく、実に特徴的
な構築が多い点に注目したいです。

Deck Name:「メタビ」
Player:Requiem
Mainboard42
モンスター(18枚)
霊滅術師 カイクウ×3枚
異次元の女戦士
ローンファイア・ブロッサム×2枚
ライオウ×3枚
ボタニカル・ライオ×3枚
フォッシル・ダイナ パキケファロ×3枚
サイバー・ドラゴン
BF-蒼炎のシュラ
BF-疾風のゲイル

魔法(14枚)
貪欲な壺
地砕き
大嵐
収縮×3枚
月の書×3枚
強制転移
サイクロン
エネミーコントローラー×3枚

罠(10枚)
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
神の宣告
王宮のお触れ×3枚
リビングデッドの呼び声
くず鉄のかかし×2枚

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
BF-アーマード・ウィング
C(チェーン)・ドラゴン
ギガンテック・ファイター×2枚
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン×3枚
ブラック・ローズ・ドラゴン
マジカル・アンドロイド
メンタルスフィア・デーモン
レッド・デーモンズ・ドラゴン
氷結界の龍 ブリューナク

サイドデッキ
オネスト×2枚
クリッター
サイレント・ソードマン LV5×2枚
異次元の女戦士
光の護封剣
邪神の大災害
呪言の鏡×3枚
洗脳-ブレインコントロール
閃光の追放者×3枚

前環境に存在した凶悪な1ターンキル・コンボデッキを彷彿とさせる
「カエル」ですが、今回は攻撃を主軸とするビートダウンデッキとして
九州予選に持ち込まれていました。新カードを多く使っており、まだ
アーキタイプとして確立されていない事から、注目に値するデッキで
あると言えます。

Deck Name:「カエルシンクロ」
Player:ダニエル
Mainboard45
モンスター(21枚)
裏ガエル×2枚
魔知ガエル×3枚
鬼ガエル×2枚
貫ガエル×2枚
黄泉ガエル
フィッシュボーグ-ガンナー×2枚
デスガエル×3枚
ジャンク・シンクロン×3枚
イレカエル×3枚

魔法(18枚)
貪欲な壺×3枚
地獄の暴走召喚×2枚
洗脳-ブレインコントロール
死の合唱(デスコーラス)×2枚
強欲なウツボ
簡易融合(インスタントフュージョン)×2枚
ワン・フォー・ワン
ミラクル・フュージョン×2枚
スケープ・ゴート
サルベージ
クロス・ソウル
おろかな埋葬

罠(6枚)
激流葬
海竜神の加護×2枚
リビングデッドの呼び声
エンジェル・リフト×2枚

エクストラデッキ
A・O・J カタストル×2枚
E・HERO アブソルートZero×2枚
E・HERO スチーム・ヒーラー
E・HERO セイラーマン
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
メンタルスフィア・デーモン
レア・フィッシュ
神海竜ギシルノドン
氷結界の虎王 ドゥローレン
氷結界の龍 グングニール
氷結界の龍 ブリューナク

サイドデッキ
グラヴィティ・バインド-超重力の網-
サイクロン
ライトニング・ボルテックス
レベル制限B地区
強制脱出装置×3枚
光の護封剣
砂塵の大竜巻×3枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
大嵐
奈落の落とし穴×2枚


3:植物
勝利手段は戦闘という事でビートダウンに分類されますが、「植物」
というアーキタイプとして確立されているこのデッキタイプは午後予選
では多く見受けられました。
また、新たな傾向として《ボタニカル・ライオ》を用いて序盤からの
攻撃手段を増やしているプレイヤーが多く存在していました。

Deck Name:「スキドレ植物」
Player:MMR
Mainboard41
モンスター(20枚)
椿姫ティタニアル×2枚
神獣王バルバロス×2枚
ローンファイア・ブロッサム×2枚
ロードポイズン
ライオウ×3枚
ボタニカル・ライオ×3枚
ダンディライオン
ゾンビキャリア
クリッター
ガード・ヘッジ×3枚
BF-疾風のゲイル

魔法(10枚)
貪欲な壺
増草剤
洗脳-ブレインコントロール
月の書×3枚
ハリケーン
トレード・イン×2枚
サイクロン

罠(11枚)
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
激流葬
強制脱出装置×2枚
リビングデッドの呼び声
ダスト・シュート
スキルドレイン×3枚

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
A・O・J ディサイシブ・アームズ
BF-アーマード・ウィング
BF-アームズ・ウィング
アーカナイト・マジシャン
ギガンテック・ファイター
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン
ダークエンド・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
フレムベル・ウルキサス
マジカル・アンドロイド
メンタルスフィア・デーモン
レッド・デーモンズ・ドラゴン
氷結界の龍 ブリューナク

サイドデッキ
D.D.クロウ×3枚
つり天井
マインドクラッシュ
ライトニング・ボルテックス
砂塵の大竜巻×3枚
大嵐
転生の予言
魔導戦士 ブレイカー×2枚
霊滅術師 カイクウ×2枚


4:HERO
様々な「HERO」軸のデッキが存在していましたが、中でも特に
《E・HEROアブソルートZero》を使用するデッキが特に人気を
集めていました。
ここでは、純正「E・HERO」をサンプルとして紹介します。

Deck Name:「E・HERO 3秒クッキング」
Player:イタル
Mainboard46
モンスター(20枚)
深海のディーヴァ×2枚
沼地の魔神王×3枚
メタモルポット
デブリ・ドラゴン
ダンディライオン
E・HERO ワイルドマン×2枚
E・HERO フォレストマン×2枚
E・HERO ネクロダークマン
E・HERO スパークマン×2枚
E・HERO オーシャン×2枚
E・HERO エッジマン
E・HERO エアーマン
BF-疾風のゲイル

魔法(19枚)
貪欲な壺×2枚
融合解除
融合×2枚
封印の黄金櫃
超融合
大嵐
増援
禁じられた聖杯
異次元からの埋葬
ライトニング・ボルテックス
ミラクル・フュージョン×3枚
サイクロン
E-エマージェンシーコール×3枚

罠(7枚)
奈落の落とし穴×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
激流葬
亜空間物質転送装置×2枚
リビングデッドの呼び声

エクストラデッキ
A・O・J カタストル
A・O・J ディサイシブ・アームズ
E・HERO アブソルートZero×3枚
E・HERO ガイア×2枚
E・HERO シャイニング・フェニックスガイ
E・HERO シャイニング・フレア・ウィングマン
ギガンテック・ファイター
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
氷結界の龍 グングニール
氷結界の龍 ブリューナク

サイドデッキ
E・HERO エッジマン
G・B・ハンター
N・グラン・モール
ツイスター×3枚
マシュマロン
異次元からの埋葬
禁じられた聖杯×2枚
精神操作
超融合
冥府の使者ゴーズ
融合
融合解除


◆九州予選終了。そして最後の舞台――決勝へ◆
九州予選をはじめ、全国各地で開催された予選大会も無事終了。
予選大会を勝ち抜いた強豪たちが、11月23日、決勝大会が開かれる
横浜へと集います。

この一か月において、新制限改訂ならびにカードプールの拡張により
国内のメタゲームは海外のそれと格差が是正され、新たな境地を迎え
ます。

混沌とするメタゲームに、プレイヤーはどう立ち向かっていくのか。
決勝大会、最終決戦の地は横浜!
心して待て!





文責:
福岡TCS運営委員会リポーター 帝

登録タグ: 遊戯王OCG  大会レポート 

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テーマ:日記投稿日時:2009/10/31 05:17
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG  
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