Shangri-La

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02.一回戦 Tetsu vs 紀柳

数奇な運命というものは存在する。
一戦目にお届けするのは、山口を拠点に活動している選考会
プレイヤー、紀柳と福岡遊戯界の担い手・Tetsuの試合。山口県、
福岡県と言えば共に西日本において精力的な非公認大会開催を行って
いる地域であり、 イベント運営の面からも交流が深い地域であると
され、このフィーチャーマッチテーブルに対峙する二人もまた普段
から交流がある関係である。
それだけに限らず、この両者はお互いに西日本が誇る選考会
プレイヤー。
名実共に申し分ない二名が、ここ広島の地にて早速衝突する事と
なった。
偶然が生み出したこのマッチアップは、お互いに固い握手を交わして
から和やかな雰囲気で、それでも緊張感を漂わせながら、開始された。

Game:1
Tetsuの先攻で始まる一本目。
《ライトロード・マジシャン ライラ》を場に出すのみで山札を掘り
進めていくが、《冥府の使者ゴーズ》《オネスト》など有効牌が落ちる
のみで手札の薄さを露呈してしまう初動となった。
対する紀柳は《闇の誘惑》をプレイし手札から《ネクロ・ガードナー》
を取り除いてから、少考の末、壁を一体置くのみでターンを返す。
お互い場にカードを展開せずに始まった試合は開始早々、緊迫した
空気が流れる。
Tetsuは《ライトロード・サモナー ルミナス》を戦線に送り込み、
そのまま戦闘開始を宣言。ライラの攻撃により《ゴブリンゾンビ》が
戦闘破壊されると能力によって紀柳は《ゾンビキャリア》を手に入れる。
その後、ルミナスで直接攻撃を行った途端、《冥府の使者ゴーズ》が
降臨する。 制限カードの数々の応酬に対し、有効牌が引けないTetsu
は苦しい表情を浮かべる。
そのままエンドフェイズに入って墓地に《ネクロ・ガードナー》を
置きたい、或いはライトロードを増やし《裁きの龍》による切り返し
を図りたいところだが《威嚇する咆哮》が一気に3枚も落ちてしまう。
これはお互い苦笑い。
全ての脅威が取り去られた今、ノータイムで紀柳は《生者の書-禁断の
呪術-》をプレイ。相手のライトロードの数を抑えながら再び《ゴブ
リンゾンビ》を呼び戻す。戦線に《ゾンビキャリア》を追加してから
は、かつて一世を風靡した「アンデシンクロ」の独壇場。

《氷結界の龍ブリューナク》へシンクロ召喚してから、山札より
《馬頭鬼》を手に入れる。ブリューナクの能力によって早速《馬頭鬼》
を墓地へ送り込むと、相手の場数を減らしながら確実に場を展開して
いく。
《ゴブリンゾンビ》の能力が何度も誘発し、コンボパーツを一気に
集め、相手を瞬殺する打点を場に用意してから、紀柳はTetsuを下す
のであった。
増幅する闇は、光さえも恐れない。
西日本の選考会プレイヤー同士の対戦は、早々に終結する。

Tetsu 0-1 紀柳

一筋のチャンスも与える事なく相手を瞬殺するプレイングとデッキ
構築を得意とする紀柳は、二戦目のゲームをいかに作っていくかを
想定しながら、サイドカードを慎重に選定していく。

Game:2
《ライトロード・ハンター ウォルフ》を切ってからの《ソーラー・
エクスチェンジ》というTetsuの初動で始まる二戦目だが、早速サイド
カードが山札より落ちてしまい不穏な空気が流れ始める。
その後、《封印の黄金櫃》をプレイし、《ソーラー・エクスチェンジ》
を配備して壁を一体置いて、後ろに伏せカードを仕込んでターンを
終えた。
それに対し、紀柳は初手を見てしばらく考える。
多くの選択肢が用意された潤沢なハンドから《終末の騎士》を召喚、
山札より《D-HEROディアボリックガイ》を落とした後、《黒光りするG》
を戦闘破壊する。それに対し、Tetsuは《オネスト》を壁として置く
のみでターンを終える。

相手が防戦一方。紀柳はこのチャンスを逃さなかった。
《おろかな埋葬》により墓地に《ゴブリンゾンビ》を配置してから
《生者の書-禁断の呪術-》により、ひとまず脅威の《黒光りするG》を
取り除く。
その後、《深海のディーヴァ》を呼び出し、追加の同名カードを戦線
に送り込むと《氷結界の龍ブリューナク》が再び降臨する。
そこからは、《ゴブリンゾンビ》から一気にパーツをかき集め、一戦目
と同じく大量のシンクロモンスターを呼び出し、相手を瞬殺できるだけ
の部隊を作り出し、そのままTetsuの命を奪い去る。
一切ライフを削らせる事もない、まさに「完勝」の試合であった。

 Tetsu 0-2 紀柳
 Result:紀柳 Win!

登録タグ: 遊戯王OCG  大会レポート 

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テーマ:日記投稿日時:2009/09/27 13:16
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG  
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