Shangri-La

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04.三回戦 最華 vs ミラーズ

広島勢が奮闘する中、続いては遠征組である山口勢の対戦をお届けする。

まずはミラーズ。山口県を中心に精力的に活動をしている
遊戯プレイヤーの彼は、第三回山口チャンピオンシップを制覇
した中国地方の有力プレイヤーの一人である。
新環境筆頭と名高い「シンクロアンデ」を駆り、9月19日の
「第4回山口チャンピオンシップ」の前哨戦として予選大会に挑む。

対するは、同じく山口の遊戯プレイヤー・最華。
遊戯王から離れていた時期こそあれど、そのブランクを感じさせ
ない程、他の山口勢と同じく確かな実力を持った山口県の古参プレイ
ヤーが今回選択したのは「チェーンバーン」、大量のカードを連発
する事で大火力を作り出すこのデッキは、カウンターが減り、かつ
メタゲームが分散している今だからこそ返り咲くであろうアーキタイプ。
果たしてその紅の連鎖は、プレイヤーを勝利へと導くのであろうか。

Game:1
お互い身内という事で和やかな雰囲気で始まった一戦目はミラーズの先手。
テンポよくスタートを切ったミラーズに対し、最華は手札を眺めて
長考、壁に加え、二枚の罠を仕掛けてターンを終えた。

仕掛けたのはミラーズ。《ゴブリンゾンビ》の隣に《魂を削る死霊》
を追加。相手のカードを一枚でも多く失わせたい所だが《和睦の使者》
によって攻撃を阻まれ、《デス・ラクーダ》が守られる。
エンドフェイズに《強欲な瓶》をプレイし、山札を掘り進めてから
最華にターンが回ってくるが、ここでも最華は長考する。
パーツを場に並べる関係上、相手のボードコントロールカードが
命取りとなる
コンボデッキ、それはこの「チェーンバーン」も同様であり、相手の
除去を回避しながらも堅実に動いて行くプランを検討する。
一枚、さらに一枚…と伏せカードを置いていき、最終的に5枚の伏せ
カードと1体の壁が配備される。
何とかして主要パーツを撃ち抜きたいミラーズは、そのエンド
フェイズに《サイクロン》をプレイし、《積み上げられる幸福》が
破壊される。しかし二枚目を既に場に隠してある最華の抵抗は続く。

ミラーズは攻めの姿勢を崩さない。
《魂を削る死霊》による攻撃を受けて《ワーム・リンクス》が表返る
も、戦闘ダメージを受けた事で手札から降りてきた《トラゴエディア》
が戦場に現れ、脅威であるリンクスを蹂躙する。

相手の場に展開されたモンスターを前に、《覇者の一括》で攻撃を
ごまかしながら他の伏せカードも連続して使っていき、チェーンを
加速させていく。
相手の攻撃を連続で凌いでいくも、場に用意されたクロックから延命
するのみで山札を掘り進めても有効牌に繋げられず《皆既日食の書》
によって表返ったモンスターをシンクロして《氷結界の龍ブリュー
ナク》を出し、手札を全て注ぎ込んだ上での直接攻撃により、試合は
終了した。


 最華 0-1 ミラーズ

Game:2
気を取り直して挑んだ二戦目で、最華は先攻を取る。
初手を見ていかに多くチェーン数を稼ぐか思考する最華。
まずは一枚のカードを置く。
それに対してミラーズの初手は真っ茶色。
《トラゴエディア》2枚と《邪帝ガイウス》で突破口を開く事は
出来るだろうか。
ミラーズにターンが回ってきた所で、エキストラターンに突入。
《キラー・トマト》の攻撃を《威嚇する咆哮》で阻止すると、返しの
ターンで引き当てた《N・ハミングバード》を全力で場に出し、一気に
大回復する。
全ての手札を伏せてターンを渡すと、ミラーズは《キラー・トマト》
をリリースし《邪帝ガイウス》を召喚、《N・ハミングバード》を
場から剥がし攻撃宣言をするも《魔法の筒》によってさらにライフ差
をつけられる。
完全に相手のペースにはまってしまったミラーズは、投了を余儀なく
された。


 最華 1-1 ミラーズ


Game:3
互いに窮地に追い込まれてからの逆転を見せつけての三戦目。
しかしプレイヤーに数ターンしか与えられないこのエキストラ
デュエルでは、完全に、とまではいかないがデッキ相性を考えて初手
に運命が左右されてしまうあたりミラーズには若干不利な状況。
山札から取った五枚のカードをゆっくりと眺めていく。

《闇の誘惑》を勢いよくプレイして《キラー・トマト》を脇に置く。
《終末の騎士》によって《ゾンビキャリア》、《おろかな埋葬》から
は《馬頭鬼》と墓地に必要なパーツを揃えていき、一枚の伏せカード
を配備してターンを返す。ノータイムで行った全力の1ターン、
ミラーズの場は万全の布陣である。
さて、対する最華は…?

《デス・コアラ》を場に置き、4枚の赤いカードを伏せ、一戦目・
二戦目とは違い、余裕の表情を見せる。そこでエンドフェイズに
《砂塵の大竜巻》をプレイし、エキストラデュエルにおいて圧倒的な
ライフ差をつける《レインボー・ライフ》を射抜く。
まずは第一段階。

しかし最華の引きも負けていない、スタンバイフェイズに《覇者の
一括》がプレイされると、ミラーズは愕然とした。
《終末の騎士》をリリースし、《邪帝ガイウス》をアドバンス召喚、
自身を対象にした所で最華が《女神の加護》をプレイ。
次のターンには《デス・コアラ》が待ち構えており、ミラーズは
最華に屈した。


 最華 2-1 ミラーズ
 Result:最華 Win!

登録タグ: 遊戯王OCG  大会レポート 

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テーマ:日記投稿日時:2009/09/27 12:50
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG  
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