釣り吉的ヒロプレ日記

■ 対戦考察

VS九州(LE:上島=アリス=苓州)/対戦成績：東海3-九州0
早期に展開しつつカウンター(｢強制摘発｣)を構えて押すスタンダードなデッキ。

□ 感想：
細かいキャラが多く非力に見えるが、要所でのサイズに優れ、中堅を展開してからは比較的有利に進められる。
ここぞと言う時のイベントをカウンター出来るので、最後の押し込み等に対応出来る為、結果的に強い。
LE効果で序盤から相手の配置に制限を加えられる。

□ 要注意カード：
戸畑由羅：
非常に優秀な能動的手札除去クロックを刻むキャラクター。
手札破壊は攻撃キャラ指定時に誘発する為、基本的に相手に選択権はない。
DPが2500有る為、相手の盤面何れかに必ずと言って良いほど攻撃するチャンスが有り、協力攻撃でAPを上げれば大型キャラとの相打ちを視野に入れた攻撃が可能。
PL効果も相手キャラ1体を行動済みにする強力なものとなっている。
現在の九州の中核と言って過言ではないキャラ。

加藤炎：
九州2コストDP2500キャラの1人。
九州は協力攻撃を生かす為に展開力が有るので、基本的に隣接マスに2人以上居る状況は難しくないと思います。
なので、攻撃にのみですが能力使用で3000を達成します。
運用は難しいが、相手へのプレッシャーは少なくないと思います。

名護屋かんね：
コストは重めだが3500/3500のスペックは低くない。
能力を使う事で相手ターンのみ擬似的な未行動状態になる事が出来る。
忘れていると痛い目に合う事が有るが、決して軽い能力ではない為、相手の手札枚数を確認しながら戦えば一気に劣勢になったりはしずらい。

田之上燃：
2コスト3000/2000の高スペックを持ちつつ、協力攻撃でドローまでする優秀なキャラ。
しかし、DP2000は微妙な評価。
手札アドバンテージを取ろうとして相手の1コストAP2000のキャラと相打ちは美味しくない。

強制摘発：
イベント限定のカウンター。
使用条件(九州キャラ3体配置)は有るが、カード自体のコストは無い。
思った以上に警戒されるカード。
実際にこれを持ってなくても、手札が1枚残っているだけで事実上イベントは撃てない。
東海にとっては非常に邪魔なカード。
思った以上にこのカード1枚に苦しめられた。

□ 総評：
基本スペックが低いので、スペックで攻めてくるタイプの色との相性は悪い。
しかし、DPの高さを生かした防御が出来ればアドバンテージを失わずに戦える。
LEのルールブレイカー能力で相手のPLを移動できる為、序盤のアドバンテージが取り易く、結果押し切れる可能性もある。
色的に非常にテクニカルで初心者にはオススメできない。
東海との相性は五分五分な感じ。
上手い相手には苦戦しそう。
九州との戦い方は、イベントに頼らず、重めのキャラを交えつつ展開し、徐々にプレッシャーをかけて崩していく。
他の色との戦いの様に派手な立ち回りがないので地味ですが、しっかり戦わないと落としかねない慎重さを要求されます。
突き詰めるまではかなり九州をなめてましたが、よく組まれ運用されるとけっこう危ないと言うことに気付きました。