◇はじめに
この記事は、東方混沌符に興味がある方、東方混沌符を始めてみたいという方向けの入門記事です。東方混沌符の特徴や、最初に買うべきセット、デッキの組み方の基礎などといった事を説明します。
他のTCGに比べて東方混沌符の情報は非常に少ないので、東方ファンの方やChaosTCG以外の他TCGプレイヤーの方が興味を持っても始めにくいというのが現状です。しかも多くの情報が2年以上前の古いものだという…
この状況を少しでも良くしたいと思い、私一人で何が出来るかを考えた結果、この記事を執筆するに至りました。
私は継続的に活動している混沌符プレイヤーの中では恐らく最新参のうちの一人(2013年秋~)です。ですので、今の混沌符の初めにくさを一番分かっているはずです。そんな状況下でも、少しでも人口が増えて欲しいというのが私達混沌符プレイヤーの願いです。
この記事が混沌符に興味を持った方のお役に少しでも立てたら幸いです。
※この記事の読者はChaosTCGを知らない、東方混沌符に関心がある方を想定しています。本家経験者の方は読んでも特に有益な情報は得られないと思いますので予めご了承を。
◇第1回 混沌符をはじめよう ―ゲーム紹介―
東方混沌符とは
混沌符の特徴
◇東方混沌符とは
東方混沌符(以下、混沌符)とは、アクシアより発売中の東方projectのトレーディング・カード・ゲーム(TCG)です。ルールやカードのデザインはブシロードのChaosTCGに準拠しており、OS:東方混沌符として一部のChaosTCGの大会で使う事も出来ます。…こんな公式見れば分かる事は書く必要無いか。
混沌符は比較的運の要素が少なく、構築の自由度も高い(※感じ方には個人差があります)ので構築とプレイングがかなり重要です。ですがある程度プレイすれば意外と簡単に勝てるようになります。(ここ重要!)中の人も始めて3ヶ月くらいの頃には大会で半分くらいは勝てていましたよ。
混沌符には簡単に一発逆転出来るようなカードや効果はほとんど存在しません。ですので、理不尽な負け方をするのが嫌いな方や、運ゲーにうんざりしている方でも楽しめるかと。ですが初心者でもプレイしていればすぐ勝てるようになります。
大事な事なので二度言いました。混沌符は決してそんなに難しいゲームではないです。
◇混沌符の特徴
何かしらのTCGの経験がある人はルールを読めば分かると思いますが、ChaosTCGのルールはちょっと特殊です。(そこが魅力なんだけど(´∀`*) )
Ⅱの後半とⅢは他ゲー経験者向けの説明なのでTCG自体ほとんど触った事が無いという方は飛ばしてください。
Ⅰ パートナーカード
混沌符の特徴といったらまずはこれですね。パートナーカードとは、簡単に言えば俺の嫁です(笑)。混沌符では好きなキャラクターカードをパートナーに選択してデッキを構築します。パートナーは対戦の最初から最後まで場に出ていて、基本的に他のキャラクター(フレンド)よりも様々な面で優遇されます。こうした事情からパートナーがデッキの中心になります。
強いキャラをパートナーにしても良し、嫁キャラをパートナーにしても良し。パートナーと一緒に楽しく対戦しませう。
Ⅱ キャラが死なない
一般的なTCGでは戦闘に負けたり、除去を撃たれたりするとそのキャラクターは墓地に置かれますよね?なんと混沌符では戦闘や相手のカードの効果によって自分のキャラクターが控え室(墓地)に置かれる事が無いんです。(自分のカードの効果やルール処理で置かれる事はあります。)
混沌符には他ゲーでいう所謂除去カードが存在しません。一定以上のダメージを受けたキャラクターは控え室には置かれず、裏向きになります。裏向きのキャラクターはカードの効果などで表向きに戻せばまた使えるようになります。そのため、自分の嫁が倒されて悲しい思いをする事もありません!また、東方キャラが殺しあうのはちょっと…と思う人でも混沌符なら全く問題なく楽しめます。
除去れないとかクソゲーじゃんとか思う人もいるかもですが、他ゲーでいう疑似除去ならいくらでもあります。キャラクターが表と裏に変化し続けるが故にプレイングが複雑化している所もあるので、除去れないからといってつまらないという事は決して無いです。
ただし除去れないというシステム上、どう足掻いてもボードアドバンテージが取れないゲームなので、○:△交換みたいなのが大好きな方にはあまり向いていないかもしれないです。反対にテンポアドはかなり重視されるのでテンポアドをとるのが大好きな方には最高のゲームだと思います。
Ⅲ 所謂マナコストの概念が無い
これはそんなに珍しくもないか。つまり遊○王と同じ召喚権システムを採用しているという事です。
ここで誤解して欲しくないのは、混沌符は遊○王みたいに一瞬で決着が着くゲームではないという事です。混沌符では遊○王で言うところの特殊召喚がかなり厳しく制限されているので、○戯王でよくある場に何もない状態から大量展開みたいな事は絶対に不可能です。
こっちの方が分かりやすいと思うので遊○王に例えてざっと説明しましょう。(○戯王やった事が無い方はスイマセンm(_ _)m)
まず、エクストラデッキからの特殊召喚は一ターン一回までです。手札から特殊召喚できる効果(混沌符では「乱入」と言います)や蘇生は生贄がほぼ必ずといっていいほど要求されます。
ちなみに蘇生対象が限定されている上に対戦中一回しか使えない死者蘇生効果持ちのキャラクターがいますが、強すぎて規制されてます^^;
こんな感じなので速いゲームは嫌だという人でも普通に楽しめると思います。公式大会での1対戦当たりの制限時間が40分で、普通は一対戦15~30分くらいかかるのでむしろ割とのんびりしたゲームかと。
ただし手札コストはしょっちゅう要求されます。とは言っても混沌符はドローが強いゲームなのでコストの確保はあまり心配しなくても大丈夫です。
ここまでで混沌符が大体どんなゲームなのか、何となくはお分かりいただけたと思います。では実際に始めてみましょう!(第1回 完)
第二回→http://tocage.jp/blog/10845/1418045933.html
登録タグ: 東方混沌符
テーマ:東方混沌符入門 | 投稿日時:2014/12/01 23:35 | |
TCGカテゴリ: ChaosTCG | ||
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