気ままにカードゲーム

神奈川や東京で細々と活動しているMtGプレイヤーの日記です。
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コンボデッキって死語になりつつあるけど...

どうもキドです。

コンボデッキって知ってますか?最近は死語になってきてるみたいで少し悲しいです(;´Д`)

検索してみても遊戯王、デュエルマスターズ、MtGくらいですかね...他のゲームではコンボという言葉よりシナジーというのが馴染み深い感じがしますがどうなんでしょう?

構築の幅が限られててタイトルやテーマで縛られているゲームではコンボなんて生まれませんからね、という訳で今回はコンボデッキの1つである【青赤昇天】について紹介させて頂きます。コンボデッキという事もあって使うカードも多いし動きも複雑です...まずデッキの要と言える《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》です。


Pyromancer Ascension / 紅蓮術士の昇天 (1)(赤)
エンチャント
あなたがあなたの墓地にあるカードと同じ名前を持つインスタント呪文かソーサリー呪文を1つ唱えるたび、あなたは紅蓮術士の昇天の上に探索(quest)カウンターを1個置いてもよい。
紅蓮術士の昇天の上に探索カウンターが2個以上置かれている状態であなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、あなたはその呪文をコピーしてもよい。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。


機能するまでかなりの下準備が必要なカード。このカード自体、出た当初は全く注目されずストーレージに置かれるようなカードでしたが実用的な使い方が研究されて注目を浴びました。

探査カウンター2個置くというのは意外と難しく、60枚のデッキで墓地にある同名のカードを2回も唱えなくてはいけません、この事から青の軽量ドローで確実にパーツを蓄えカウンターを乗っける青赤の構築が研究されました。今現在モダンでこのカードを用いたデッキを見かけますが前回の禁止カードの追加で《思案/Ponder》と《定業/Preordain》を失ってしまいましたが...

 

Sleight of Hand / 手練 (青)
ソーサリー
あなたのライブラリーのカードを上から2枚見る。そのうちの1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に置く。


Serum Visions / 血清の幻視 (青)
ソーサリー
カードを1枚引く。
占術2を行う。(占術2を行うには、あなたのライブラリーのカードを上から2枚見る。それらのうち、望む枚数のカードをそのライブラリーの一番下に望む順番で置き、残りをそのライブラリーの一番上に望む順番で置く。)


早い段階でコンボパーツを探し《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》を構えられるような状況を作ります。条件が達成したら1マナで2枚ドロー+トップ操作に化けますね。1マナのカードは他に《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》なんかも採用されます。最近出た闇の隆盛では《信仰無き物あさり/Faithless Looting》と《思考掃き/Thought Scour》の優秀な墓地肥やしも出てきたので色々なタイプが研究されていますね。


さて、《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》でソーサリーやインスタントをコピー出来るようになった後は何をするか?単純に1回が2回が変わると何か出来ると思いませんか?このデッキはコンボデッキでも回避が難しい一撃必殺を繰り出す事が出来ます。

 

Rite of Flame / 炎の儀式 (赤)
ソーサリー
あなたのマナ・プールに(赤)(赤)を加え、その後あなたのマナ・プールに、すべての墓地にある《炎の儀式/Rite of Flame》という名前のカードの総数に等しい点数の(赤)を加える。


Pyretic Ritual / 発熱の儀式 (1)(赤)
インスタント
あなたのマナ・プールに(赤)(赤)(赤)を加える。


 

Desperate Ritual / 捨て身の儀式 (1)(赤)
インスタント — 秘儀(Arcane)
あなたのマナ・プールに(赤)(赤)(赤)を加える。
連繋(秘儀(Arcane))(1)(赤)(あなたが秘儀呪文を唱えるに際し、あなたはこのカードを手札から公開して連繋コストを支払ってもよい。そうした場合、このカードの効果をその呪文に追加する。)


Seething Song / 煮えたぎる歌 (2)(赤)
インスタント
あなたのマナ・プールに(赤)(赤)(赤)(赤)(赤)を加える。


倍にして嬉しいカードってマナを生み出すカードですよね。これらの呪文を何かも使用して考えられない量のマナを生み出します。ただこれだけの呪文を使っても手札が切れてしまっては意味が無いです...ドロー出来るカードも入れると安定するんですが枠に余裕がありません、そんな時にはこの呪文が役に立ちます!


Past in Flames / 炎の中の過去 (3)(赤)
ソーサリー
あなたの墓地にある各インスタント・カードと各ソーサリー・カードは、ターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストはそれのマナ・コストに等しい。
フラッシュバック(4)(赤)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


スタンダードは残念カードと言われていますが、レガシーやモダンで密かに使われているカードです。手札が切れたなら墓地を利用すればいいという豪快なやり方、上記で紹介した1マナのカード達は2枚ドローに化けているのであっという間に手札が潤いますね。何回も呪文を唱えてマナを生み出しドローもして最終的にやる事は...

 

Grapeshot / ぶどう弾 (1)(赤)
ソーサリー
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ぶどう弾はそれに1点のダメージを与える。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。あなたはそのコピーの新たな対象を選んでもよい。)


Empty the Warrens / 巣穴からの総出 (3)(赤)
ソーサリー
赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)


上記のコンボで呪文を唱えていると20回近く唱えられていて、更に《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》のコピーもあるので同じ呪文×40くらいが相手を襲います。回避する方法はレガシーの方に《もみ消し/Stifle》と《狼狽の嵐/Flusterstorm》がありますが、モダンだと《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》ぐらいでしょうか?それでも《炎の中の過去/Past in Flames》で第2波を用意出来るので確実に仕留める事が可能だと思います...まさに一撃必殺(`・ω・´)シャキーン

 

Manamorphose / 魔力変 (1)(赤/緑)
インスタント
あなたのマナ・プールに、望む色の組み合わせのマナ2点を加える。
カードを1枚引く。


Gifts Ungiven / けちな贈り物 (3)(青)
インスタント
対戦相手1人を対象とする。あなたのライブラリーから異なる名前のカードを4枚探し、それらを公開する。そのプレイヤーはそれらのカードから2枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの墓地に置き、残りをあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。


《魔力変/Manamorphose》はこのデッキだと絶対必須ですね、序盤はアドバンテージを失うことなく《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》にカウンターを乗せられますし、コピー出来るようになったら2マナで4マナ生成の2枚ドローに化けますからね...《けちな贈り物/Gifts Ungiven》は今調整してる型に入れているんですがオススメですコピー出来なくても《炎の中の過去/Past in Flames》等を確実に構えられるようになりますし、コピーしたらデッキから8枚ものカードをリソースに変えられますからね...環境が変われば《謎めいた命令/Cryptic Command》なんかも面白いんですが速度が速すぎるので無理ですね(´・ω・`)ショボーン

結構安く組めるデッキなので興味のある方は是非組んでみて下さい。

それでは(´∀`*)ノシ

登録タグ: Magic: the Gathering 

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テーマ:Magic: the Gathering投稿日時:2012/04/01 13:17
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