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[2013/01/28 19:30] |
Magic: The Gathering DCI制限禁止リストが告知されました
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Magic: The Gathering公式サイトにて、DCI制限禁止リストが告知されました。
Magic: The Gathering公式サイト「2013年1月28日 DCI制限禁止リスト告知」(外部サイトが開きます)
今回告知されたのは、「モダン」「マジックオンライン・Pauper」制限禁止リストです。
「スタンダード」「エクステンデッド」「レガシー」「ヴィンテージ」の変更はありません。
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》 禁止
《煮えたぎる歌/Seething Song》 禁止
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 禁止
《ぶどう弾/Grapeshot》 禁止
《激励/Invigorate》 禁止
以下、Magic: The Gathering公式サイトに掲載された「2013年1月28日制限禁止の変更に関する声明」を転載します。
※Magic: The Gathering公式サイト「2013年1月28日 DCI制限禁止リスト告知」より転載。(外部サイトが開きます)
※2013年1月28日確認
Magic: The Gathering公式サイト「2013年1月28日 DCI制限禁止リスト告知」(外部サイトが開きます)
今回告知されたのは、「モダン」「マジックオンライン・Pauper」制限禁止リストです。
「スタンダード」「エクステンデッド」「レガシー」「ヴィンテージ」の変更はありません。
制限禁止
モダン
《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》 禁止
《煮えたぎる歌/Seething Song》 禁止
マジックオンライン・Pauper
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》 禁止
《ぶどう弾/Grapeshot》 禁止
《激励/Invigorate》 禁止
2013年1月28日制限禁止の変更に関する声明
以下、Magic: The Gathering公式サイトに掲載された「2013年1月28日制限禁止の変更に関する声明」を転載します。
※Magic: The Gathering公式サイト「2013年1月28日 DCI制限禁止リスト告知」より転載。(外部サイトが開きます)
※2013年1月28日確認
モダンでカードが禁止されるのは1年ぶりとなります。この間に、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》が解禁されています。ところで、高レベルのイベントにおいて、ジャンドはずっと最強デッキの地位を占めてきました。マジック・プレイヤー選手権で渡辺雄也がジャンドを駆って優勝していますし、プロツアー「ラヴニカへの回帰」でも再びジャンドを駆った渡辺雄也が準優勝を果たしています。
これを見て、渡辺雄也が圧倒的なのは明らかでしたが、モダンでのジャンドが圧倒的かどうかはそれほど明らかではありませんでした。
それ以来、モダンのグランプリを4回開催してきました。ジェレミー・デザーニ/Jeremy Dezaniはグランプリ・リヨンをジャンドで制しました。ヤコブ・ウィルソン/Jacob Wilsonがジョシュ・ウター=レイトン/Josh Utter-Leytonをグランプリ・シカゴの決勝で下しましたが、この決勝はジャンド対ジャンドでした。グランプリ・トロントで優勝したウィリー・エデル/Willy Edelが使っていたのも、ジャンドでした。そして、ルーカス・ヤクロフスキー/Lukas Jaklovskyはグランプリ・ビルバオでジャンドを使って準優勝したのです。それだけでなく、ジャンドはビルバオの上位16位のうち6つを占めていました。
モダンでは、それ以外は非常に多様性に富んでいますが、ジャンドの支配がそれを台無しにしています。DCIは禁止すべきカードを探しました。上位のプレイヤーがジャンドでは確実に4枚使っていて、他のモダンの上位デッキではほとんど使われていないカードが理想です。それによって、より均衡の保たれたメタゲームができる可能性が高くなります。この条件にもっともふさわしいカードは、《血編み髪のエルフ》でした。
モダンに関して、DCIのもう一つの重要な目標は、第3ターン(やそれ以前)に安定して勝てるようなデッキが存在しないようにすることです。最近のイベントの結果を見て、ストームをプレイされている頻度は最も高いとは言えませんが、それでも上位層に属します。プロツアー「ラヴニカへの回帰」で18点以上を取ったプレイヤーのうち4人はストームを使っており、グランプリ・リヨンではオリヴィエ・ルーエル/Olivier Ruelがストームでトップ8入賞。マジックオンラインを見ると、ストームはモダンのイベントの上位デッキの11.42%を占めており、これはジャンドに次いで2番目に多い数字です。これらを見ると、圧倒的だとは言えないものの、ストームも上位層のデッキの一つです。
実際のゲームで、ストームでは第3ターンの勝利がよくあり、これはDCIの掲げるモダンの目標に反します。DCIはこの第3ターンで勝利を得るために非常に重要で、そしてこのデッキの特徴ではないカードを探しました。そして、それにもっとも当てはまるカードとして《煮えたぎる歌》を選んだのです。他のマナ加速がなくても、第3ターンに《煮えたぎる歌》を唱えることで2マナを追加で得ることができます。高速マナには他の選択もありますが、第3ターンに限るなら最も有効で確実なのは《煮えたぎる歌》です。
これを見て、渡辺雄也が圧倒的なのは明らかでしたが、モダンでのジャンドが圧倒的かどうかはそれほど明らかではありませんでした。
それ以来、モダンのグランプリを4回開催してきました。ジェレミー・デザーニ/Jeremy Dezaniはグランプリ・リヨンをジャンドで制しました。ヤコブ・ウィルソン/Jacob Wilsonがジョシュ・ウター=レイトン/Josh Utter-Leytonをグランプリ・シカゴの決勝で下しましたが、この決勝はジャンド対ジャンドでした。グランプリ・トロントで優勝したウィリー・エデル/Willy Edelが使っていたのも、ジャンドでした。そして、ルーカス・ヤクロフスキー/Lukas Jaklovskyはグランプリ・ビルバオでジャンドを使って準優勝したのです。それだけでなく、ジャンドはビルバオの上位16位のうち6つを占めていました。
モダンでは、それ以外は非常に多様性に富んでいますが、ジャンドの支配がそれを台無しにしています。DCIは禁止すべきカードを探しました。上位のプレイヤーがジャンドでは確実に4枚使っていて、他のモダンの上位デッキではほとんど使われていないカードが理想です。それによって、より均衡の保たれたメタゲームができる可能性が高くなります。この条件にもっともふさわしいカードは、《血編み髪のエルフ》でした。
モダンに関して、DCIのもう一つの重要な目標は、第3ターン(やそれ以前)に安定して勝てるようなデッキが存在しないようにすることです。最近のイベントの結果を見て、ストームをプレイされている頻度は最も高いとは言えませんが、それでも上位層に属します。プロツアー「ラヴニカへの回帰」で18点以上を取ったプレイヤーのうち4人はストームを使っており、グランプリ・リヨンではオリヴィエ・ルーエル/Olivier Ruelがストームでトップ8入賞。マジックオンラインを見ると、ストームはモダンのイベントの上位デッキの11.42%を占めており、これはジャンドに次いで2番目に多い数字です。これらを見ると、圧倒的だとは言えないものの、ストームも上位層のデッキの一つです。
実際のゲームで、ストームでは第3ターンの勝利がよくあり、これはDCIの掲げるモダンの目標に反します。DCIはこの第3ターンで勝利を得るために非常に重要で、そしてこのデッキの特徴ではないカードを探しました。そして、それにもっとも当てはまるカードとして《煮えたぎる歌》を選んだのです。他のマナ加速がなくても、第3ターンに《煮えたぎる歌》を唱えることで2マナを追加で得ることができます。高速マナには他の選択もありますが、第3ターンに限るなら最も有効で確実なのは《煮えたぎる歌》です。
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