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[2012/07/13 08:00] |
“さらなる困難に挑め”MTG「基本セット2013」発売!!
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“基本”-物事を成立ために基づくもののこと。
トレーディングカードゲームの“基本”を形作ったと言っても過言ではないもの、「マジック:ザ・ギャザリング」。
そして毎年夏の始まりは、「マジック:ザ・ギャザリング」の“基本”が生まれ変わるとき。
今年の夏も新たな“基本”が歴史を紡いでいく。
今回の主役は、そう、“ドミナリア最古の悪(ドミナリアは過去のカードセットの舞台)”、“ボーラス皇帝”、“全ドラゴンの神王にして父”、“マジック界究極の黒幕”…
その数々の称号・異名を持つ、最強かつ最古のエルダー・ドラゴン。
《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス》。
「アラーラの断片」ブロックのラストで《アジャニ》との壮絶な戦いの末敗れ、その後は一部のカードに名前等が出てくるのみだった《ニコル・ボーラス》。
そんな彼がまさかの「基本セット初のマルチカラーカード(2色以上が混ざったカード)」としてついに再臨!
この強大で邪悪な存在をかつて退けた者…
《アジャニ》も新たなプレインズウォーカーカードとなって再登場!
何者かにレオニン(獅子の頭を持つ種族)の群れの王であった兄ジャザルを殺された《アジャニ》。
その怒りによってプレインズウォーカーとなった《アジャニ》は、散り散りになった群れを再建した後、復讐のため兄の仇を探し求めていた。
旅の末、全ての元凶が《ニコル・ボーラス》であると気付いたその時のことだった。
ドラゴンの軍勢が強襲をしかけ、《アジャニ》達の軍と激しい戦闘になる。
《アジャニ》の活躍によってドラゴン達を退け、仲間たちが歓声を上げたとき、場は再び凍りついた。
上空に《ニコル・ボーラス》本人が現れたのだった。
《アジャニ》は皆に退却を命じ、ただ一人《ニコル・ボーラス》に対峙する。
真の力「他者の本質を引き出す」魂の光を操ることが可能になった《アジャニ》は、その力で《ニコル・ボーラス》の本質を引き出した。
それは《ニコル・ボーラス》自身の現身(コピー)として現れ、2体のドラゴンは果てしない闘争を繰り広げながら、光の中へと消えていった。
戦いが終わり故郷へと戻った《アジャニ》は、群れを仲間に任せ、旅に出たのだった…
彼は、周囲の味方に働きかけ、その力を引き出し増強する「魂の光」と呼ばれる魔術を使う。
その「魂の光」をイメージしたであろう2つの強力な能力。
「群れの統率者」としての力を遺憾なく発揮した最終奥義。
そして目を引くコストの軽さと初期忠誠度の高さ、とライバル《ニコル・ボーラス》に負けないインパクトを持つカードとなっている。
過去の《アジャニ》もトーナメントシーンでの実績があるが、今回も活躍間違いなしだろう。
新たな姿を見せたプレインズウォーカーがもう一人…
「イニストラード」より連続での新規カード化となる彼女、《闇の領域のリリアナ》がそれだ。
「イニストラード」で圧倒的なヴェールの力によって“契約”をした悪魔《グリセルブランド》を打ち破った《リリアナ》。
債務の一部は消え失せたが、まだ“契約”をした悪魔は残っている。
彼女の旅はまだ続いていく。
新しい《リリアナ》は今までの彼女とは少し趣が違い、その能力全てが“沼”に関係している。
“基本土地”である必要は無いため、“沼”タイプが付いているカードが登場すればするほど、彼女の力は増していく。
忠誠度プラスの能力で普通に“基本土地沼”を探してくるだけでも、マナ基盤の確保、手札枚数増強、ライブラリの圧縮、とかなりの有用さ。
クリーチャーの生き死にを左右することも、膨大なマナで展開を有利にすることも可能なのだ。
残り3人のプレインズウォーカーは前セット「基本セット2012」から続投となる。
“精神を読む者”、“精神を引き裂く者”などの異名を持つ、まさに「青」という色を代表するような人物、《記憶の熟達者、ジェイス》。
本拠地を「ラヴニカ」に構えている《ジェイス》。
「基本セット2013」の次に出るエキスパンションの名前は「ラヴニカへの回帰」…
そのイメージイラストにも登場し、今後の彼の活躍が期待される。
マジック:ザ・ギャザリング日本語コミック「燃え尽きぬ炎」では正統派?熱血主人公として存在感を見せつけた《チャンドラ》。
ストーリーにはしばらくの間姿を見せてはいないが、その炎は未だ健在だ。
《リリアナ》にかけられたヴェールの呪いによって、かなり衰弱してしまった《ガラク》。
まだ呪いとは無縁であった頃の雄姿が《原初の狩人、ガラク》だ。
「イニストラード」にヴェールの呪いを解くことが出来る存在があり、《リリアナ》に関わらず解決できるかもしれないと考えた《ガラク》。
強力な魔法の源を感じ、そちらに向かっている途中のこと、アヴァシン教会の聖戦士、《オドリック》に狼男と勘違いされ捕えられてしまう。
呪いで弱っていた《ガラク》は危うく殺されそうになるも、《オドリック》の副官のとりなしで《アヴァシン》の元へと護送されることになるのだった。
「イニストラード」ブロックの後日談に出てきた《熟練の戦術家、オドリック》の他にも「基本セット2013」には各色に伝説のクリーチャーが収録されている。
そのどれもが強力で魅力的なクリーチャーだ。
彼らのストーリーが語られる日を楽しみに待つとしよう。
「アラーラの断片」で主役を張った2人の登場であるからか、今回のゲストキーワード能力はそのブロックで登場した「賛美」。
当時は白青緑3色の勢力「バント」の能力とされていたが、今回の「賛美」能力持ちは白と黒。
かつての敵対勢力がお互いに能力を持ちあう状態となっているのには、何かストーリーがあるのだろうか。そこも気になる所である。
強力なクリーチャーであった各色タイタンの退場やマルチカラーカードの収録、販売価格の変更とエントリーセット内容の一新(付属のブースターパックが2つに)等々…衝撃的な出来事が満載の「基本セット2013」。
まだマジック:ザ・ギャザリングをプレイしたことのない方でも、“基本”であるここからスタート可能!
「基本セット2013」は7月13日(金)堂々発売!!
“さらなる困難に挑め。”
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