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[2012/02/03 08:00] |
夜に命じよ。MTG「闇の隆盛」ついに発売!
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マジック:ザ・ギャザリング イニストラードブロック2つ目のエキスパンション『闇の隆盛』。
物語の舞台は、前回に引き続き“イニストラード”。
弱者のための戦士であり、イニストラードの生命を支える永遠の裁き人、大天使アヴァシン…
彼女の不在が続くこの次元に、一人のプレインズウォーカーが「帰って」きた。
そう、彼の故郷はここ、“イニストラード”なのだ。
《ソリン》の祖父、エドガー・マルコフこそがあらゆる吸血鬼種族の始祖であり、生みの親である。
数千年前、まだイニストラードに吸血鬼が存在しなかった頃、エドガーは後にステンシアとなる土地の錬金術師だった。
エドガーは、エドガー自身と、その唯一の孫である《ソリン》、2人を“不死”とする方法を探し求めていた。
そしてその地に広がっていた飢饉が、彼に越えてはいけない一線を越えさせた。
血液を食物とすることができるようになる“血の儀式”。
それを受けた者たちは作物を必要としなくなり、人口全体の淘汰も行われたのであった。
こうしてイニストラードに吸血鬼が誕生した。
血魔術の実験によって、延命法を発見したエドガー。
彼は目的を果たすため、《ソリン》を聖別し、自身と同様に吸血鬼へと変貌させた。
その瞬間、《ソリン》は姿を消した。
吸血鬼化のトラウマが、《ソリン》のプレインズウォーカーの灯を点火させたのだった。
それから何世紀もの時が流れた。
吸血鬼による人間の虐殺は段々と激しくなり、人類の存続そのものが危うく思えるほどになっていった。
このままでは人類は乱獲の末絶滅し、それによって食料の無くなった吸血鬼も滅びる。
そのことを、すでに強力なプレインズウォーカーとなっていた《ソリン》は予見していた。
何としてでも食い止めなければならない。
それが《ソリン》の使命だった。
《ソリン》は様々な次元を渡り歩き、解決策を探した。
何年にも及ぶ旅の末、ついにある計画を携え《ソリン》はイニストラードへと帰ってきた。
アヴァシンという名の天使、“生きた盟約”を創造し、人間を守る真の力を備えた宗教を生み出したのだった。
これをきっかけとし人間は力を取り戻し、再び人口を増やしていった。
そしてこの宗教は何世紀にも渡って繁栄し、《ソリン》が予想していなかったほど複雑な構造を持つことになる。
大天使アヴァシンは吸血鬼と人間の両方に、この世界で生きていく方法を与えた。
そしてついに次元の力の均衡は人類を支持する側に傾いた。
皮肉にもそのことが、イニストラードにさらなる邪悪をもたらすことになるとは、誰も予見できなかった…
吸血鬼や狼男、悪意ある幽霊といった者達は、大天使アヴァシンと天使達の働きによって大人しくなっていた。
そのことは地獄の軍勢、デーモンとその従者の小悪魔達が地表へと現れる隙間を作ってしまうこととなる。
アヴァシンは現れたデーモンを一騎打ちで次々と倒していった。
そして捕縛したデーモンは、後に《獄庫》と呼ばれることになる銀の巨塊へと封印していった。
その活躍もあり、ほとんどのデーモンは封印され、地表に残された者は極少数となった。
ある満月の夜、一体のデーモンが《獄庫》の上に立ち、アヴァシンへと戦いを挑んだ。
デーモンの名はグリセルブランド。種の中で最も強大なる者であった。
2人の戦いは数日間にも渡った。
アヴァシンの従者、《月皇ミケウス》と司教達が見守る中、ついにアヴァシンはグリセルブランドを《獄庫》へと追い込んだ。
しかし最後の足掻きで放たれた槍を避けるだけの力は、もうアヴァシンには残されていなかった。
槍はアヴァシンの心臓を貫いていた。
そしてアヴァシンの放った束縛の呪文は、グリセルブランドと共にアヴァシン自身をも《獄庫》へと閉じ込めることとなった…
何世紀も前、イニストラードが直面した危機と同様の、いやそれ以上の危機が訪れようとしていた。
故郷に帰ってきた彼は見た。
吸血鬼の同胞が人間たちを望むままに殺す様を。
狼男の吠え群れが防護魔法のなくなった司祭や聖戦士を獲物とするのを。
スレイベン城壁に取りつき包囲する腐敗したグールの群れを。
均衡は失われている。
昔の記憶が浮かび上がり、古の吸血鬼は残忍な月光の下、彼の剣を抜いた。
これらは全て、あってはならない事だ。
アヴァシンはどこだ?彼女に何があったのだ?
邪魔するものには容赦はしない。
《ソリン》の戦いが始まる。
『闇の隆盛』で追加されるギミックは2つ。
1つ目は「不死」。
過去にあった「頑強」をさらにパワフルにしたようなこの効果は驚異。
除去すると強くなって戦場に戻ってくる様は悪夢そのもの。
また何かしらの方法でカウンターを取り除くことが出来たなら、その名の通り不死を体現可能。
2つ目は「窮地」。
ライフが5点以下というまさに窮地に陥ると発動する能力。
敗北一歩手前という厳しい条件に見合う強力な効果が揃っている。
「フラッシュバック」、「陰鬱」、「呪い」、そして「両面カード」は『イニストラード』より引き続き登場。
それぞれの特徴が深まったカードが盛りだくさん。
そして次回、イニストラードブロック第3弾の名前は、なんと、「アヴァシンの帰還」。
はたしてソリンはアヴァシンを見つけ、《獄庫》から解放することが出来るのか…
リリアナと、彼女がイニストラードに来た目的にもなっているグリセルブランドの因縁は…
こうご期待!
物語の舞台は、前回に引き続き“イニストラード”。
弱者のための戦士であり、イニストラードの生命を支える永遠の裁き人、大天使アヴァシン…
彼女の不在が続くこの次元に、一人のプレインズウォーカーが「帰って」きた。
そう、彼の故郷はここ、“イニストラード”なのだ。
-吸血鬼の起源-
《ソリン》の祖父、エドガー・マルコフこそがあらゆる吸血鬼種族の始祖であり、生みの親である。
数千年前、まだイニストラードに吸血鬼が存在しなかった頃、エドガーは後にステンシアとなる土地の錬金術師だった。
エドガーは、エドガー自身と、その唯一の孫である《ソリン》、2人を“不死”とする方法を探し求めていた。
そしてその地に広がっていた飢饉が、彼に越えてはいけない一線を越えさせた。
血液を食物とすることができるようになる“血の儀式”。
それを受けた者たちは作物を必要としなくなり、人口全体の淘汰も行われたのであった。
こうしてイニストラードに吸血鬼が誕生した。
血魔術の実験によって、延命法を発見したエドガー。
彼は目的を果たすため、《ソリン》を聖別し、自身と同様に吸血鬼へと変貌させた。
その瞬間、《ソリン》は姿を消した。
吸血鬼化のトラウマが、《ソリン》のプレインズウォーカーの灯を点火させたのだった。
-故郷への《ソリン》からの贈り物-
それから何世紀もの時が流れた。
吸血鬼による人間の虐殺は段々と激しくなり、人類の存続そのものが危うく思えるほどになっていった。
このままでは人類は乱獲の末絶滅し、それによって食料の無くなった吸血鬼も滅びる。
そのことを、すでに強力なプレインズウォーカーとなっていた《ソリン》は予見していた。
何としてでも食い止めなければならない。
それが《ソリン》の使命だった。
《ソリン》は様々な次元を渡り歩き、解決策を探した。
何年にも及ぶ旅の末、ついにある計画を携え《ソリン》はイニストラードへと帰ってきた。
アヴァシンという名の天使、“生きた盟約”を創造し、人間を守る真の力を備えた宗教を生み出したのだった。
これをきっかけとし人間は力を取り戻し、再び人口を増やしていった。
そしてこの宗教は何世紀にも渡って繁栄し、《ソリン》が予想していなかったほど複雑な構造を持つことになる。
大天使アヴァシンは吸血鬼と人間の両方に、この世界で生きていく方法を与えた。
そしてついに次元の力の均衡は人類を支持する側に傾いた。
皮肉にもそのことが、イニストラードにさらなる邪悪をもたらすことになるとは、誰も予見できなかった…
-アヴァシン消失の真実-
吸血鬼や狼男、悪意ある幽霊といった者達は、大天使アヴァシンと天使達の働きによって大人しくなっていた。
そのことは地獄の軍勢、デーモンとその従者の小悪魔達が地表へと現れる隙間を作ってしまうこととなる。
アヴァシンは現れたデーモンを一騎打ちで次々と倒していった。
そして捕縛したデーモンは、後に《獄庫》と呼ばれることになる銀の巨塊へと封印していった。
その活躍もあり、ほとんどのデーモンは封印され、地表に残された者は極少数となった。
ある満月の夜、一体のデーモンが《獄庫》の上に立ち、アヴァシンへと戦いを挑んだ。
デーモンの名はグリセルブランド。種の中で最も強大なる者であった。
2人の戦いは数日間にも渡った。
アヴァシンの従者、《月皇ミケウス》と司教達が見守る中、ついにアヴァシンはグリセルブランドを《獄庫》へと追い込んだ。
しかし最後の足掻きで放たれた槍を避けるだけの力は、もうアヴァシンには残されていなかった。
槍はアヴァシンの心臓を貫いていた。
そしてアヴァシンの放った束縛の呪文は、グリセルブランドと共にアヴァシン自身をも《獄庫》へと閉じ込めることとなった…
-闇の隆盛-
何世紀も前、イニストラードが直面した危機と同様の、いやそれ以上の危機が訪れようとしていた。
故郷に帰ってきた彼は見た。
吸血鬼の同胞が人間たちを望むままに殺す様を。
狼男の吠え群れが防護魔法のなくなった司祭や聖戦士を獲物とするのを。
スレイベン城壁に取りつき包囲する腐敗したグールの群れを。
均衡は失われている。
昔の記憶が浮かび上がり、古の吸血鬼は残忍な月光の下、彼の剣を抜いた。
これらは全て、あってはならない事だ。
アヴァシンはどこだ?彼女に何があったのだ?
邪魔するものには容赦はしない。
《ソリン》の戦いが始まる。
『闇の隆盛』で追加されるギミックは2つ。
1つ目は「不死」。
過去にあった「頑強」をさらにパワフルにしたようなこの効果は驚異。
除去すると強くなって戦場に戻ってくる様は悪夢そのもの。
また何かしらの方法でカウンターを取り除くことが出来たなら、その名の通り不死を体現可能。
2つ目は「窮地」。
ライフが5点以下というまさに窮地に陥ると発動する能力。
敗北一歩手前という厳しい条件に見合う強力な効果が揃っている。
「フラッシュバック」、「陰鬱」、「呪い」、そして「両面カード」は『イニストラード』より引き続き登場。
それぞれの特徴が深まったカードが盛りだくさん。
そして次回、イニストラードブロック第3弾の名前は、なんと、「アヴァシンの帰還」。
はたしてソリンはアヴァシンを見つけ、《獄庫》から解放することが出来るのか…
リリアナと、彼女がイニストラードに来た目的にもなっているグリセルブランドの因縁は…
こうご期待!
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