黒使いは黒の強いカードを知っていなくてはならない。
純正黒のビートダウンなら忘れちゃいけない吸血鬼。
「悪魔の布告」内臓の超強力クリーチャー。
(ゼンディカー/アンコモン)
マラキールの門番 (黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼 戦士
キッカー(黒)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(黒)を支払ってもよい。)
マラキールの門番が戦場に出たとき、それがキッカーされていた場合、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。
2/2
キッカー、用は追加コストを支払うとおまけがつきますよっていうクリーチャー。
黒黒で2/2。
ぶっちゃけ灰色熊の劣化版。
ところがキッカー付だと
黒黒黒で2/2で相手に生贄を要求するという鬼のようなカードに豹変。これは「相手が生贄にする」のでプロテクションや被覆なども関係ない。プロテクション黒を潰せる最良の手段である。
正直、この性能はかなり破格。
もちろん相手に複数クリーチャーがいるときは、
あんまり役に立たないこともあるが、そこはプレイングだろう。
使うと強く、使われるとウザい。
がっかりさをいうなら現在の黒のビートダウンは人材不足。
これからもっと不足すると思われる。
強いが呼んでもらえるデッキがなければ活躍できない。
マラキールの門番は、お金を渡せば、あなたへ向かうものへ貢物を出せという。それがファミリーの掟だと言ってくれる。
(ゼンディカーの吸血鬼はプレインズウォーカーソリンを親とするマフィア集団みたいなものらしい)
そんな頼もしい門番さんに喜んで黒マナを献上しよう。
黒使いはいつだって門番を召喚する準備は整っている。
こちらが先行なら、相手が2ターン目に展開したクリーチャーを
3ターン目で潰しながら2/2のクリーチャーを残せる。この優秀なコストパフォーマンスは最高のアンコモンである。
これが金ではなく銀なところが好きだ。
アンコモンだってやるときゃやる子が混ざっている。
ちなみに最近デッキに入れてみた。やっぱり強かった。
黒のコントロールやビートダウン復権の日は来るだろうか。
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テーマ:Magic The Gathering | 投稿日時:2010/08/13 17:03 | |
TCGカテゴリ: Magic: The Gathering | ||
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