たきゃしーじー

に行ってきました。色々感じた点を箇条書き。


・27コストも使えるんですか！？
大まかな１ターンの流れとして、「セットフェイズ」でキャラクターを配置したのち、
「バトルフェイズ」で配置したキャラクターを行動させていくのですが、
「セットフェイズ」で配置できるキャラクターの総コスト数が「27コスト」。
他のゲームと比べると破格のコスト量に思えてしまいますが、やはりコスト計算には気を遣います……

・配置列や効果範囲によるカード能力の差別化
キャラクターを前列・中列・後列どこに配置するかでそれぞれ使用できる能力が異なる上、
効果範囲も横１列、縦１列、十字型、それぞれ特徴的になっています。
１対１での戦闘が基本になっておらず、範囲攻撃を駆使して複数の敵キャラクターへダメージを与えていくのが中々派手に感じました。

・素早さの概念
他のカードゲームにはあまり無い概念として、カードに「素早さ」(AG)の概念があり、
AGの高い順からキャラクターが行動を起こせる、という点があります。
強力だけど遅いキャラクターを集中攻撃して行動を起こさせる前に倒したり、
AGを上昇させて行動順を入れ替えたり、といった戦術が取れます。

・キャラクター毎の状態管理が煩雑
兎にも角にも感じた点はコレ。
体験会ではトークンを使用しましたが、HP・AT・AGの変化、特技の使用有無などをいちいち管理するのが大変。
このあたり、元々コンピュータにやらせていた物をアナログゲーム化するうえでの苦心みたいなものもちょっと感じてしまいました。
カード上に置けるサイズの小型カウンターがサプライで欲しいところです。

・先攻有利では？
同伴したtok師範がしきりに気にしていた点。
キャラクターのAG値が同一だった場合、先攻プレイヤーが先に行動を起こすことができるため有利になります。
スタッフさんからの回答としては、「ミラーならば」先攻有利で、デッキ相性にもよること、
キャラクターのセットフェイズは先攻→後攻で交互にキャラクターを配置するため後攻の方が後出しできて有利、ということでした。

・１プレイに時間が掛かる
大体40分～60分くらいかかりました。
慣れれば20分くらいでいけるそうですが、「慣れれば」なのでややとっつき辛く感じるかも。

・で、結局どうなのよ
個人的には好感触。体験会で使用したデッキをそのまま頂けたので、正式に発売されたら続けてみるつもり。
「デッキトップを捲って云々」のような露骨に運の絡む要素も無いので、
「戦略性を重視したTCGを遊びたい」と考えている方は一度触れてみても良いかと思います。
あとはメーカーさんや店舗さんがどの程度取り扱いに力を入れてくれるかどうか、ですね。