庚板。

悠久の車輪が8月いっぱいでネットワークサービスを終了させるというアナウンスが流れました。

地元のゲームセンターで一目見たときに、サウザンドさんのけしからん胸元と見事な眼鏡娘ぶり、そして褐色銀髪というオタ垂涎のハイスペックにやられ、その直後モソコレでイケメン壁画バードマンで大活躍をされていた槻城ゆう子さんがイラストレーターで参加されているのを知り、これは遊ぶしかねえぜーと思い金を投入しました。

正直なことを言うと、その1ヶ月後にはスクエニが満を持して放つ初のアーケードカードゲーム、ロードオブヴァーミリオンが稼働することがわかっていましたから、このゲームがただのあて馬になるのは最初から目に見えていたことだったのです(悠久の車輪の根っこの方にスクエニの資本がちらちらと絡んでいるっていう。

でもやらずには居られませんでした。
それだけサウザンドさんとアーライ(槻城さんのデザインされているキャラクター)は魅力に溢れすぎていたのです。

このゲームのおかげというかせいというか、とにかくこのゲームにはまったから6年ぶりに同人誌なんてものも書いてみることにしました。
このゲームがあったからちょっと遠のいていたゲームセンターがまた身近になりました。
このゲームがあったからしばらく疎遠だった友人とまた共通の話題ができました。
このゲームが共通のネタになって知り合った方もたくさんいます。
そしてこのゲームでイラストを書いていたのが影響で現在イラストのお仕事をたまにいただいています。

稼働してから約3年。
悠久の車輪は私に色々な環境の変化を与えてくれました。

最後の方はゲームバランスがもうアレだったりシナリオも投げっぱなしジャーマン状態だったりする部分もありましたが、それでも私にとっては大切なゲームです。
ただ今では近くで遊べる場所がありません。
設置店舗がなさすぎるのです。

手元には何十枚かの悠久の車輪のカードが残っています。
大好きなキャラクター、サウザンド。アーライ。
最後の最後で参戦をしてくれたいのまたむつみさんの描いたエルベア。
私が初めて引いたSR、ドルビー。
当たった当初はなんだこのじいさんマジいらねーとか思ってましたが、結局アンタで本1冊書いちゃってるくらい気にいってるし…。

存分に楽しませていただきました悠久の車輪。
本当にありがとう悠久の車輪。


…出来ればロードオブヴァーミリオンみたいにカードイラストを画集にしてくれたらな…と思いますが、まあ無理でしょうね…。
手持ちのカードは大事にしようと思います。