ふとした切欠でアンデルセンの童話を読んだんですけど…何コレ?!
童話って理不尽つーか何つーか…納得できないものが多すぎませんかね??(特に外国の昔話とか)
一番気に入らない話は「火打ち箱」というお話です。
~あらすじ~
道を歩いていたある兵隊が魔女に呼び止められます。
魔女が言うには、そこの木の中は空洞になっていて、金貨の詰まった箱と火打ち箱があるらしい。
中には大きな犬が3匹居るがその犬を大人しくさせる対処法も魔女は教えてくれます。
魔女は兵隊に「金貨は好きなだけ持っていっていいが、私に火打ち箱を持ってきてくれ」と頼み、兵隊もこれを了解。
兵隊は木の空洞にると、魔女の言う通り大きな犬が3匹居ましたが、魔女の教えてくれた対処法のおかげで問題なし。
たくさんの金貨と火打ち箱を持って帰ってきました。
火打ち箱をほしがる魔女を不思議に思った兵隊は魔女に「この火打ち箱はどんな力があるのか」とたずねますが、魔女は教えてくれません。
怒った兵隊は魔女を殺して火打ち箱を奪います。
兵隊は手に入れた金貨で豪遊。
暇つぶしにあの火打ち箱をつかって火を熾してみます。
するとあの木の空洞の中に居た大きな犬が現れ「何か御用ですか?だんな様」と尋ねます。
実はもうお金を使い切っていた兵隊は「金を持ってきてくれ」と頼み、犬はその願い通り金貨の入った袋を口にくわえてきました。
兵隊はまたしても豪遊。
ある日、お城に美しいお姫様がいることを知ります。
兵隊は犬に「お姫様に会いたい」というと、犬はお姫様を背に乗せてきました。
美しいお姫様を気に入った兵隊は、次の日から毎晩お姫様を犬に攫わせます。
毎晩連れ去られるお姫様を心配したお妃様は、小さな穴のあけた袋に蕎麦の実を詰めてお姫様に背負わせます。
次の日、穴からこぼれた蕎麦の実をたどって兵隊の家を突き止め、王様は兵隊を捕まえました。
とうとう兵隊は死刑になることになったのです。
兵隊は刑場で火打ち箱を使い、犬を呼び出しました。取り囲んでいる王様の兵隊や処刑人、果ては王様、お妃様まで遠くに放りなげさせたのです。
そうして兵隊は王様になり、お姫様と幸せに暮らしました…
めでたしめでたし。
…………(怒)
めでたくねぇぇぇぇ!!!
強盗殺人および、猥褻目的の誘拐じゃないですか!!
魔女は何も悪くないのに殺され、お姫様は嫌々連れてこられ、犯罪者の兵隊は王様になって幸せに暮らす?!
理不尽だ…!
納得できない…!
兵隊が死刑になって終わった方がよっぽどいいと思うのは私だけ…?!
世の中のお母さん方はこんな話を子供に聞かせてるんだろうか…?
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テーマ:日記 | 投稿日時:2006/12/28 01:24 | |
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