【WS】最後に1カット、の大切さ。
※この記事は「全てのWSプレイヤーが悪質なものである」と説明するものではありません。予めご了承ください
あと、そこそこ長文です
仕事や絵描き、読書 、片手間にTCG……そんな毎日を過ごしている似非TCGプレイヤーな私ですが、WSの対戦では「引き運!キャンセル強い!」という前に、打点やCX捌き、ストックや山の内容把握等「確実な部分」に注目してプレイをしています(いるつもりです)
毎週顔を出せるショップが限られているので、WSの腕は正直雑草レベル、正に養分であると解釈しています
皆さんにとって、WSというゲームにおける「強さ」とは何でしょうか。昨今のWSおいては「山を削り 圧縮済みの山を相手に返し 盤面を取りながらレベル3テキストを押し込む」、タイトルの選択や構築の時点でこれが揃っていないと、ショップ大会クラスであっても勝ちにいけないのが現状です
勝てる戦法やタイトルが限られるならば、大会では当然ミラーマッチが頻発するでしょう。そうでなくとも、WSで勝利する手段は常に1つな訳ですからそういった意味では皆同じ土俵に立ち、後はカードスペックとプレイングで勝ちにいく事になるでしょう
多くのTCGが引きゲー、運ゲーといわれる中でも、特に運要素が強いとされるWSは「盤面等でいくら負けようが、最終的にキャラクターで攻撃しダメージを与えれば勝利出来る」、逆に言えば「何回でもキャンセル出来れば負けない」という要素を持ちます
「ダメージレースには負けてない、圧縮もした、カウンターイベントも抱えた、絶対に有利だ!」なんてシーンから1パンやトップドラで通り負けましたー、というケースはWSプレイヤーの皆さんならあるあるだと思いますが、そんなケースで負けた時の皆さんの第一声は何ですか?
私の場合「やるだけやったし負けは負け」で済ませていますが、他を見ると「圧縮していたのにキャンセルしなかった」、「相手のキャンセルが強かった」、「相手の捲りが強かった」等々、それぞれの言い分があるみたいですね
実際そういうゲームなので、理不尽に負るのも仕方ないですし、共感出来る部分や時折私自身が溢したくなる様な場合だってあります。個人的には、それも「WSの良さ」と解釈するのが無難だと考えています
…………前置きが長くなりました。否、長過ぎました。本当にごめんなさい
本題に入ります。WSでのキャンセル云々について、そもアナログTCGにおいては「前もって自分の事故を防ぐ」、もしくは「確実に相手を事故らせて勝つ」事を可能にする手段があり、実際過去のトーナメントでもそれは用いられています
「イカサマ」ですね
他のゲームでも用いられていますが、WSではある意味文化のようなものとして、イカサマを取り入れていった側面があります
山やストックの内容把握については、上手い人なら当たり前のようにやっていると思います。実際、残るソウルアイコンの数まで把握した上で殴る手段を考えている人もいました
キャンセルという要素から始まり、集中というシステムによって自ターンにも求められるようになった「山のCX位置の均一化」は、システム自体が不確定要素である為、工夫を突き詰めればイカサマという手段になります
試合前に自分のデッキをシャッフルをする時、CXが重ならない様に8つの山を作っていませんか?
リフレッシュ処理をする時、控え室内のCXを作為的に抜き差ししていませんか?
露骨なイカサマ行為ではなくとも、これらの「作為的な部分」については不信感を持たれてもしょうがないでしょうね。これらの手段は初期のWSで「8切り潰し」がカット手法として使われる程にポピュラーなものでした
今回はそんなイカサマ、もしくは「グレーなイカサマっぽく見えるナニか」について、2つの手法を紹介したいと思います。後から確認する事が出来ない性質上、実際に相手がこれらのプレイをしていたらその場でプレイを止めましょう
1、山札の端を指先で弾く
しっかりと山札の枚数を数えられる訳でもないのに、何故弾くのでしょうか。…………はい、山の中身を直に確認する為ですね。集中や暁、アタックを行う前のタイミングで使われます
山札の枚数確認を行う際には「相手の了承を得たか」、「中身がわからないように 順番が変わらないように見たか」、相手に疑われないようにプレイしたいですね
2、相手のデッキをカットする際執拗に縦ファローシャッフルを行う
ファローシャッフル自体は上記の「8切り潰し」の1つとして使われている手段です。山札に積み込みをしても、カットさえしっかり出来ていれば大体崩せる、という訳ですね
これはその逆で、「公平性を示す為に相手にもデッキをシャッフルさせる」点を悪用する手段です。カット行為で相手の山札に対しイカサマをしている可能性があります
具体的に言えば「山札の中身を見る」、「トップにCXを置くか CXを固める」等があります。対戦開始前のシャッフルで相手のタイトルがわかれば、最初から移動や相殺の有無を意識して盤面を組めますし、CXを弄ればダメージレース等で相手の事故による有利を掴み取る事が出来ます
シャッフル中に少しでも疑わしいと感じたら素直に再度シャッフルをお願いしましょう。「遅延ですか?」と返されたらキリがないのでジャッジを呼ぶのが無難だと考えています
今回紹介したものは実際の大会中に私が対戦相手から受けた手段の一部ですが、「他にもこんなものがあるよ」等ありましたら是非コメント欄に投稿お願いします
実際に相手が前にいてこそのアナログTCG、どうせなら対戦相手と一緒にゲームを楽しみたいものですね
※気紛れで加筆・修正しています。悪しからずご了承ください
登録タグ:
あなたはこのブログの 1324 番目の読者です。
テーマ: | 投稿日時:2016/10/20 13:00 | |
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2016年10月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |