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「この夏、親戚が熱い!!」
帝です。
DVDとBlu-rayが今月頭に発売されました。感想書くならもっと早めにすれば良かったと思うし今更感が尋常じゃないのは分かり切ってるからそんな冷たい目で俺を見るな。
需要をガンスルーして感想を述べるなどします。
基本的にいろんなものがわかりやすかった。
可もなく不可もなく。俗に言うベタというか何というか。
安心して見られるアニメ映画。ジブリ大丈夫な人は大丈夫。
逆に安心して見られないアニメが溢れてる現代を問題視すべき。
おばあちゃんの誕生日を祝うべく大勢の親戚が田舎の屋敷に集結するわけだけど、基本的にすんげー懐かしさを覚えた。
もう今って、集まること自体がそもそも難しい時代になってしまっているよね。遠くの親戚とは絶対と言っていいほど会えない。にもかかわらず親戚たちは、たとえ道路が渋滞していようとも田舎に集まるために遠路はるばるやって来たりする。
今の日本に欠如した、本来あるべき「やさしさ」をそこに見た。
これこれ。無理してでも大好きな人に会いに行く。
家族っていうのはこれですよ。
夏っていう季節もあるんだけど(帝個人は夏を描いた作品が好きなので嗜好としての補正も若干入る)、全体的に解放感があって親近感が沸く。
田舎の家はいいね。何がいいって部屋に鍵がないのがいい。
家が意味わからんくらい広かった。
いま田舎らしい田舎行ってもあんな家ないだろ…。
自分の祖父母の家があんな感じだったかなぁ、とか思いつつ。
庭はすんげー広かった。ぐるんぐるん転がりたい。
親戚全員がいろんな職業についているわけだけど、家族が窮地に陥ると適材適所で各自が動いていく様子は見ていて楽しかった。
登場人物多いから成せる業だよね。連携もまた家族のあるべき姿ではないだろうか。
主人公が数学得意過ぎてびっくりした。
自分は算数の時点からいろんな数字関連の事が苦手なのでアレだけどこれを見て子どもや中二病患者はそろばんなどの算数意欲を掻き立てられるといいと思った。
話題のカズマきゅんだけどカズマきゅんが最初はひきこもりのネット弁慶っぽいキャラなのかと思ったら実生活でも成長が見受けられて、少年が育つ様子がしっかり描かれていて好感が持てた。特にお母さんのお腹の中の妹が動くのに驚く場面とか割と好き。一方で、視聴者の大半は、カズマきゅんをあんな風にボテ腹にしてやりたいと考えてるのかと思うとぞっとした。
日本沈め。厳密にはFord沈め。
特に感激したのは、人の死と門出を笑って送り出せる、家族の姿。
その感想は、「強い」に尽きる。強い家族の姿。
胸打たれるものがあった。
時をかけるわけでもない少年を中心とした、本当に平凡だけどひと夏の闘争そして家族の「絆」を描いた作品、サマーウォーズ。
家族っていう共同体を何よりも大切に考えている帝にとっては、これからも家族を大切にしていきたいと改めて思える良いものであった。
暦の上では春のはずなのにまだまだ寒い季節だからこそあえて観たわけだけど、なんかぽかぽかした気持ちになった。
心と心を重ねて 僕らは夏の夢を見る。
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テーマ:日記 | 投稿日時:2010/03/16 02:41 | |
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