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なのは前売り券買うついでに買ってきて読んだ。
需要をガン☆スルーして感想。
毎度の事だけど、この作品は、本当に「本能」を刺激してくるのがうまい。
脳みそのすっごい奥のほうが痺れる感覚…。
これが本当に人を夢中にさせる。
作品全体にちりばめられた"男ならではの"フェティシズム。
これは申し訳ないけど男にしか理解できない。
とことん汚い。言い訳の仕様が無い。
ほんっっと汚い。
男も。それに関わる女も。
それは一方で凄い現実味を帯びさせている。
恋愛って綺麗なのは紙の上だけだと思うのね。
同じ失敗を、何度も、何度も何度も繰り返して
誰かを傷つける。
それに気付きもしない。
っていう事を、この作品は気付かせてくれる。
作品全体から伝わる(人の)脆弱性と(関係の)緊張感がすごい胸に
ことん、ってあてはまる。
経験っていう抽象的で目に見えないものをここまで具体的に描写されると
逆に、焦る。
見たくなかったものをすごい晒される。直視せざるを得ない。
内容がディープな一方で絵のタッチが繊細で透明感があるっていうのも
感覚を加速させる。
内容は全巻通していたって普通。
読みやすい。手に取って、すぐ読める。
それはこの新巻でも変わらない。
だからこそ余計好きになる。惹きつけられる。
あー、でも途中で一つだけ予想外の展開がある。それはそれで一興。
理性っつーのは、賢い。
言葉も、それ自体の性質も。
でもそれだけじゃ生きていけない。
「本能」がいかに人を人たらしめてるかがよく理解できる。
恋愛も、友情も。
"人間"を、教えてくれる。
「男の子」に生まれたなら読むべき作品。
ゆびさきミルクティー。
おすすめです。
「ちんぽ舐めていいよ」
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テーマ:日記 | 投稿日時:2009/11/02 14:03 | |
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