ごきげんよう、帝です。
今回はTSCSにて使用した、糞みたいな僕が組んだ糞みたいなデッキを紹介します。
Deck Name:「艶姫 ~今宵、乱レ舞ウ揚羽~」
[Mainboard43]
モンスター(20枚)
冥府の使者ゴーズ
椿姫ティタニアル×2枚
邪帝ガイウス×2枚
死霊騎士デスカリバー・ナイト×3枚
ローンファイア・ブロッサム×3枚
ナチュル・ローズウィップ
デブリ・ドラゴン×2枚
ダンディライオン
ゾンビキャリア
サイバー・ドラゴン
クリッター
ライトロード・ハンター ライコウ
N・グラン・モール
魔法(17枚)
貪欲な壺×3枚
大嵐
増草剤
洗脳-ブレインコントロール
精神操作
死者蘇生
月の書×2枚
禁じられた聖杯
ライトニング・ボルテックス
ハリケーン
スケープ・ゴート
サイクロン
おろかな埋葬
エネミーコントローラー
罠(6枚)
鳳翼の爆風×2枚
聖なるバリア-ミラーフォース-
激流葬
強制脱出装置×2枚
まずはメインデッキから。
枚数は43枚です。ソバットさんがこの手のアーキタイプでやろうぜ決勝を制した時と同じ枚数ですが、自身でも調整していって枚数に関する事故はなかった事、他にも突き詰めていけば昔の「ガジェット」にも通用していた構築論なども適用されていますが最終的には安定した勝率と期待値を考慮そして何よりも自身が使っていて苦しくなかった、っていう「デッキの構築ならびに使用の際に自分が重視している条件」を満たす事ができていたので枚数については問題なかったようです。
採用しているカードや不採用となったものについて説明していきます。
- 椿姫
場に出るだけですさまじい制圧力を誇るモンスターです。28ステータスもテキストも強力。しかし、余剰処理手段を用意しても尚、基本的な負けパターンが手札で3枚目が死に札になってぐずぐずするっていう事に収束されたので一本削りました。
ライボル、爆風に加え3枚目のロンファまでも椿姫という上級生物に対する余剰処理手段となったためデッキを円滑に機能させていく事ができます。
- ガイウス
天使やドラゴン、シンクロだと《ギガンテック・ファイター》など、28の同系あるいはそれ以上のパワーを持った生物を展開してくる構築を相手にした際の勝率が抜群に悪かったため採用しました。破壊耐性を持ったシステムモンスター各種に対応できるだけでなく裏守備からの相手の巻き返しをも遮断でき、カードパワーの低い下級生物やトークンなどのちっこい連中からアクセスするカードで一番強いの何かって言われたらガイウスでしたし、このカードのカードパワーが結局デッキパワーを向上させる事につながりました。
まあ弱くはないです。
- デスカリ
ネクガにはめっちゃ弱いです。それ以外には強いです。
結局自分にとって怖かったのがゴーズや裏守備だった事、またメタ外の構築やコンボデッキなどにも優秀であったため、採用を継続しました。
とはいえネクガを使う構築にあたれば弱い事この上ないのでサイドに差し替えのスロットを作ってなかったあたり練習不足が露呈されていますね…。
猫を喰うモンスターであったため、猫がメタゲームから外れるとなると別の選択肢を探すといいでしょう。
- モグラ
メインに採用される魔法カードが他のアーキタイプと比較しても割と多いのもまた、植物の特徴だったりします。確率や期待値を考慮すると2/5、つまり初手5枚のうち2~3枚は魔法です。そのため先手ナチュビといわれればそれだけで止まる事が多々あったため、ロンファ→椿姫というパワーで突破する手段以外にバウンス配備に加え、さらに対抗手段を増やすためトップから降りてくるモグラを採用しました。《クリッター》でサーチが可能、死デッキや奈落も回避し、ガイウス同様、相手の裏守備を阻止するため環境への回答となっているのは間違いありません。
- デブリ
結局、植物っていうアーキタイプは総じてブラックローズで場をコントロールする、いわば黒薔薇デッキなのでデブリの存在は必要不可欠であると判断しました。《スキルドレイン》は展開を阻害する事はできないためぐずぐずして負ける事がありましたが同じコンボカードなら場の制圧を狙えるこちらが強いと考えて採用を続けました。守備力2000は、今のトップメタに採用されているモンスターたちでは突破しつらく、場に残りやすいという点も評価しています。
- メタポ
最後まで悩んで結局メインから外しました。まず理由として挙げるのは練習もろくにしてない自分が使えば高確率で使い方を間違える恐れがいつまでもつきまとっていた事。アドバンテージの塊なのは間違いありませんが、プレイングやタイミングなど相当考慮する部分が多い超上級者向けのカードであるため、限られた時間で相当練習をしましたがそれでもやはり不安が残ったためメインデスカリという事もあり、外す事を決めました。
もちろん弱くはありません、ただ
練習してない奴は絶対使うな、ってだけの話。
不採用にした事で何かと見えてくるものも勿論ありました。ゴーズやダムド待ちの相手のハンドを駆れる手段と考えると、もう少しうまく使ってあげられたかもしれません。
- 聖杯
弱かった場面が一切なかった一枚です。コンバットトリックになるだけでなく、ダメステ介入可能なカウンターとして実に使いやすかったです。
ゴーズ返しのゴヨウパンチをクロスカウンターはかなりあつい。
- ライボル
超展開してくるデッキ相手への回答と、椿姫の余剰処理手段です。基本的に遊戯王において「○○があるとまずい」っていう状況を作ってる一枚だと思ってます。
世間的な評価が低いからこそメインで光ってた場面も多々。
- 爆風、強制
今の遊戯王における巻き返しは結局シンクロ頼りであるため、バウンスを採用しても腐る事はなくて、常に強かったので採用を継続しました。環境的に強いトップから降る除去に昇華された事、相手が守りに入ったとき締めに使えるっていう事も含め優秀。
- ダスシュー
撃てれば試合に勝てるのは間違いないのですがやはり先手・後手で結構左右されていたためサイドに落として様子を見る事にしました。
エクストラデッキ
A・O・J カタストル
C(チェーン)・ドラゴン
アーカナイト・マジシャン
ギガンテック・ファイター
キメラテック・フォートレス・ドラゴン
ゴヨウ・ガーディアン
スターダスト・ドラゴン
ダーク・ダイブ・ボンバー
ナチュル・ビースト
ブラック・ローズ・ドラゴン×2枚
ミスト・ウォーム
レッド・デーモンズ・ドラゴン
氷結界の龍 ブリューナク
トライデント・ドラギオン
結局ドラギオンを採用してみました。ダメージレースを縮めたい時には優秀。《精神操作》によってリスクも軽減可能。
サイドから《D.D.クロウ》を追加したときやトークン単体のときに、レベル5のドラゴンを出したい所ですがデザインされていないのが残念ですね。
- グングニール
《スノーマン・イーター》を採用すれば呼び出せる事で有名なグングニール。
仲間内での話し合いの結果、賛否両論ありましたが結局不採用となりました。まあでも手札の椿姫を処理できたり、雪だるま自体もGBや《オネスト》って言ってくる構築相手に強い部分はあるので、今後調整していこうと思います。
サイドデッキ
D.D.クロウ×2枚
トラゴエディア
ライトロード・ハンター ライコウ
マインドクラッシュ×2枚
砂塵の大竜巻×2枚
次元幽閉×2枚
邪神の大災害×2枚
強制脱出装置
ダスト・シュート
撲滅の使徒
- クロウ
カエルを意識し過ぎました。
墓地BF多いし、カイクウでいい。
- ライコウ
一枚はメインに昇格したので、サイドに追加要員として。
- マイクラ
結局、椿姫で場を制圧できても《オネスト》だけはどうしようもなかったので採用。他には、コンボデッキ相手やゴーズなどに対しても効果的。
- 幽閉
こちらも《オネスト》って言ってきたりするビートダウン対策。
星屑がいる状態でもギガンテックを消せるのは優秀。
- 砂塵、大災害
ビートダウンや剣闘に対してのスロットとして魔法・罠破壊を用意しています。大災害を選択したのは《次元の裂け目》《古の森》ってまで言ってくる次元剣にむかつくくらい勝てなかったので採用。
- 撲滅
ソバットさん推薦の、GBが明らかにチャリオットを置く動きをしてきたときにぶっ刺さる一枚。ただ、一本しか挿さないならメインにあるべきカードだとは思いますね…。
- 強制
追加。現環境では常に現役でした。
- トラゴ
0から2にジャンプする一枚。
サイドで一番強かった。
ソバットさん本当にありがとうございました。
- ダスシュー
先手サイドインのエンドカード。ただ、メインにある事でサイドチェンジのスペースをあえて作るというのもある種の利点である事にサイドに落としてから気づいたりしました。
サイドについてはメタゲームに対する理解が殆どできていなかった事を猛省しております。
大災害と撲滅が常に空気でした(苦笑
首都圏をはじめ猫剣が異常なまでに流行していたとはいえ、一ヶ月経っても九州は猫とBF環境でした…。
ゲイルは常に厳しかったし、ネクガもヴァーユも辛かった。
そこまで分かっててメインデスカリなんて正気の沙汰ではありません。
今回はとにかく練習不足が目立ちました、しかしそれを言い訳にする事なく今後とも環境へのさらなる理解ならびに練習量の増強を狙っていこうと思います。
TSCSに参加した事で、次環境のイメージもかなり固まってきました。
サイドも様変わりする事必至ですね。構築がすごい楽しいです。
携帯でご覧になられてる皆様の事も考慮して、次ページに続きます。
テーマ:日記 | 投稿日時:2009/08/19 11:34 | |
TCGカテゴリ: 遊戯王OCG | ||
表示範囲:全体 | ||
前のブログへ | 2009年08月のブログ一覧へ ブログ一覧へ |
次のブログへ |