カミハマさんのブログ

ごきげんよう、ご無沙汰してます、カミハマです。

本日は姫乃構築の話です。
壊滅的な構築センスを持つ人間の苦悩を笑いながらご覧ください。

先日の更新から本日まで、ずーーーーーーーーーーーっと
新たな構築案を思いついては即実行、無い知恵絞って構築して友人と対戦して
これは強いかもなという断片を見つけることもあれば、あんまり強くなかったわ(笑)となることもあり
反省点をまとめて改善案を出して組んでみては対戦して・・・

というようなことをしていました(付き合ってくれてる友人マジ神様！！)。

ちなみに友人が使っているのはラブライブのグッドスタッフ(最近のWGP博多で優勝した人の構築を想起してください、完コピではないですが結構似ています)です。かなり上手に回しますのでよく負けます。


今日までの10日ほど、試行錯誤を繰り返した中で、これは強いなと思ったものはいくつかありましたが、結局どれも「もとの構築のが強くね？」となりました。
今の構築は元の構築とほんの少しだけ違いますが、ほぼ元通りです。
さて、私が失敗してきた道をつらつらたどるのも面白いかもしれませんが、本日は今考えてる構築について簡単に。

構築、といってもたいそうなことではありません。おそらく誰もが思いついて、おそらく誰もが却下する案でしょう。
本題がこちら。「姫乃構築にマスターリッカ+風見鶏シャルルを入れたらダメですか？」

・・・姫乃使いの皆様は多分、アホなこと考える奴がいるなぁとお思いでしょう。
皆様の中には、「考えてみたけど、やっぱりこれはねーわ」と悟り、違う構築を試みた方もいるかもしれません。
誰にでもわかるこのギミックの欠点を挙げます。

①シャルルがパンプしません。
場に他の<生徒会>が3枚以上いれば1/0/6000になれる風見鶏るる姉。
しかし場には、Lv1に限定して見ても集中サラ、クロアンのエリザベス、1/1/6000の由夢など、<生徒会>を持たないキャラが沸くことが当然予想されます。
付け加えて<魔法>を持っているので回復を阻害することはありませんが、姫乃ちゃんが早出しされるLv2以降では当然、パンプがかかることはほぼないです。
つまりこのるる姉はほぼ常時、1/0/5000。あらゆる状況において、このるる姉はバニラ未満です。

②バニラ未満を4枚、そのオヒキを3,4枚ほど、デッキに入れる必要があります。
そんなバニラ未満の貧弱るる姉をサーチするためのマスターリッカさんは「生徒会長」をネームに持つキャラしか「デッキから」もってこられません。
つまり、安定して効果を使いたければ、①で散々な言い方をしたるる姉を4投、それに加えてバニラ未満をサーチするためのマスリを3,ないし4投(2投だと引けない気がする主の心配性的思考)しなければならない。そんなスペースが姫乃構築のどこにあるのか。
タダでさえイベントやら何やらで、デッキスペース食われるというのに、そんなメンツを積んでる暇は無いわけですよ、ええ。


という思考に落ち着き、普通だったらほぼ100%、採用されることはないでしょう。
では何故、このカミハマとかいう変な奴は、姫乃構築にマスリ+風見鶏を考えているのか？
以下に理由を挙げます。

①0-6止めに対する対策。
最大の理由はこれです。というかこれ以外は、多少の違いはあれどクロアンエリザベスのほうが優秀です。
最も私はエリザベスと風見鶏を同時にデッキに入れるような思考をしていますが、その話は置いておきます。
マスリを積む理由はその起動コストにあり、「1コスト+1クロック+自身レスト」です。この1クロックのぶんで、サラ集中を撃ってやろうと考えたわけです。
姫乃構築をまわしてて一番辛いのは、パンチャーが欲しい序盤に、0-6止めされて集中撃てず、手札が減り供給は無し、結局パンチ数が細る、という一連の流れです。1の後半はエリザベスが何とかしてくれるのですが、0-6止めを決められると、現状の構築では集中を放棄せざるを得ません。
もし1-0の状態から集中が1ヒットしたらどうなるか？答えは簡単、「1コスト払って1-1になる、集中ヒットしているのに手札は増えない」です。
ところがマスリのコストは1-0のときからサラ集中を2発撃つのとはわけが違います。バニラ未満の弱小カードとはいえ、しっかり手札が増えているのです。当然その後に集中してやれば、ヒットしたとき手札が増えるいつものサラちゃんです。
るる姉はおまけ、適当にチャンプさせておけばええねん！
1コストだと打てませんが、先攻2ターン目では返しに0-6といわれることは割と少なく(ex:後攻1ターン目3パンでドラなしキャンセルなし)で、後攻では1ターン目に2パンしていて、マスリがいれば0-6止め対策になります。
1の後半のクロック調整、という意味ではクロアンエリザベスのほうが優秀ですが、サラ集中を撃てなくなるターンが減るという意味で、0-6止めに対応できるマスリに魅力を感じた。そういうことです。
ちなみに蛇足ですが、これは集中サラを機能させるための道具です。積んだとして、多用するつもりは今のところないです。まわしてみて手のひら返す可能性は否定できませんが、サーチ先が貧弱な上に集中で落ちる可能性があり複数回使えるのは稀だと思うので、そこまで多用することはないかなと考えています。

②パンチャーを引っ張ってきてくれる
先ほど酷いことを言いまくったるる姉ですが、本当の本当にワンチャン、るる姉/るる姉/サーチ音姉 みたいな前列を形成するとパワーが1/0/6000+応援となります。
そうでなくても、1コスト1クロックでデッキからパンチャーを引いてこられる＝手札を保持できる、というのは姫乃構築にとってかなりのメリットがあるように感じます。前述のサラ集中で、手札が潤う可能性を手に入れられることを考えればなおさら。
もともとエリザベスを使って構築している人の場合、どう頑張ろうと3面とも踏めなかった、というような場合は出てくるわけで、そんな場合は適当なチャンパーが手札から出てくるわけですが、マスリを採用するとデッキからるる姉が出てきて殴ってくれます。
今盤上でプレイできるキャラは、エリザベス+パンチャー1枚+サラ集中+[何か]、で、どうあがいても1面も踏めないパワーラインであると考えてください。基本的に姫乃のLv1帯はパーツを抱えてLv2の準備をしながら戦うので、これら+手札に3～4枚姫乃パーツ、というのは結構ありがちな局面かと思います。
次ターン殴れるのが集中サラだけだったりすると(6止めとか食らってる場合は特に)辛いので、[何か]が殴るか否かは難しい選択です。ここで2パンになる可能性は否定できません。
ところが[何か]の枠がマスリだった場合はこのターン、デッキから現れたるる姉が殴るので、その次のターンはエリザベス+集中サラ+マスリでチャンプながら3パンが保証されます。
2回クロックアンコール+マスリの効果を適宜使っていれば流石にLv2になるはずなので、この3パンの後でチャンパーが手札、盤面から完全に切れても、手札に抱えたパーツを放出して展開してやればこちらの盤面の完成です。


言いたかったことは以上の2点になります。またマスリはさりげなく応援なので、具体的にこそ言えませんがフルネことりが4500と言ったりエリザベスがバニラサイズと言ったり、微妙に役立つ場面があるかもしれません。
またさり気なく山札圧縮を兼ねています。こういう微妙なところで、姫乃構築とアンチシナジーしてないのも個人的には高評価です。


本日は普段、カミハマがどんなアホなことを考えているかを紹介いたしました。
ちなみに私は自他共に認める"デッキ構築センスはない人"です。変なこと考えては当たって砕けて改善していく派です。
そそそれがカードゲームの醍醐味です(震え声)

では、本日はこのあたりで。
この構築案も試してみて、きっと反省ノート的な何かに書かれるでしょう。