カニ。

面白い試みですね
とりあえず現状で与えられた情報を見る限り、特にレアリティの封入率に通常販売されているパックとの違いはありません。店頭で買うのと同じパックを、ネット上で開封するだけです
　
買う側のメリットとしては
・通販と同じく付近のショップに置いてなくても購入できる
・特典としてカードガチャ限定スリーブが付く
・爆弾レアやコレクション性の高いパラレルなどを引いた際にSNSに投稿できる(承認欲求の高い人向け)
　
逆に買う側のデメリットになりうるのは
・発送されて手元に届くまでそれなりの時間がかかる
・パック単位での購入になるため、ボックスやカートンに付随する特典が付かない
・定価での決済になるため、店舗側で実施しているような割引価格にはならない
　
すぐに思いつくのはこんなところでしょうか
明確な違いは特典の有無なので、それ以外はメリットもデメリットも人によっては普段となんら変わらないかもしれませんね。パックごとのゼクスポイントが付くかは謎
個人的にはイレブンかわいいので1回は購入したいと思います。さすがに初日で６万パックが売り切れってことはないでしょう。多分ないよね、ひょっとしたらなくなるんじゃないかな、まぁちょっとは覚悟しておけ
　
ところでこれ特設サイトが公開準備中ってなってますけど、スマートフォンのみなんでしょうか。決済方法に携帯キャリア決済があるから少なくともスマートフォン対応サイトはあると思いますけどPC用webサイトもあるのでしょうか。まぁ来週には公開される予定らしいので情報を待ちますけど僕ガラケーユーザーなんですよね
決済方法のカード会社からするとZ/Xアクティベートカード(Oricoカード)は使えますね。そこは安心
　

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さて、売る側のメリットも推察しておきましょうか
　
まずは売り上げですね
決済方法の手数料などで引かれる分はありますが、この方法だと問屋や店舗を介さないので通常の販売方法で中抜きされてるマージンがすべてブロッコリーさんの懐に入ります
とは言っても特設サイトの運営管理、顧客情報(発送先)の守秘管理、運送の個別手配、そして特典の作成などに費用が発生しますので、すぐさま増益ということはないでしょう。長期的に見れば初期投資が回収された後のパックからは収益が見込めるのでしょうけど、それは成功して今後も継続できた場合の話です
単に一時的なバカ騒ぎがしたいだけで企画に予算を通すような企業でもないでしょうし、ブロッコリーさんとしてはZ/Xを長期的に愛されるコンテンツだと信頼していると考えてよさそうです。すでに年単位で続いている実績がありますので、この界隈で時間の単位にも使われている銀なんとかさんのように失敗する可能性も薄いでしょう
　
次に考えられるのは情報です
発送先を登録しますので購入者の住所がわかります。企業のコンプライアンスとして収集した情報の使用目的は掲示されると思いますが、商品の発送以外で「今後の商品の参考にします」などと記載されるかもしれません
用意されているパックが６万ということなので最大６千人の個人情報を取得できますが、おそらく特典スリーブを50枚ないしは60枚にするためなどで10口とか12口とか購入する人もいるでしょうから2千人分も集まればよい方でしょうか
　
念のために書いておきますと、この情報収集は(明示されていれば)別に悪いことではありませんよ。むしろ一部のユーザーにとってはメリットになりうる可能性すらあります
買う側のメリットに書きましたが、このZ/Xカードガチャを利用するユーザーは付近にショップがなくとも購入できます。言い換えれば、サポートショップなどが多くはなくゼクスタ開催などでショップから寄せられる情報もないような地域であっても、購入する個人ユーザーがたくさんいる地域を知ることができます
ユーザーがいるということは需要があるということなので、その数によっては何らかの供給があるかもしれません。具体的には大型の公式イベント開催などですね。ガチャを回す顧客はゼクストリームなどとの親和性も高いはずです
　
あとはSNSに投稿できること
既存ユーザーが広告塔になってくれます。企業からではなく知人が自発的に流している投稿なので、その発信者へのバイアスがかかった状態で見てもらえます。無作為に撒かれている広告と比べればヘイトも溜まりにくいでしょう
　
　
冒頭に書きましたけどここまで踏まえた上で「面白い試み」ですね
どちらかというと初回版を売るよりもZ/Xカードガチャが売り切れた方が21弾は成功だと思います