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[2014/01/16 10:00] |
いよいよ発売迫る!!ヒーローズプレイスメントプロデューサーインタビュー
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リセ・ファンタズマゴリアなどを手がけてきたSilver Blitz。
そのSilver Blitzが新たに手がけるオリジナルＴＣＧ『ヒーローズプレイスメント』。
いよいよ2014年１月17日に発売を控えたこのＴＣＧをプロデュースする片桐氏に今回話を伺うことができました。
そのインタビューの様子をお届けします。
このタイミングでのオリジナルTCGをリリースするに至った経緯とは
――2013年もカードゲーム業界は新作TCGが多数登場しました。
『ヒーローズプレイスメント』は2014年の新作TCGの皮切りとなるわけですが、これだけの新作TCGが出た2013年の後、新作TCGを発売するに至った経緯はどういったものだったのでしょう。
片桐氏「当社はTCG専売メーカーですので、新作TCGはいつも企画しております。
ファンタズマゴリアの新商品目途がついた後で動き出した企画が２つあり、１つがソーシャルゲームとのコラボという形を目指した「スカイガレオンＴＣＧ」。もう１つがソーシャルのノウハウを活かしたアナログカードゲームを目指した「ヒーローズプレイスメント」になります。」
――Silver Blitzと言えば、リセ・ファンタズマゴリアといった版権ものを手掛けてきたメーカーという印象があります。
オリジナルTCGをリリースするという展望は以前からあったのでしょうか。
片桐氏「上述したような形で新作ＴＣＧを作ろうという企画が持ち上がり、版権ものは今現在も動いておりますので、新しい切り口ということでオリジナルＴＣＧを作ることになりました。」
――なるほど。
2013年の新作ＴＣＧは、そのほぼ全てがオリジナルTCGでした。
『ヒーローズプレイスメント』も同じくオリジナルTCGとしてリリースする訳ですが、群雄割拠・TCG戦国時代とも言える昨今のTCG事情の中、勝算はどこにあると考えますか。
片桐氏「勝算といえるほどのものは取り立てて見えにくいかもしれませんが、トレーディングカードゲーム業界で１５年以上蓄積してきたノウハウがある点は、他のカードゲーム会社様と違う安心感が与えられるのではないかと考えております。」
――確かに2013年にトレーディングカードゲーム業界に参入したメーカーは業界初参戦のメーカーも多く、その中でSilver Blitzが持つ「15年のノウハウ」というものは大きな意味があると思います。
ヒーローズプレイスメントの「地域推し」
――さて、ヒーローズプレイスメントの特徴の１つ、「地域」についてお尋ねします。
ヒーローズプレイスメントは舞台は仮想日本ですが、カードの勢力に実在する日本の各地域が割り当てられています。
キャラクターのプレイスに至っては、関東 > 埼玉県 > 越谷市、のように細かく設定されています。
イラストや設定にその特徴が色濃く出ているキャラクターも多く「地域」を前面に出したカードゲームとなっていますが、この「地域」を推していこう、というアイデアはどこから生まれたのでしょう。
片桐氏「オリジナルＴＣＧを作る上で一番問題になったのはどんな世界設定にするのか、でした。
いろいろなネタが浮かんでは消えていき、残ったのが地域ローカルのタイトルでした。
ちょうどゆるキャラだの聖地巡礼だの流行り出していたころでしたし、このビッグウェーブに乗るしかない！ という気持ちでした。」
――確かに、あんこうがおいしい地域の祭りの入場者数が激増したりと、聖地巡礼は2013年も非常に話題になりましたね。
ヒーローズプレイスメントも発売前の体験会デッキと同時に配布された京都太秦の「うじゅ」など既にコラボレーションも達成していますね。
今後もこういったコラボレーションは行っていくのでしょうか。
片桐氏「地域に根差したＴＣＧということで、各地のいろいろなタイアップ含めて行っていきます。今後公認大会などで配布されるプロモカードはローカル萌えキャラとのコラボレーションカードを配布することになっております。１弾目は東北の『東北ずん子』、２弾目は長野県の『諏訪姫』のプロモカードを配布致します。」
片桐氏「また、地域密着性があるということで、多数のイラストレーターさんがどれだけこだわったイラストを描いていただける題材にするか、という点もポイントでした。」
――名古屋であれば、名古屋城・味噌煮込み・エビフライetc…と、地域を聞いただけでイメージを連想することができますね。
地元や、縁のある土地であればこだわりも増しますし。
片桐氏「はい。その結果pixiv様とのコラボレーションも決まった中、得意分野の異なるさまざまなイラストレーターさんの個性を活かした形で「地元」キャラを描いてくださいとお願いすることで、見事なイラストが揃いました。」
イラスト投稿サイト「pixiv」との連動
――『ヒーローズプレイスメント』のもう１つの特徴としてそのpixivとの連動があげられます。
pixivは現在最も有名なイラスト投稿サイトの１つであり、そこにはプロアマ問わず、多数の「絵描き」が集まっていまが、そんなpixivと協力してTCGをつくろうと考えた経緯はどういったものだったのですか。
片桐氏「当社の知り合いの方からたまたまpixiv様をご紹介いただき、何かやりたいね、との世間話をしておりました。
社交辞令と受け流す所だったのかもしれませんが、当社の方で企画中のカードゲームのために一肌脱いでほしいということで企画をまとめご提案に伺ったところ、先方も快く引き受けてくださり、今回の共同企画商品を作ることになりました。」
――たしかに世間話の中での話は、真に受けてしまっていいのか迷ってしまうことがありますね。（笑）
――12月にはそのpixiv上でイラストコンテストも開催され、入賞者のイラストがカードになるという試みが行われました訳ですが第1回の企画の首尾は如何でしょうか。
片桐氏「そんなご協力の元開催させていただいたpixiv様での第１回イラストコンテストは12月8日に締め切らせていただき、合計で800点以上のイラストをご投稿いただきました。
あまりの力作ぞろいだったため、選考に時間がかかり受賞者の発表が少し遅れております（苦笑）。
投稿者の方々の単純な技量だけでなく、この地域ならこんなキャラになるよね、といった郷土愛が感じられるコンテストになりました。」
――それは楽しみですね。
今回のイラストコンテストの作品はどういった形で製品化されるのでしょうか。
片桐氏「今回のイラストコンテストの優秀作品は、第２弾以降のエクスパンションに収録される予定です。」
――次回以降もこのpixivでのイラストコンテストは継続される予定があるのでしょうか。
片桐氏「pixiv様でのイラストコンテストは年２回の開催を予定しており、次回は夏頃に行う予定です。次の最優秀賞はお米で無く何にしようか、現在検討中です。いいアイディアがあればぜひ教えて欲しいです（笑）。」
――最優秀賞にお米というのは驚きました。
「地域」をテーマにしている作品ですので、次回も何か個性的な最優秀賞を期待しています。（笑）
今後配信予定のWEB支援サービスとは？
――続いては、明らかになっていないWEB支援サービスについてお伺いします。
TCGの遊びの場はソーシャルゲームなどと違い、リアルにあります。
友達で集まったり、ショップの公認大会に出たり、公式のイベントに出たりと、TCGを通じてリアルのコミュニケーションを取ることができます。
この性質はTCGの最大の利点でもあり、裏を返せば手軽に空いた時間でプレイできるような手軽さがないという、最大の欠点でもあります。
ヒーローズプレイスメントは勿論ソーシャルゲームではなく、リアルのTCGであり、この利点と欠点を併せ持っています。
ヒーローズプレイスメントのWEB支援サービスとはそういった欠点を補うようなサービスになるのでしょうか。
片桐氏「ヒロプレでは各個人の戦績を活かしたランキング戦と、「いつでもどこでも対戦(仮）」という名の対戦支援アプリを使ってWEB支援サービスをしていく予定です。
当社のリセなどのタイトルでは店舗様での公認大会に参加すると全国ランキングに参加して、期間ごとに特別な景品を差し上げるサービスをやっておりますが、そこからさらに一歩進みこんだ内容となります。
具体的には、お客様が持つID毎に、「ヒーローポイント」が付与されます。店舗様での公認大会はいうに及ばず、フリー対戦でもアプリを使って登録すればポイントが加点されます。
他にも商品パック内に封入されているシリアルポイントを登録したり、特定期間にデッキ投稿などをしていただければポイントが増えていく予定です。
これらのポイントでソーシャルゲームのようなランキング戦に参加して名をあげたり、推しキャラ投票や特別な景品がもらえるキャンペーンへの参加など、さまざまなことに使えるようになります。」
――フリー対戦でもアプリを使って登録すればポイントが加算されるというのは具体的にはどういった遊び方になるのでしょうか。
片桐氏「まずはヒロプレのＨＰで個人登録が必要になります。今現在、当社で行っているランキング登録の延長上になります。
対戦前にアプリを使って自分と対戦相手のランキングＩＤを入力。その後対戦の試合終了時に勝敗結果を入力すれば、他の公認大会などと同じように戦績がランキングに反映されるようになります。」
――対戦支援アプリということですが、例えばどのような機能を提供していくのでしょう。
片桐氏「対戦アプリでスタッフの中で一番評判がいいのは【対局時計】です。
試合開始からの時間経過を、ヒロプレのイメージボイスをつけていただく各声優さんの声で知らせてくれるという代物で、『残り５分、頑張ってね！』みたいな声が入ります。」
――それは是非使ってみたいですね。
声優さんはどういった方が参加されているのでしょうか。
片桐氏「全ての機能にボイスがついている方は、ＨＰにも記載されている８名の方です。
たとえば東北の【三瓶 夢希】であれば、宮本佳那子さんが『試合開始だよ！ 今日も大物狙っちゃうよ―！』のように、それぞれのキャラクターをイメージした台詞で時間経過や勝敗結果を知らせてくれます。
現在発表されていないその他の全キャラにも声優さんがつき、時間経過を教えてくれる予定です。
ヒロプレ以外のカードゲームでも使えると思いますので、他のカードゲームユーザーさんもぜひ使ってみてください（笑）。」
――タイマーをセットしたのを忘れてカードショップを出て、電車の中で誤爆することがないように気をつけて使いましょう。（笑）
宮本佳那子さんの他にも多数の声優さんが参加予定です。
今回DuelPortalでは参加が決定している以下の8キャラクターをご紹介します。
ストーリーはどのように展開していくのか
――オリジナルのTCGということで、そのキャラクター達がどのように動いていくのかも注目されると思います。
キャラクター達にはプレイス・勢力が割り振られているわけですが、彼女達は何か勢力争いのような事を行っているのでしょうか。
片桐氏「各地域毎に「こうなるかもしれない」と準備されたストーリーがあります。しかしながら前述したヒーローポイントでの投票などにより、実際にそのストーリーが実現するかはユーザーさんの意見次第です。
もちろん、世界観に付随するような大きなストーリーとは別に、キャラクター達にもそれぞれのエピソードがあります。
こうしたミニストーリーはＷＥＢや他メディアを中心に展開されていく予定です。」
――各地域に勢力が存在しキャラクター達はその勢力に属しており、地域間で争いが起きているということでしょうか。
片桐氏「その通りです。
例えば、第２弾の北海道編は網走帝国の蟹熊鮭子たちによる北海道征服がテーマになります。北海道と網走帝国がどうなるかはユーザーの皆さんの選択によって大きく変化しますので、我々にも判りません。ひょっとすると北海道と網走帝国が合併するかもしれませんし、一方的に片方が滅ぼされてしまったり、北海道そのものが消滅してしまう可能性もあります。」
――なるほど。今後の環境が自分の投票や、大会結果によって決まる可能性があるわけですね。
コミックスやノベライズといったコンテンツ展開に関しては如何でしょうか。
片桐氏「その他のコンテンツ展開についても視野には入れておりますが、まずは遊びやすいカードゲームを作ること。そこに注力させていただいおります。今後の続報をお待ちください。」
――インタビュー、ありがとうございました。
数々のTCGタイトルを世に送り出してきた実績を持つSilver Blitzの『ヒーローズプレイスメント』が2014年の新作タイトルの口火を切ります。
第1弾ブースター＆スターターは1月17日発売！！
そして、今回その『ヒーローズプレイスメント』のDuelPortalブログデザインをご用意致しました！！
各勢力から各キャラクターをブログヘッダーに配置したヒーローズプレイスメントオリジナルのデザインになっております。
※ブログデザインを使用するにはDuelPortalアカウントが必要になります。
※ブログデザインを購入するにはドローポイントが必要になります。
そのSilver Blitzが新たに手がけるオリジナルＴＣＧ『ヒーローズプレイスメント』。
いよいよ2014年１月17日に発売を控えたこのＴＣＧをプロデュースする片桐氏に今回話を伺うことができました。
そのインタビューの様子をお届けします。
このタイミングでのオリジナルTCGをリリースするに至った経緯とは
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| ▲ソーシャルゲームとの コラボを実現した スカイガレオンＴＣＧ |
『ヒーローズプレイスメント』は2014年の新作TCGの皮切りとなるわけですが、これだけの新作TCGが出た2013年の後、新作TCGを発売するに至った経緯はどういったものだったのでしょう。
片桐氏「当社はTCG専売メーカーですので、新作TCGはいつも企画しております。
ファンタズマゴリアの新商品目途がついた後で動き出した企画が２つあり、１つがソーシャルゲームとのコラボという形を目指した「スカイガレオンＴＣＧ」。もう１つがソーシャルのノウハウを活かしたアナログカードゲームを目指した「ヒーローズプレイスメント」になります。」
――Silver Blitzと言えば、リセ・ファンタズマゴリアといった版権ものを手掛けてきたメーカーという印象があります。
オリジナルTCGをリリースするという展望は以前からあったのでしょうか。
片桐氏「上述したような形で新作ＴＣＧを作ろうという企画が持ち上がり、版権ものは今現在も動いておりますので、新しい切り口ということでオリジナルＴＣＧを作ることになりました。」
――なるほど。
2013年の新作ＴＣＧは、そのほぼ全てがオリジナルTCGでした。
『ヒーローズプレイスメント』も同じくオリジナルTCGとしてリリースする訳ですが、群雄割拠・TCG戦国時代とも言える昨今のTCG事情の中、勝算はどこにあると考えますか。
片桐氏「勝算といえるほどのものは取り立てて見えにくいかもしれませんが、トレーディングカードゲーム業界で１５年以上蓄積してきたノウハウがある点は、他のカードゲーム会社様と違う安心感が与えられるのではないかと考えております。」
――確かに2013年にトレーディングカードゲーム業界に参入したメーカーは業界初参戦のメーカーも多く、その中でSilver Blitzが持つ「15年のノウハウ」というものは大きな意味があると思います。
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|---|---|---|
| ▲2005年～ リセ | ▲2011年～ ファンタズマゴリア | ▲2014年～ ヒーローズプレイスメント |
ヒーローズプレイスメントの「地域推し」
――さて、ヒーローズプレイスメントの特徴の１つ、「地域」についてお尋ねします。
ヒーローズプレイスメントは舞台は仮想日本ですが、カードの勢力に実在する日本の各地域が割り当てられています。
キャラクターのプレイスに至っては、関東 > 埼玉県 > 越谷市、のように細かく設定されています。
イラストや設定にその特徴が色濃く出ているキャラクターも多く「地域」を前面に出したカードゲームとなっていますが、この「地域」を推していこう、というアイデアはどこから生まれたのでしょう。
片桐氏「オリジナルＴＣＧを作る上で一番問題になったのはどんな世界設定にするのか、でした。
いろいろなネタが浮かんでは消えていき、残ったのが地域ローカルのタイトルでした。
ちょうどゆるキャラだの聖地巡礼だの流行り出していたころでしたし、このビッグウェーブに乗るしかない！ という気持ちでした。」
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| ▲『からす天狗うじゅ』 太秦戦国祭りの 公式マスコットキャラクター |
ヒーローズプレイスメントも発売前の体験会デッキと同時に配布された京都太秦の「うじゅ」など既にコラボレーションも達成していますね。
今後もこういったコラボレーションは行っていくのでしょうか。
片桐氏「地域に根差したＴＣＧということで、各地のいろいろなタイアップ含めて行っていきます。今後公認大会などで配布されるプロモカードはローカル萌えキャラとのコラボレーションカードを配布することになっております。１弾目は東北の『東北ずん子』、２弾目は長野県の『諏訪姫』のプロモカードを配布致します。」
片桐氏「また、地域密着性があるということで、多数のイラストレーターさんがどれだけこだわったイラストを描いていただける題材にするか、という点もポイントでした。」
――名古屋であれば、名古屋城・味噌煮込み・エビフライetc…と、地域を聞いただけでイメージを連想することができますね。
地元や、縁のある土地であればこだわりも増しますし。
片桐氏「はい。その結果pixiv様とのコラボレーションも決まった中、得意分野の異なるさまざまなイラストレーターさんの個性を活かした形で「地元」キャラを描いてくださいとお願いすることで、見事なイラストが揃いました。」
イラスト投稿サイト「pixiv」との連動
――『ヒーローズプレイスメント』のもう１つの特徴としてそのpixivとの連動があげられます。
pixivは現在最も有名なイラスト投稿サイトの１つであり、そこにはプロアマ問わず、多数の「絵描き」が集まっていまが、そんなpixivと協力してTCGをつくろうと考えた経緯はどういったものだったのですか。
片桐氏「当社の知り合いの方からたまたまpixiv様をご紹介いただき、何かやりたいね、との世間話をしておりました。
社交辞令と受け流す所だったのかもしれませんが、当社の方で企画中のカードゲームのために一肌脱いでほしいということで企画をまとめご提案に伺ったところ、先方も快く引き受けてくださり、今回の共同企画商品を作ることになりました。」
――たしかに世間話の中での話は、真に受けてしまっていいのか迷ってしまうことがありますね。（笑）
――12月にはそのpixiv上でイラストコンテストも開催され、入賞者のイラストがカードになるという試みが行われました訳ですが第1回の企画の首尾は如何でしょうか。
片桐氏「そんなご協力の元開催させていただいたpixiv様での第１回イラストコンテストは12月8日に締め切らせていただき、合計で800点以上のイラストをご投稿いただきました。
あまりの力作ぞろいだったため、選考に時間がかかり受賞者の発表が少し遅れております（苦笑）。
投稿者の方々の単純な技量だけでなく、この地域ならこんなキャラになるよね、といった郷土愛が感じられるコンテストになりました。」
――それは楽しみですね。
今回のイラストコンテストの作品はどういった形で製品化されるのでしょうか。
片桐氏「今回のイラストコンテストの優秀作品は、第２弾以降のエクスパンションに収録される予定です。」
――次回以降もこのpixivでのイラストコンテストは継続される予定があるのでしょうか。
片桐氏「pixiv様でのイラストコンテストは年２回の開催を予定しており、次回は夏頃に行う予定です。次の最優秀賞はお米で無く何にしようか、現在検討中です。いいアイディアがあればぜひ教えて欲しいです（笑）。」
――最優秀賞にお米というのは驚きました。
「地域」をテーマにしている作品ですので、次回も何か個性的な最優秀賞を期待しています。（笑）
今後配信予定のWEB支援サービスとは？
――続いては、明らかになっていないWEB支援サービスについてお伺いします。
TCGの遊びの場はソーシャルゲームなどと違い、リアルにあります。
友達で集まったり、ショップの公認大会に出たり、公式のイベントに出たりと、TCGを通じてリアルのコミュニケーションを取ることができます。
この性質はTCGの最大の利点でもあり、裏を返せば手軽に空いた時間でプレイできるような手軽さがないという、最大の欠点でもあります。
ヒーローズプレイスメントは勿論ソーシャルゲームではなく、リアルのTCGであり、この利点と欠点を併せ持っています。
ヒーローズプレイスメントのWEB支援サービスとはそういった欠点を補うようなサービスになるのでしょうか。
片桐氏「ヒロプレでは各個人の戦績を活かしたランキング戦と、「いつでもどこでも対戦(仮）」という名の対戦支援アプリを使ってWEB支援サービスをしていく予定です。
当社のリセなどのタイトルでは店舗様での公認大会に参加すると全国ランキングに参加して、期間ごとに特別な景品を差し上げるサービスをやっておりますが、そこからさらに一歩進みこんだ内容となります。
具体的には、お客様が持つID毎に、「ヒーローポイント」が付与されます。店舗様での公認大会はいうに及ばず、フリー対戦でもアプリを使って登録すればポイントが加点されます。
他にも商品パック内に封入されているシリアルポイントを登録したり、特定期間にデッキ投稿などをしていただければポイントが増えていく予定です。
これらのポイントでソーシャルゲームのようなランキング戦に参加して名をあげたり、推しキャラ投票や特別な景品がもらえるキャンペーンへの参加など、さまざまなことに使えるようになります。」
――フリー対戦でもアプリを使って登録すればポイントが加算されるというのは具体的にはどういった遊び方になるのでしょうか。
片桐氏「まずはヒロプレのＨＰで個人登録が必要になります。今現在、当社で行っているランキング登録の延長上になります。
対戦前にアプリを使って自分と対戦相手のランキングＩＤを入力。その後対戦の試合終了時に勝敗結果を入力すれば、他の公認大会などと同じように戦績がランキングに反映されるようになります。」
――対戦支援アプリということですが、例えばどのような機能を提供していくのでしょう。
片桐氏「対戦アプリでスタッフの中で一番評判がいいのは【対局時計】です。
試合開始からの時間経過を、ヒロプレのイメージボイスをつけていただく各声優さんの声で知らせてくれるという代物で、『残り５分、頑張ってね！』みたいな声が入ります。」
――それは是非使ってみたいですね。
声優さんはどういった方が参加されているのでしょうか。
片桐氏「全ての機能にボイスがついている方は、ＨＰにも記載されている８名の方です。
たとえば東北の【三瓶 夢希】であれば、宮本佳那子さんが『試合開始だよ！ 今日も大物狙っちゃうよ―！』のように、それぞれのキャラクターをイメージした台詞で時間経過や勝敗結果を知らせてくれます。
現在発表されていないその他の全キャラにも声優さんがつき、時間経過を教えてくれる予定です。
ヒロプレ以外のカードゲームでも使えると思いますので、他のカードゲームユーザーさんもぜひ使ってみてください（笑）。」
――タイマーをセットしたのを忘れてカードショップを出て、電車の中で誤爆することがないように気をつけて使いましょう。（笑）
宮本佳那子さんの他にも多数の声優さんが参加予定です。
今回DuelPortalでは参加が決定している以下の8キャラクターをご紹介します。
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|---|---|---|---|
| ▲京都府京都市 ノーブルブラッド 鷹司 葵 CV：植田佳奈さん | ▲北海道函館市 函館防衛軍騎兵隊長 五稜 星子 CV：五十嵐裕美さん | ▲東北沖 フィッシングジョーカー 三瓶 夢希 CV：宮本佳那子さん | ▲宮城県仙台市 ワン・アイド・バハムート 保島 春 CV：荒川美穂さん |
 |  |  |  |
|---|---|---|---|
| ▲埼玉県越谷市 アイオーンの聖女 越ヶ谷 莉紗 CV：竹達彩奈さん | ▲神奈川県川崎市 アクアラインの魔女 （見習い） 川崎 あくあ CV：伊瀬茉莉也さん | ▲石川県金沢市 金帋篇 袮夢・フレイザー・伯壱 CV：新谷良子さん | ▲佐賀県唐津市 虚構化猫 （フェイカーキャット） 名護屋 かんね CV：酒井香奈子さん |
ストーリーはどのように展開していくのか
――オリジナルのTCGということで、そのキャラクター達がどのように動いていくのかも注目されると思います。
キャラクター達にはプレイス・勢力が割り振られているわけですが、彼女達は何か勢力争いのような事を行っているのでしょうか。
片桐氏「各地域毎に「こうなるかもしれない」と準備されたストーリーがあります。しかしながら前述したヒーローポイントでの投票などにより、実際にそのストーリーが実現するかはユーザーさんの意見次第です。
もちろん、世界観に付随するような大きなストーリーとは別に、キャラクター達にもそれぞれのエピソードがあります。
こうしたミニストーリーはＷＥＢや他メディアを中心に展開されていく予定です。」
――各地域に勢力が存在しキャラクター達はその勢力に属しており、地域間で争いが起きているということでしょうか。
片桐氏「その通りです。
例えば、第２弾の北海道編は網走帝国の蟹熊鮭子たちによる北海道征服がテーマになります。北海道と網走帝国がどうなるかはユーザーの皆さんの選択によって大きく変化しますので、我々にも判りません。ひょっとすると北海道と網走帝国が合併するかもしれませんし、一方的に片方が滅ぼされてしまったり、北海道そのものが消滅してしまう可能性もあります。」
――なるほど。今後の環境が自分の投票や、大会結果によって決まる可能性があるわけですね。
コミックスやノベライズといったコンテンツ展開に関しては如何でしょうか。
片桐氏「その他のコンテンツ展開についても視野には入れておりますが、まずは遊びやすいカードゲームを作ること。そこに注力させていただいおります。今後の続報をお待ちください。」
――インタビュー、ありがとうございました。
数々のTCGタイトルを世に送り出してきた実績を持つSilver Blitzの『ヒーローズプレイスメント』が2014年の新作タイトルの口火を切ります。
第1弾ブースター＆スターターは1月17日発売！！
そして、今回その『ヒーローズプレイスメント』のDuelPortalブログデザインをご用意致しました！！
各勢力から各キャラクターをブログヘッダーに配置したヒーローズプレイスメントオリジナルのデザインになっております。
※ブログデザインを使用するにはDuelPortalアカウントが必要になります。
※ブログデザインを購入するにはドローポイントが必要になります。
© SILVERBLITZ/pixiv
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