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[2013/09/27 09:00]

英雄とともに立て。マジック:ザ・ギャザリング「テーロス」発売!

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今年はマジック生誕20周年!
「マジック:ザ・ギャザリング テーロス」本日発売!



ここは「自然」や「概念」といった抽象的かつ強大な存在が姿を持ったような者、“神々”が支配する次元「テーロス」。
「テーロス」のエンチャントは“神”の力の産物であり、形を持った魔力のことである。
そしてまた“神々”自身もエンチャントであり、同時にクリーチャーでもある。
定命の者達は“神々”を信仰し、エンチャントもそんな“神々”の恵みのひとつとして扱われている。

“神々”やその眷属が、定命の者達が暮らす「陽光の世界」へと顕現するとき、彼らは“神々”の故郷である夜の世界「ニクス」を自身に満たす。
“神々”の姿形の影がかかる部分に夜空が写るのはそのためだ。

しかしこの「テーロス」に、支配者である“神々”にも手に負えない“闇”が到来しようとしているようだ…




英雄-才知・武勇にすぐれ、常人にできないことを成し遂げた人。

誕生からアラーラの断片


《エルズペス・ティレル》は、英雄になど、なりたくはなかった。
「ファイレクシア」に支配された争いと闇の次元に生を受けた女性、《エルズペス》。
彼女が13歳の時、影のような人ならざる者によって生命の危機にさらされた。
この出来事により彼女はプレインズウォーカーとなり、故郷の次元から旅立つこととなる。

理想の世界、暗黒も争いも非道も恐怖もない世界を求めて多元宇宙をさまよった後、「アラーラ」のバントへとたどり着いた。
ここには故郷では失われてしまった「平和と愛と共存」がある。
そう考えた彼女は、バントを第二の故郷と決めたのだった。

バントで騎士の従者となり、20歳の時には騎士として認められることとなる。
やがて《エルズペス》は功績をあげ、騎士長の任に就くこととなる。
自分がプレインズウォーカーであること、そして魔術の才能があることは依然として隠したままだった。
彼女はあくまで「普通の人間」としてバントの一部になろうと心に決めていた。

《エルズペス》はこの次元を心の底から慈しんでいた。
法と秩序を尊び、国民を愛し、天使を敬い、この楽園の平和を乱す害悪には断固容赦はしない。
しかし特別な力を無闇に振るわないよう自己を抑制し、次元渡りも二度とするつもりはなかった。
その一方で素性を偽り、真の能力を隠している、という事実は生真面目な彼女に負い目を感じさせ、悩ませ続けている原因ともなっている。
「普通の人間」でないこと。
それによって、やっと見つけた故郷を失うことになってしまう恐れと不安が、常につきまとっていた。

しかし《エルズペス》の安息の日々は長くは続かなかった。
バントは《ニコル・ボーラス》の奸計により、「アラーラ」の他の断片と繋がり、断片間での戦争が勃発することとなる。
その戦争の最中、彼女の従者が命を落とした。
「普通の人間」としての人生を望んでいた彼女であったが、近しい者の死に直面したことで、プレインズウォーカーの真の力を解放する。
戦闘していた悪魔の軍隊を消滅させ、さらには死亡した従者をも蘇生した。
「皆の希望の星」であると告げた従者へ対する《エルズペス》の表情は、なぜか悲しげだった。

彼女の白のマナによる強力な集団と防衛の魔法により、バントは快進撃を続けた。
そしてついに悪魔の指揮官《マルフェゴール》を仲間達と共に打倒し、黒幕《ニコル・ボーラス》も《アジャニ》の活躍で「アラーラ」から姿を消した。
次元には平和が戻った。
しかし彼女の愛した穢れなき楽園の姿は失われてしまっていた。
失意の《エルズペス》は部下に別れを告げ、独りで別の次元へと渡った…


ミラディンの傷跡、そして…


自らの第3の故郷となる次元を探し次元を渡る《エルズペス》。
その旅の途中でプレインズウォーカーの《コス》と出会い、彼の故郷の次元が今、「ファイレクシア」に侵攻されていることを聞いた。
自身の故郷も「ファイレクシア」によって失われた。
自分と同じ者をこれ以上増やさないために、《エルズペス》は共に戦うことを決めたのだった。

《コス》の故郷とは、金属次元「ミラディン」。
ミラディン人とファイレクシア人の戦争は、ファイレクシア有利に傾いていた。
それは《エルズペス》達、プレインズウォーカーの加勢があったところで、容易に覆ることはなかった。
ミラディン人達は捕獲され、改造され、汚染され、新たなるファイレクシアの兵士として彼らに襲いかかった。
長い戦いと数々の犠牲の末、「ミラディン」の創造主《カーン》の解放には成功した彼女達。
しかしもうミラディン人達は残っておらず、次元は「新たなるファイレクシア」となってしまっていた。

《エルズペス》と《コス》は、「ファイレクシア」に対して最後の抵抗を試みることにした。
「ファイレクシア」最深部、玉座の間。
そこに法務官達(「ファイレクシア」を治める者達)が集まるタイミングがある。
そこで強力な呪文爆弾を爆発させるのだ。
法務官を殲滅したところで、この次元はもう元に戻ることはない。
ただ他の者が新たな法務官となり、「ファイレクシア」は広がっていく。
しかし、抵抗せずにはいられなかった。

作戦は何事もなく最終段階へと進んだ。
玉座の間直下、秘密の小部屋へと辿り付いたその時、ファイレクシア人達が《エルズペス》達に気づき、殺到した。
《コス》の岩を操る能力で防壁を作り時間を稼いだが、突破されるのは時間の問題だった。
《エルズペス》は覚悟した。
いや、彼女はただ全てを終わらせたかった。
栄光も、名誉も、何もいらなかった。
彼女は傷つき、飢え、今まで出会って、そして死んでいった者達の名が彼女に重くのしかかっていた。

《コス》は呪文爆弾を設置すると、《エルズペス》へと言った。
「お前は行け。」
《エルズペス》は《コス》の言っていることが理解できなかった。
「それは出来ません。私も一緒に戦います。」そう言おうとしたが、しかし言葉が出なかった。
「お前は行け。そして戻ってくるな。この世界にはもう何もない。この世界に封をして、鍵を捨てろ。」
再びの《コス》の言葉に《エルズペス》は答えた。
「どこへ行けというのですか!?私に故郷はありません!行くところもありません!残していくものも何もありません…」
「どこか休める所へ、でなきゃ新しい戦場へでも行けばいい。でもそれは、ここじゃない。」
《コス》はそう言うと、《エルズペス》が動けないように彼女の足を石で固めた。
そして《エルズペス》と彼の間に岩の防壁を作った。
呪文爆弾で彼女が吹き飛ばないように…

次元渡りをするか、このまま全てを見届けて死ぬか。
二択だった。
《エルズペス》は、次元を渡ることを決めた。
《コス》のためにも、死んでいった仲間達の為にも…
その時、小部屋に《ファイレクシアの抹消者》が一体侵入してきた。
次元を渡るためには、マナを得る時間が必要だった。
彼女は剣を構える事もできず、《抹消者》の攻撃を後ろへ転がりなんとか回避した。
呪文爆弾の爆発による鳴動を感じたとき、《エルズペス》は小部屋の上に奇妙な星座を見た。
まるで星座のように点々と付く、赤黒い斑点。
それは、かつてこの部屋で行われた残虐な行為を現す、暴力と堕落から生まれた模様だった。
《エルズペス》へと振り下ろされた《抹消者》の刃で視界が覆われた瞬間、彼女は目を閉じた。
彼女の視界の奇妙な星座が、テーロスの夜空へと変わる。



《エルズペス》は太陽の神《ヘリオッド》の事を思い出していた。
彼女が剣を手に入れた日、地平線に聳えていたその姿を。
星空とともに存在している《ヘリオッド》。
“神々”の何かが、希望になってくれるかもしれない。
“神々”であれば、破壊されず感染もしないのかもしれない。
“神々”がいれば、堕ちる者は何もないかもしれない。と彼女は考えた。

《ヘリオッド》の顔を拝むことができたのならば、《エルズペス》の言うことはすでに決まっていた。
「平穏をください。平和をください。そして安らぎをください。」



「テーロス」ブロックの主役プレインズウォーカーは、「ミラディンの傷跡」以来の登場となる彼女、《エルズペス》。
今回は本人3種類目のプレインズウォーカーカードとなる。
トーナメントシーンでも頻繁に使われた「アラーラの断片」《遍歴の騎士、エルズペス》。
まさかの全体除去を引っさげて登場した「ミラディンの傷跡」《エルズペス・ティレル》。
その過去2枚を合わせたような方向性でありながら、さらにしぶとく、使いやすくなった能力を持つ《太陽の勇者、エルズペス》。
たとえ彼女が望まなかったとしても、次元の、そしてデッキの英雄となる日が近いかもしれない。


今弾「テーロス」には新顔プレインズウォーカーが2人登場する。
1人目はトレーラームービーにも意味深に登場していた《歓楽者ゼナゴス》。
《野生語りのガラク》を彷彿とさせるような能力を持つ《ゼナゴス》は、《ガラク》同様トーナメントシーンでも活躍しそうだ。


2人目は悪夢の中の生き物を実体化させ、配下とする能力を持つという《悪夢の織り手、アショク》。
3マナと軽めのコストでかつ実質初期忠誠度5、というかなり耐久度の高いプレインズウォーカーだ。
マナを使わずにクリーチャーを工面できる可能性のある能力とその固さで、コントロールデッキではよく見かけるようになりそうだ。


「テーロス」での主テーマは“エンチャント”。
クリーチャーやアーティファクトでもあるが、同時にエンチャントでもあるカードが多数入っている。
それらのカードは、カード枠の上半分が夜空のような特別な加工が施されているので一目瞭然だ。
そして“エンチャント”を利用した新キーワード能力が“授与”である。
“授与”を持つクリーチャーの授与コストを支払うと、クリーチャーでありながらなんと場のクリーチャーにエンチャントとしてくっつけることができるのだ。
得られる能力は、それがクリーチャーであるときのパワーとタフネス、そして能力をそのまま上乗せするような形だ。
コストが割高に感じるかもしれないが、授与はエンチャントとして唱えている途中に、エンチャント先がいなくなってもクリーチャーとして場に出ることができる。
エンチャント先がいなくなることによるアドバンテージの喪失が一切ない、強力な能力だ。

“英雄”と“怪物”も「テーロス」を語る上で重要なキーワードとなる。
呪文の対象になると特殊な効果が発揮される“英雄的”は、授与との相性は抜群。
また多大なコストを支払うと、自身を巨大化させ、さらにおまけで強力な効果を及ぼす“怪物化”。
“英雄”と“怪物”、あなたはどちらを選択する?

プレイヤーのコントロールするマナシンボルの数を参照する珍しい能力、“信心”もお目にかかる機会が多そうだ。
“神々”が動く条件であったり、信心の数だけトークンが出たり…と強力な効果が揃っている。

そして再登場した“占術”は過去作同様、こちらもトーナメントシーンでよく目にすることになるだろう。

「マジック:ザ・ギャザリング テーロス」本日発売!


©2013 Wizards.


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