コラム |
[2011/08/25 22:00] |
『コラム:ダイスを振るだけの簡単なゲームです。』 -第3回- 〝マル秘・デックの組み方指南講座〟
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新米召喚術師の皆さん、昔やっていたよという召喚術師の皆さんこんにちは。
(ついでに、現役だという無法・・・召喚術師の皆さんもこんにちは)
『aka』です。
今回は
「マル秘・デックの組み方指南講座」
をお送りします。
前回は同じトライアルデックを2つ使ってデックを作るという導入編をお送りしましたが、今回は実際にデックを組む時に考慮する事などをお伝えしていければと思います。
(正直なところ、私が組むデックの特徴なんかも出てくるので教えたくは無いのですが、ここを読んでくれている方だけに。秘密ですよ~♪)
ステップ1: デックのコンセプトを決める
使いたいカードやこんな感じにしたいなどコンセプトとなるものがあると組みやすいです。
・このカードが使いたい
・この属性(種族)で組みたい
など。
この目的が無いとなかなか良いデックはできないもの。
そのコンセプトを決める事で、デックに必要なカードが見えてくる事もあるかも。
えっ、どんなカードを集めていいか分からない。仕方が無いですね。
例えば、
魔剣をコンセプトに選んだら、
「タイプ:魔剣の装備品」や「アイテムが使えるユニット」
ドラゴンをコンセプトに選んだら、
「種族:ドラゴンのユニット」や「そのドラゴンが使える戦闘スペル」
アイテムがメインのデックになりそうだったら、
有効なアイテムカード(TDしかない環境だと戦闘スペルが多いので、「魔力のスクロール」など)
その他、自分が強いと思うカードや相棒(お気に入り)を、デックのテーマを壊さない程度に入れるのも良いです。アイテムが入っていない(少ない)のに、アイテム枠の多いユニットや、使える戦闘スペルが無いのに、スペル枠の多いユニットを入れるなど。実際に使ったとき邪魔になって、手札調整で切られてしまう結果になりがちです。
※多くの人が使っているカードは便利カードである場合が多いですよ♪
ステップ2: とりあえずカードをまとめてみる
デックを組むという事で意識しがちなデック構築枚数。
ステップ1でピックアップしたカードを、デック構築枚数を気にせずデックのようなものとして70~80くらいの紙の束を作ってみましょう。
同名のカードをデックに何枚いれるかの目安ですが、私の場合、
3枚のカードは引きたい重要カードやコンセプトや勝つために必要なカード
2枚のカードは3枚必要では無いカード、もしくは枚数調整の結果減ったカード
1枚のカードはデックのアクセントや、こんなときあったらいいな的カード
という感じにとりあえず(ここ重要!)の枚数を選びます。
ステップ3: 50枚のデックにする
今回の最重要ポイント!
ステップ2で作った紙の束を50枚にしていきます。
えっ?!どうやってやったら良いのかって?
うーん、ここは経験っていうのもあるから難しい所だけれど、初めは各カードの種類を以下のような感じになるようにしてみて下さい。
[アイテム&スペル混合]
ユニット:23~27
アイテム:アイテムが使えるユニット2枚つき1(消耗品は使い捨てなのアイテムが使えるユニット2~3枚につき2枚でも可)
戦闘スペル:戦闘スペルが使えるユニット2~3枚つき2枚。
地形:0~5(ブランニューなら護法陣でいいかも)
[アイテムorスペル]
ユニット:23~27
アイテムor戦闘スペル:20~25
地形:0~5
※若干枚数のずれはあると思います。
ステップ4:実際に使ってみる
大会やフリープレイでもいいので、実際のゲームで使ってみるといいです。試作品過ぎて他人に使うのはという人は、もう一個デックを用意して一人モンコレでもいいですよ。
実際に使う事で、ユニットが少ないor多い、この戦闘スペル使えない、このカード増やそうかなど改善点が出てきます。
後はひたすらステップ3~4の繰り返しです。何度もやって形にならない場合1に戻ってみるのもイイかも。その場合はテーマに問題があるかも。
(デックを改良するときにもこの方法は使えます!その場合はステップ2~4で行ってください。)
手順を表にまとめてみました。
ステップ | A案 | B案 | ||
---|---|---|---|---|
1 | コンセプトを探す | 「魔剣姫ドラジェを使いたい」 | 「風デックがつくりたい!」 | |
関連するカードを探す | 魔剣を集めて、対抗を増やすために 消耗品も用意しよう。 | 風属性のユニット 戦闘スペルを集めよう | ||
アイテム使えるユニットも必要だ | *枠や別属性の枠もあるし 風枠を消費して使える 戦闘スペルも用意してみよう | |||
戦闘スペルも使えそうだから 用意するか | このカード属性違うけど 組み合わせると強そう | |||
2 | とりあえずまとめる | そのカードは3枚いるのか? | ||
使用できる戦闘スペル、アイテム枠はあるのか? | ||||
3 | デックを50枚にまとめる | パーティーの構成がうまくいくようにレベルを調整しよう | ||
即時召喚できるユニットの枚数を調整しよう | ||||
装備品が多くないかなど、アイテム枚数を調整しよう | ||||
必要な枠はあるのかなど、使用できる戦闘スペルを調整しよう | ||||
本当にそのカードは必要なのか、をデック全体を見て判断 | ||||
4 | 調整をする | そのカードは使ったのか?必要だったのか? | ||
アイテムが使用できる枠は十分にあるか? | ||||
戦闘スペルが使用できる枠は十分にあるか? | ||||
即時召喚ユニットは十分にあったか? | ||||
相手本陣は落とせたのか? |
ではこの構築方法をトライアルデックの「火竜」に当てはめてみましょう。
・ユニット枚数:31枚
[即時召喚可能or不可能の比率]
[Lv毎のユニット数]
・戦闘スペル:5枚
(火スペル使用可能ユニット:18 火スペル使用可能装備品:3)
・アイテム:11枚
(消耗品:6 装備品:5 アイテム使用可能ユニット:13)
・地形:3枚
トライアルということもあってユニットが多めで、戦闘スペルが少な目というのがありますが、ユニットを2枚ほど抜いて、交換用のカードを入れると【ステップ3】にて記載した枚数に収まっています。
それだけ考えられたデックということです。
さて、ここまで読んでお分かりいただけたでしょうか。
あくまでここで書かせていただいたのは一例です。中には当てはまらないデックがあることも事実です。
ここから、自分にあったデック構築方法を見つけていただけたらと思います。
えっ?!
ユニットのレベル比率や、即時召喚ユニットの枚数調整について触れていないって?!
じゃあページも少なくなってきたので、それは次回にしましょうか。
次回予告!
デック構築の要、「パーティーのレベル調整・即時召喚ユニットの枚数調整」
について解説していこうと思います!
お楽しみに!
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