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『ディメンション・ゼロ発表会』が3月29日に行われました。
進行はメルマガ・ブログでお馴染みの荒井氏、発表はディメンション・ゼロプロデューサーの吉江氏と、そしてディメンション・ゼロの生みの親である中村聡氏のお二人で行われました。

（荒井氏／吉江氏（左）・中村聡氏（右））

今回の発表では、4thセンチュリーエクスパンション３、フィフスセンチュリー以降の商品展開、今後のイベントの見直しが発表されました。

まず、4月に発売される『王を超える力』では、環境を激変させるカードを収録、4thセンチュリー最後のエクスパンションでは、人気イラストレーター『天野喜孝』氏のイラストを20種類前後収録するという発表に、会場内ではざわめきが起きました。イラスト的にも能力的にも、今まで以上に、楽しめ、そしてコレクション要素の高いカードゲームとなりそうです。

（特徴的なエクスパンションとして発売されそうです！）


そして気になるフィフス・センチュリーについての発表が行われました。

商品の発売ペースが変更となり、エクスパンションの発売が年2回（6か月ごとの発売）となり、その間に構築済みデッキを発売することで、初心者参入を促します！

11月	V-1発売
2月	構築済みデッキ発売
5月	V-2発売
8月	構築済みデッキ発売

また、今までにはなかった形式の大会や、さまざまな媒体での告知が行われるようになります。
そして、今後賞金制大会が日本選手権2009春をもって一旦休止、となる旨が告知されました。
大会に関する変更点は以下のようになります。

賞金制大会	日本選手権2009春をもって、一旦終了
全国大会	1エクスパンションにつき1回、半年に1回のペースで開催
ショップトライアル制度	廃止、店舗予選大会は1回のみという形式に変更
特殊形式の大会	→5/9より、アルティメット種族戦「真・種族の絆」を開催以後、定期的に開催予定

賞金制大会がなくなる代わりに、大会でのマイクロファイバープレイマットの配布（参加賞など）や、プレリリースイベントや特殊形式の大会を多く開催していき、新規のユーザーにも、やりこんでいるユーザーにも楽しんでもらえる形となります。
また、5月（GW中）にも、チーム戦のイベントを予定しているそうですので、こちらも期待です！


（今後は今まで以上にイベントが展開されていきます！）

最後に、ユーザーの皆様からの募集したご意見に答えていただきました！

・シーズン制限制度を廃止してほしい

→廃止します。その代わり、環境の固定化を避けるため通常の制限・禁止をさらに積極的に取り入れていきます。具体的には、10～30枚程度を禁止・制限カードとする想定でいます。それからは随時入れ替えを行っていき、問題ないと判断されたら制限解除もあり得ます。

・2デッキ制を廃止してほしい

→日本選手権などの大型大会においても「2本制・サイドボードあり1デッキ制」を導入し、2デッキ制は廃止します。

・ブースタードラフトのルールを整備してほしい

→『王を超える力』プレリリース・イベントからは、ピックした48枚の中から40枚を選んでデッキを組む形式に変更します。

・もっと様々な地方で大会をやってほしい

→現状のツアートライアル制度は引き続き継続していく予定でいます。また、毎回開催地を固定するのではなく、その都度異なった場所（例えば静岡や新潟、広島といった地域）でも開催するようにいたします。

・ジャッジ資格をもっと厳格化してほしい

→現在進行形で、ジャッジ資格の更新作業を進めております。残念ながら活動のない方は更新できないという形になりますが、精力的に活動してくれている方には何らかの形で支援ができるよう進めております。

・新カードが弱い。もっと環境に影響を与えるようなパックを

→「王を超える力」はそれを強く意識して作りました。今後も、毎回新カードを揃えたくなるような「強く」「魅力的な」商品を心がけていきます。

ディメンション・ゼロという魅力的なカードゲームを市場に展開するにあたり、大きな役割を担っていた賞金制度ですが、今後ディメンション・ゼロをより大きな市場へと変貌させていくにあたり、障害となってしまったため、一時的に賞金制度を休止し、各種プロモーションの展開・今までとは違う形の商品展開が行われます。
賞金制度は今までディメンション・ゼロの魅力の中核となっていた部分であるために、廃止には、ユーザーの賛否両論、今後のディメンション・ゼロに大きな影響を与えることは間違いなさそうです。

※発売スケジュール、大会・イベントスケジュールは、すべて予定であり、変更の可能性があります。
(C) Broccoli