圧縮を制するものはヴァイスを制す

ヴァイスシュヴァルツのブログです。

年間勝率60%以上を目指し、あれこれ考えて書きます。

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白リーグ考察3:今年台頭するであろうデッキ予想



1、去年までの傾向
1-1:去年の16地区を抜けたデッキ
1-2:去年使用頻度の高かったカード
1-3:参考資料

2、優良カード 
2-1去年使用されたカードで、今年使用頻度が上がるであろう優良カード
2-2去年から今年の間で増えた優良カード

3、今年台頭するであろうデッキ予想 ←今日はコレ




予定していた白リーグ考察は今日でおしまいです。
本日は今までまとめてきた去年までの傾向と優良カードとをふまえて、今年の白リーグで流行りそうなデッキについて考察していきたいと思います。


3、今年台頭するであろうデッキ予想
まず、一番はじめに考えるべきなのはトラブルガールと扉8枚のデッキに関してでしょう。
前回の考察で述べた通りトラガと扉と花束さえ積んでおけばお手軽かつ安定してある程度の勝率が望めるため、トラガ花束をベースとしたデッキがかなりの数出場してくることが予想できます。
それをメタるにしろ同型のデッキを構築するにしろ、まずはそのデッキについて共通の認識を持つところからはじめましょう。
以下に僕の考えている「トラブル花束」について書きます。
そしてそれをベースに考察を進めようと思います。


■トラブル花束■
≪主なキャラカード≫
・トラブルガールハルヒ
・両手いっぱいの花束ハルヒ


≪主なイベントカード≫
・色褪せた世界

≪デッキ概要≫
扉8枚と両手いっぱいの花束により、安定した回収とストック圧縮と盤面維持を同時に行う。
レベル3になったら色褪せた世界で回収してきたトラブルガールを並べて殴る。


これを土台としていくつか派生が出てくるでしょう。
主な形としては


■トラブル花束回復魔術■
≪主なキャラカード≫
・トラブルガールハルヒ
・両手いっぱいの花束ハルヒ
(『弔詞の詠み手』マージョリー・ドー)


≪主なイベントカード≫
・色褪せた世界
・回復魔術

≪備考≫
中盤まではグッドスタッフパーツで戦い終盤に特徴本のレベル応援とトラガを出して回復魔術で耐久する。
最悪レベル応援が展開できなくてもトラガが2体いれば回復魔術は発動可能。


■トラブル花束魔法訓練■
≪主なキャラカード≫
・トラブルガールハルヒ
・両手いっぱいの花束ハルヒ


≪主なイベントカード≫
・色褪せた世界
・魔法訓練


≪備考≫
自分がレベル3になったら複数枚の魔法訓練とトラガのCXシナジーを使いゲームエンドを狙う。


などが考えられます。
この系統のデッキの強さはバーンもさることながら抜群の安定感にあります。
花束さえ引いてしまえばあとはキャラの続く限りストックによるデッキ圧縮に専念でき、ひいてはそれが2週目以降の扉トリガーにつながり、結果常に潤沢な手札でゲームを進めることができます。
また、花束ハルヒの効果によりレベル1までの小競り合いにめっぽう強いという特徴もあり、しっかりと対策していないデッキ相手だとレベル2までに大きなアド差をつけることも可能です。
これらの要因が過剰なほどの量のハンドに変換され、通常手札事故の元でしかない高レベルイベントやキャラをレベル3までしっかりと握りこんでおくことができます。
トラガの派手さに隠れがちですが、トラガ花束の強さは両手いっぱいの花束ハルヒの働きによっても支えられているのです。
よって対花束戦を制すための方法としては

・後列花束を早期に除去できるシステムキャラの搭載
・花束能力の影響を受け辛いデッキの構築
・2レベル~3レベルにかけてのイベント封じ
・継続的なCX封じ
・トラガバーンを受けても平気なほど高い圧縮率の山札を作る

などが考えられます。


さて、ここまでのことを念頭に次は対トラガ花束を意識したデッキを考えます。
まず対トラガを考えて真っ先に思いついたのは、去年も流行ったCX封じみくるを有する緑軸ロックでした。


■緑軸ロック■
≪主なキャラカード≫
・ネコミミ みくる
・果てしない高さへの一歩 クド
・執務官 クロノ
・信じること 理樹&クド
・ネコミミ鶴屋さん
・優しい少女すずか


≪主なイベントカード≫
・特になし

≪備考≫
2種の絆を使ってハンドを増やし、増やしたハンドはマイルハイのアンコールコストにする。
クロックアンコールやクロック絆の効果でちょうど3-0になるように調整し、そこから毎ターンみくるによるCXロックをかけながら殴る。


ネコミミ鶴屋さんの効果で後列の花束を焼き円滑なストック圧縮を封じ、みくるでCXを封じることでトラガバーンを封じます。
サーチカードとして破格な性能を持つ優しい少女すずかで各レベル帯に必要なパーツを持ってくることができるので安定して回すことができます。
また、2レべアタッカー枠とCXを打ちたいタイミングがマイルハイクドと被るのであまり枚数はつめませんが大小みくるや時間サーチ応援を積むことでイベントを封じることもできます。
枠が余れば耐久デッキ化するためにシャマザフィやインフェルノのファントムツヴァイや木琴占いなどを入れてもいいかもしれません。
タッチ赤にして回収を強化するなら“異能力者”春上や水辺の佐天を1~2枚刺すと面白そうです。
ちなみにこのデッキをスパーリング用に実際に組んでまわしてみたところ、対花束勝率は3~4割程度とあまり良い結果ではありませんでした。
絆やクロックアンコールを軸にしているだけあってデッキのまわりは概ね良好なのですが、各レベル帯でキャラの展開にコストがかかり圧縮がし辛い点と、ネコミミみくるやツヴァイのソウル-1がおめかし長門で無効化されてしまう点が敗因に絡んでいます。
前の記事に書いたように緑を使うからといって緑軸にせず、要所でネコミミを回収してきて展開する赤軸タッチ緑デッキの方が強いのかもしれません。


このデッキの他にはカードパワーの高いカードを中心に据えた以下のようなデッキが考えられます。


■虚無のルイズコントロール■
≪主なキャラカード≫
・虚無のルイズ
・セーラー服のシエスタ
・星に願う杏
・小悪魔杏
・一ノ瀬ことみ


≪主なイベントカード≫
・亡霊

≪備考≫
小川がなくても集中さえヒットすれば1コストでハンドが2枚増えて強いよねというコンセプトで作られた劣化小川のようなデッキ。星杏やモンモン等のデッキトップ確認キャラを使いまわして集中を当てにいく。


■本デッキトラブル■
≪主なキャラカード≫
・エプロン姿の長門
・冬の贈り物 インデックス
・おめかし長門

・トラブルガールハルヒ

≪主なイベントカード≫
・回復魔術

≪備考≫
エプロン長門のドローをメインに据えたデッキ。ドローをするためにある程度パーツ毎のカードパワー犠牲にして本の特徴を持つキャラで舞台を固める必要がある。


■花束アンリエッタループ■
≪主なキャラカード≫
・花束ハルヒ
・いつものハルヒ
・アンリエッタ・ド・トリステイン


≪主なイベントカード≫
・色褪せた世界

≪備考≫
花束ハルヒと扉でストック圧縮をきめるためのデッキ。
圧縮が決まりさえすればほぼ勝利が確定する。


今挙げた三つに関してはそこまで深く考えていませんが、ちゃんと煮詰めればそれなりのデッキになると思います。
その他だと各種強豪ネオスタン(ハルヒ、コマリン、ミハネム、とある etc…)のデッキに優良白パーツを足すだけでも十分勝ちを狙えると思います。
小川無き今、特徴やネームパンプで固められたトップネオスタンと白グッドスタッフにそこまでの差があるとは思えません。


ここまで、赤青緑のよく見かけそうな型のデッキについてあれこれ考えましたが、黄色に関してはどうでしょうか。
恥ずかしながら黄色中心のソウルビートやバウンス軸のデッキに関してはどのようなタイプが上がってくるのかわかりません。
クラナドやフェイトビートがネオスタンソウルデッキとして印象に残ってはいますが、それがそのまま上がってくるのでしょうか。
キャラ単体の性能なら強いと思うカードはいくつかあります。

レベル0
お姉さまの露払い 黒子
“蒼天と海神”アリカ&ニナ
ツヴァイの教官アイン
“着ぐるみ”佐々美
“前向きマジック”小毬


レベル1
戦場の兄妹
キャロ&フリードリヒ
鷺澤 頼子
柊 つかさ
贅沢な悩み


レベル2
武人 シグナム
上条 当麻
疑惑の転校生 近衛
岡崎 朋也


レベル3
“雷光”フェイト
結弦の心臓 かなで
ドレス姿の一美


これらのカードは強いとは思うのですが、これらを寄せ集めてデッキを組んでそれが強いかどうかと言われればあまり強くはないと思います。
とはいえ各種アンコール封じはクロノやアラストールやマイルハイを殺せますし、近衛の無差別バウンスは早だしや盤面ロックに対する強力な返し手であることは間違いありません。
黄色はハンド管理や盤面維持が難しく、かなりのプレイングと構築技術を要する色だと常々思っています。
去年の黒リーグの3色魔王やメサイア大活躍や伊織メガホンのようなデッキは黄色の持ち味を上手に生かした美しいデッキだったと思います。
CXに依存しないソウルビートはどんなデッキに対しても安定した性能を発揮できるので構築次第では今年の回復が薄くなった白リーグ環境を抜けてくるでしょう。
個人的に黄色が地区決勝を抜けるのを楽しみにしています。


さて、最後に今まで予想したデッキを列記します。

・花束トラブル系
・緑軸ロック
・本
・虚無のルイズコントロール
・花束アンリエッタループ
・各種ネオスタンに優良カードを足したもの
・黄色軸ソウルビート

予想の穴はあると思いますが白リーグで勝ち抜いていくなら、何度かはこれらのデッキの派生型や複合型と対戦することになるでしょう。
マリガンやレベル1の段階で相手のデッキを見切り、パワーラインやギミックを総合的に判断して適切な対処プレイングができるよう心がけたいものです。

もし僕が予想した以外のデッキタイプが流行っている地区がありましたら、是非どのようなデッキなのか教えて欲しいです。
特に遠征先の名古屋の白環境に関する情報が欲しいので、どうかよろしくお願いします。


これにて白リーグの考察を終わります、乱文にお付き合いいただきありがとうございました。

登録タグ: ヴァイスシュヴァルツ  白リーグ 

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テーマ:考察投稿日時:2011/05/26 16:39
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