ユーノ君と出会ってから始まった、ジュエルシード事件。初めはただの小学三年生だった私『高町なのは』も、色々あって魔法少女をする事になって…フェイトちゃんともであった事件。
冬にははやてちゃんやヴィータちゃん、シグナムさん達に出会った闇の書事件。闇の書(正式名称:夜天の書)の完成を目指したヴィータちゃん達と色々あったけど、私たちと一緒に強くなろうと思ってくれたレイジングハート達のおかげで、無事に解決。でも、防衛プログラムの暴走によって夜天の主…はやてちゃんの身体が侵食されちゃったみたいで、そのためにお別れしなくちゃいけなかったリインフォースさん。悲しかったけど、最後は笑って世界で一番幸福な魔道書だって、言ってた。
たくさんの出会いと、悲しい別れ…色々あった冬もすぎて春になり、ようやくなのは達も10歳の小学4年生。
「これからも色んな出会いがあると、いいなぁ~。」
なんて思いながら、今日もアースラでお仕事。いつもは一人でお仕事とか、戦技指導を受けるんだけど…今日は、昨日未開世界に魔力反応が感知されたから、フェイトちゃんも一緒にその調査に行くんだって。
「この世界には、昔から魔力を持つものはいない。原住生物もリンカーコアはない。そんな世界で魔力反応が感知されたという事は、違法投棄か…誰かが転移してきたかだ。」
今、作戦の説明をしてるのがクロノ君。フェイトちゃんのお義兄さんで、アースラの艦長リンディさんの子供なの。アースラの切り札って言われてるよ。
「前者ならまだ廃棄処理をすればいいが、後者の場合…未開惑星保護条約違法として捕まえて、事情聴取しなければならない。ただ、転移してきたのが術者本人じゃない場合は捕まえるんじゃなく保護して、事情を聞く。」
「もし本人が保護を拒否した場合はどうするの?」
今質問したのがフェイトちゃん。私の大切な友達で…学校でもクラスメイトなの。色々とあったけど、正式にリンディさんの養子になったんだって。
「その場合は、強制保護をするしかないと思う。未開惑星に転移した者は、その生態系を崩しかねないって事で、住んじゃいけないからね。」
私の友達で、いつも一緒に頑張ってくれたユーノ君。最近は無限書庫でのお仕事が多くてあんまり会えないんだけど…今日は一緒にお仕事なの。
「なんかややこしいねぇ…どっちにしろ捕まえちゃいけないのかい?」
「駄目だよ、アルフ…ちゃんとお話を聞いて、上の人に報告するのが私達の仕事なんだから。」
フェイトちゃんにちょっと注意されちゃったのがアルフさん。アルフさんはフェイトちゃんの魔力で出来た使い魔なんだって。
「フェイトの言うとおりだ。僕達は犯罪か、それとも迷い込んでしまったのかを聞き出して、上官に報告する義務がある。そして、上官はその情報から…。」
「あーわかったわかった。わかったから説教は勘弁してくれよ。」
さすがにアルフさんもクロノ君のお説教には参ってるみたい。にゃはは、私も苦手だから、ちょっと同情かも。
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テーマ:小説 | 投稿日時:2010/04/27 13:19 | |
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