烈火魂は絆の物語
烈火魂が最終回を迎えました!バトスピとしては初の夕方シリーズとなった烈火魂。本当にスタッフの皆さんお疲れさまでした。
個人的な総評は『丁寧で熱い』シリーズといったところ。
ストーリー的には「ある地区のバトラー数名が勢力争いに暮れる前半、初開催となる全国大会の後半」ですが、序盤からの目的が改変された感じもなく、一貫していた印象なのでグッド。究極ゼロ以来久しぶりのバトスピアニメということもあって序盤の説明はかなり丁寧です。新規層を狙っていたのでしょう。後半の大会におけるバースト連発やスピード感あるバトルは見応えありました。やはりバトルシーンは文句ナシの出来です。むしろ動きすぎです(笑)
キャラクターも魅力的です。全員良いです。幸村と利家、なぜ赤バトラーが2人いるんだ?と思った方。見ればわかります。特に最終回少し前での熱い展開。主人公の幸村くんは、ムサシに来るまでの背景や挫折から這い上がりが描かれたキャラ。この無気力を経験してるのが個人的に最高です。後半精神的に迷ったり挫けたりも。でもその度に仲間の言葉で立ち上がり自分を信じて戦いました。自分だけじゃ無理だった、だからこその絆の物語と思いました。赤にこだわり誰よりも高みに立とうとした利家や愛のバトラー兼続。こういう杉田さんホントカッコいいです。悩んでそれでも戦い抜いた早雲。特にこの3人は幸村に生かされ、幸村を支えた者たち。もちろん佐助や32話の神次郎など他にも魅力的なキャラが沢山。
そんな中、今日の最終回。僕は良かったです。早雲ちゃんがなぜすぐ復活していたかは裏でトシさんに何か言われたか、天魔王と戦う幸村を見て眼覚めたんだと思います。同じく第六天魔王に敗れた利家の言葉だからこそ届いたのでしょう。そして対戦後の幸村と信長がなぜ会話しなかったのか。おそらく信長の最後の口元と言葉が幸村に届いていたのかも。信長の背中は「最大の壁であり目標である自分を越えた幸村に語ることは無い、新たな目標を見つけろ」と言っているようでした。同時に幸村も「かつての信長のように新たな目標を見つける、ノブ兄もそれをわかってるはずだから」とあえて声をかけなかったのだと思います。烈火魂は視聴者に背景や当事者に何があったのかを考えさせる最終回でした。最後に幸村が初めて『世界』を意識するようなシーンがありました。この物語で『世界』を意識していたのは信長だけだったはずです、たしか。どうやら新しい目標が見つかったようですね。ラストの締め方も引きずりなく良い終わり方でした。あれなら私生活に影響は出ないでしょう(笑)
人によって面白いという人もいれば、雑だという人もいました。烈火魂は意見がホントに真っ二つに分かれる作品のよう。何度も言いますが僕は好きです。でも、やっぱ自分で見なきゃ判断できないと思います。気になった人はDVD-BOX販売化支援を!リンクは下です。
さぁ、来週からはダブルドライブ!夕方枠続投ですね。今日の幸村くんの「バトスピの未来に光を!」という言葉。あれは次期主人公へのエールにも聞こえました。楽しみです!
・・・しかし結局蘭丸が男なのか女なのか、謎が一つ残っちまったな。
烈火魂DVD-BOX計画:http://www.sunrise-inc.co.jp/battlespirits7/dvd/in...
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テーマ:diary | 投稿日時:2016/03/30 23:10 | |
TCGカテゴリ: バトルスピリッツ | ||
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