バウムガルテンさんのブログ

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カードレビュー1日目「拒絶の黒き盾 エイリッヒ・ダルマイヤ」
新作TCGドレッドノートカードプレビュー第1弾《拒絶の黒き盾 エイリッヒ・ダルマイヤ》
カード名拒絶の黒き盾 エイリッヒ・ダルマイヤカード種類キャスタークラスタ黒タイプ男/salomoHP3イラスト冬城あおいアビリティ暗黒の呪縛【1】〈コスト:〉敵軍ユニット1体に「衰弱」を1枚エンチャントする。フレ...

 第一弾環境ではブースター、ストラクチャー合わせて各色4人計16人のキャスターカードが存在する。
 今日の「エイリッヒ・ダルマイヤ」はその一人で、黒の特色である「衰弱」を敵軍ユニット1体にエンチャントする能力をもつ。
「衰弱」と対をなす効果である「強化」は全色すべてが扱えるのに対し、「衰弱」は現状黒の専売特許である。また黒には「衰弱」がエンチャントされていることを条件として発動する効果を持つ「ペリトの闇の鎧」のようなカードが存在するため、黒を主軸にしたデッキを作る場合、このキャスターが選択肢に入るのは間違いない。
 ただし効果がアクション行動であることには注意しなくてはならない。クロスカウンターシステムという特有のゲーム進行をするドレッドノートではアクション行動を交互に行う。つまり「エイリッヒ・ダルマイヤ」のアクションアビリティ「暗黒の呪縛」を使用すると相手に行動権が移ってしまう。このことはゲーム展開においてリスクになりうる。
 よく考えて使いどころを選ばなければならないが、「エイリッヒ・ダルマイヤ」は現状明らかになっている「衰弱」を与えるカードより優れている点が存在する。それはコストに手札を求められない点である。「暗黒の呪縛」は「エイリッヒ・ダルマイヤ」をチェック状態にする、つまり①払うことで行うことができる。これに対し、今わかっている「衰弱」エンチャントをもつユニットの「バーレー」と「ベルゼブブ」は手札コストをアビリティ発動に求める。「衰弱」をエンチャントするコードである「ベルゼブブの魔風」も見方によれば手札コストを支払うことで利用していると言える。
 TCGにおいてハンドアドは重要なものであるから手札を消費しなくても良い「エイリッヒ・ダルマイヤ」の利用価値はこの観点から見れば、高いといえる。
 見てきたように「エイリッヒ・ダルマイヤ」は手札コストを求められない代わりにログコストとアクション行動を消費するカードである。「衰弱」をうまく活用したデッキなら十二分に有用なキャスターと言えるだろう。

登録タグ: ドレノ  ドレッドノート 

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テーマ:日記投稿日時:2015/05/23 22:46
TCGカテゴリ: ドレッドノート  
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