DuelPortal トレーディングカードゲームコミュニケーションツール

今回の再録にあたり、「精神の魔人アニムス」には以下のエラッタが適用されます。

「精神の魔人アニムス」は非常に魅力的なカードで第３弾「五帝竜降臨」で登場して以来、ユーザーの皆様に愛されるカードとして様々な形のデッキが作られ続けて来ました。
しかし、登場した際は「達成は困難だが挑みがいのある能力」だったその能力も弾を重ねるにつれ、「ある程度達成可能な能力」になっていき、その結果として「ルールの煩雑さ」という問題が発生しています。

「精神の魔人アニムス」はそれ１枚で複数のゼクスを登場させることができます。そして、その複数のゼクス中にもう１枚別の「精神の魔人アニムス」を加えることで、さらにゼクスを登場させることができるようになります。
その結果、それらのゼクスが登場時に誘発する【自】能力を持っていた場合、非常に多くの【自】能力が誘発している状態になり、それらをどういった順番で処理すればよいのかという複雑な状況を発生させています。
また、「精神の魔人アニムス」は上記の流れから比較的容易に様々なループ処理を発生させることができ、それがさらにルールや処理の複雑さを増す要因になっています。
我々はルールや処理を可能な限りシンプルにしたいと常々考えていますが、そうするとこれらの状況は望ましいとは言えません。

ルールの複雑さを回避し、今後もより魅力的なカードを制作するために、今回我々は「精神の魔人アニムス」のエラッタに踏み切りました。
今回のエラッタは「精神の魔人アニムス」の能力を制限するものですが、カードが持つ魅力そのものを失わせるものではないと考えています。
「精神の魔人アニムス」は今後もコスト７のカードが増える度に新しいデッキを生み出していくでしょう。
一度世に出したカードに修正を入れるというのは非常に難しい決断でしたが、ユーザーの皆様にはご理解いただけますと幸いです。

(C)BROCCOLI / Nippon Ichi Software, Inc.