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[2015/04/10 17:30]

KADOKAWA剱持P&馬原Dにインタビュー!独自要素満載のドレッドノートに迫る!

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KADOKAWA剱持P&馬原Dにインタビュー!
独自要素満載のドレッドノートに迫る!


今年2月に発表され、いよいよ来月には第1弾スターターデッキ&ブースターパックが発売される、新作TCG「ドレッドノート」。
賞金制の大会や、自分のターンの概念が無いなど、独特な要素満載の本タイトルに注目している人も多いのではないでしょうか。

本日4月10日(金)には、公式サイトでフリーカードのダウンロードが開始、翌4月11日(土)からは、全国のショップで「ティーチングツアー」が開催され、ようやく実際にゲームを体験できる「ドレッドノート」について、さらに詳しい情報を得るため、販売元であるKADOKAWAさん本社へお邪魔し、ドレッドノート 剱持プロデューサーと馬原ディレクターに、ドレッドノートについて聞いてみました。


▲剱持プロデューサー(写真左)と馬原ディレクター(写真右)


ドレッドノートの企画の始まりとコンセプト
~ステップアップしたいユーザーに向けて、あえて「ガチ」指向に~

DuelPortal:今回のドレッドノートについて「本格派」いわゆる「ガチ」というコンセプトがあげられています。
最近は逆転要素など「運の要素」の強いカジュアル指向なゲームが好まれているように感じますが、何故今、「ガチ」指向のTCGを立ち上げようと考えたのでしょうか?


剱持P:以前から出しています通り、ドレッドノートは「本格派」「ガチ」という方向を打ち出しています。
市場的な主流はライトなゲーム、コミュニケーションツール的なTCGというのはもちろん理解しています。
TCG業界がこれから発展していく中で、TCGという文化に触れる入口になるライトなゲームというのは重要な役割を持っていて、そういったライトなTCGが主流であるというのは業界としても歓迎すべきことだと思っています。

そんな中で、あえて逆の方向性を取っている一番の意図として、ライトなTCGの1つ上のステップアップとしてドレッドノートを置きたいと考えています。


馬原D:今現在、TCGを遊んでいる方の中で、「ライトなTCGに飽きたのでTCG自体をやめてしまおう」と思われてしまうのは、TCG業界自体としての損失だと思っていて、ドレッドノートをそういった方の次のステップになれる存在にしたいというのが、コンセプトである「本格派」「ガチ」を打ち立てた最大の意図となっています。


▲5月28日に同時発売するスターターデッキ「紅蓮の剱」「蒼穹の盾」


話題となった年4回の賞金制大会について
~ドレッドノートを遊ぶ人が最後に目指す目標として~


DuelPortal:「本格派」というところに絡んで、2月の発表タイミングから「賞金制」という点が特に注目されています。この「賞金制大会」については、どのような意図が込められているのでしょうか?


剱持P:先ほども「ステップアップ」という話がありましたが、遊びでも、例えばスポーツでも、真剣に何かに打ち込むという時に、到達すべき目標が必要だと思っています。
身近なところでは「友達に勝ちたい」とか、このカードが好きなので「このカードを使って勝ちたい」とか、人それぞれにいろいろな目標があると思いますが、その中で上を目指したいという人に向けて、公式としても目標を提示すべきであると考えました。
そんな中で「賞金」というのは、ひとつのわかりやすい目標になると思います。

ドレッドノートを遊んでいる人が一番最後の目標として目指せる場所として「賞金制大会」というものを用意しました。


DuelPortal:「賞金制大会」が前提としてあるというよりは、ドレッドノートを遊びながら、上を目指したいと思う人が目標とする到達点として「賞金制大会」があるということですね。


馬原D:そうですね。「ステップアップ」という単語が何度も出てきていますが、「友達との対戦」から「ショップでの大会」、その延長線上に「賞金制大会」がある。本人が先へ行きたいと思うのであればステップアップできるようにという意図で用意しています。


剱持P:ちなみに、誰もが目指せるところということで、できるだけ障壁を減らせるよう、年3回のチャンピオンシップと、1年間の締めくくりとなるグランドチャンピオンシップについては、参加費無料で、グランドチャンピオンシップ以外は予選無しで当日参加できる方向で考えています。


DuelPortal:勝ちにこだわることで、マナーが悪くなるということを懸念する声もありますが、そういった点についての対策はいかがでしょうか。


剱持P:賞金制の大会ということで、そういった懸念は上がってくるものだと思います。実際、企画段階でも社内からそういう声はありました。
その点についてもちろん認識していて、大会のジャッジングであったり、イベントを通したユーザーへの啓蒙であったりを、しっかりと人員を割いて行っていきます。


馬原D:公式のスタッフがそういった態度をしっかりと示すことで、「マナーを守らなきゃいけない」「相手を不快にさせてはいけない」という雰囲気を作っていきたいと思います。


ショップ大会で配布される強力PRカードについて
~大会に出るモチベーションアップ・他にも入手方法を用意~


DuelPortal:大会についてはもう1つ、ショップ大会で強力なPRカードを配布するというお話がありましたが、こちらはどういった意図によるものでしょうか。


剱持P:商品の発売が3か月に1回ということで、その間にもちょっとずつ環境を変えていくことで、ユーザーさんの話題を定期的に出していくという点が1つあります。
また、今までショップや大会に行かなかった人が、「カードが欲しいので思い切って行ってみよう」であったりとか、既に大会に参加している人にも、「もっと枚数を集めたいので、今まで以上に参加してみよう」であったりというように、モチベーションアップにつながるようにという意図で打ち出しました。


DuelPortal:近隣に大会が無い方や、年齢的に仕事などで大会に出られないという人もいるかと思いますが、そういった理由による格差、また「持っていないから勝てない」といった状況にならないかも気になるところですが、その点についてはいかがでしょうか。


剱持P:そういった内容も認識していまして、ショップ大会の他にも、公式イベントのサイドイベントでの配布や、その他いろいろな入手経路を考えています。
現時点で詳細については発表していませんが、期間内の大会に出られなかったから、もう手に入らないといったことは絶対にないように考えています。


馬原D:公式イベントも1つの配布方法ですが、(公式イベントの少ないエリアなど)全国の皆さんに届けられるような配布方法を検討していて、こちらも近いうちにお伝えできると思います。


今後の商品展開やイベントについて
~賞金制でない大会や東名阪以外でのイベント企画も進行中~


DuelPortal:既に公式サイトでも公開(※参照)されていますが、改めて今後の商品発売やイベント開催についてお聞かせください。


剱持P:5月28日の発売以降、ブースターパックを3か月に1度、スターターデッキを半年に一度発売していきます。
イベントについては、ゲーム環境が大きく変わるブースターパックの節目に大きなチャンピオンシップを開催、それ以外の時期にも賞金制以外のイベントを開催していくので、間が空くことなく、商品発売やイベント開催など常に何らかの話題を発信していきます。


馬原D:賞金制大会は東名阪での開催を予定していますが、それ以外のエリアでも全国の皆さんに遊んでいただけるよう、各地でのイベントも企画しています。こちらも近いうちに情報を出していきますのでご期待ください。

▲公式サイトで公開中のスケジュール
イベントはさらに追加され、最終的には毎月商品発売orイベント開催がある予定とのこと


ゲームシステムについて
~一手ごとの応酬や神引きによるエキサイティングなプレイ感~


DuelPortal:ここからはゲームシステムや世界観などについてお聞きしていきたいと思います。
ドレッドノートは、既存のTCGとはかなり異なったシステムとなっている印象ですが、改めてドレッドノートのシステムの特徴や魅力をお聞かせください。


馬原D:既存のTCGでは基本的な概念である、いわゆる「俺のターン」というものを排除したところがドレッドノートの最大の特徴です。
1つのターンを2人で共有して、交互に行動していくことで、激しい応酬が生まれ、既存のタイトルに無いプレイ感を楽しめると思います。
また、「ゴッドドロー」という手札の中ではどうしようも無い時に、文字通りの神引きで状況を解決するというシステムも加わり、よりエキサイティングなゲームになっていると思います。


世界観について
~神話存在を使役して戦う現代劇。各キャラクターのストーリーにも注目~


DuelPortal:世界観やバックボーンストーリーについてもかなり練り込まれているということですが、世界観についてのコンセプトについてお聞かせください。


剱持P:ドレッドノートのメインターゲットは10代後半から30代前半ということで、ライトノベルであったり、様々なコンシューマーゲームになじみのある方に、グッとくるようなカッコよさ、スタイリッシュさを目指しています。
神話の存在を顕現するといった一見ファンタジー的な要素がありつつも、その召喚方法には神話を解釈して情報を具現化していくといったロジカルな点もあり、そういった設定を読み込んで行くのも楽しめると思います。

▲キャスターによって顕現される神話の存在たち。認知度が高い(=情報量が多い)ほど強力ということで、有名なユニットほど強力なものが多いとのこと。


馬原D:ゲームで主役となるのは、神話の存在であるユニットたちですが、ストーリーの主軸となるのは、あくまでそれらを召喚するキャスターたち。
神話の存在を戦うための剣や身を守る盾として使役して戦っているような想像、イメージを膨らませてゲームをしてみるのも面白いのではないかと思います。

▲各勢力に所属するキャスターたち。フレーバーのセリフからもキャラの特徴がうかがえる。


DuelPortal:登場するキャスターは4つの組織のいずれかに属しているようですが、この組織同士は共存関係や敵対関係などの関係性はどうなっていますか。


剱持P:組織それぞれに、他者に干渉しないであったりとか、規律を守っていて、他者にもそれを強要したりとかの方向性はあるものの、利害関係で手を組むこともあれば敵対したりと、単純に味方であったり、あからさまに敵対していたりということはありません。


馬原D:組織としての思惑はあるのかもしれませんが、所属しているキャスターたちは(立場にはよるものの)その思惑を知らずに組織の指令を遂行しているようなイメージです。
同じ組織だからといって完全に同じ思想・行動というわけではなくて、それぞれのキャラクターにそれぞれのストーリーがある、オムニバス的というか群像劇的なストーリーになっています。


剱持P:このあたりについては、公式サイトでも設定やショートストーリーを公開していきます。
商品が発売するごとに、連動してストーリーも動いていきますので、ユーザーの皆さんもキャスターたちと一緒にストーリーを追っていってもらえればと思います。

他にも、メディア展開などもいろいろと企画していますので続報をお待ちください。

▲それぞれ異なる特色を持つ4つの勢力。詳細は今後のストーリーで明らかに!?


最後に一言


DuelPortal:今週末にはフリーカードのダウンロードも開始し、早いところではティーチングツアーも始まります。
ドレッドノートに興味を持っている皆さんへ向けて一言お願いします。

▲ティーチングツアーで配布されるクリアファイル、フリーカード、カードローダー。
クリアファイルとフリーカードは、赤と青のイラストがそれぞれの面に描かれた両面仕様


剱持P:「賞金制の大会」や、「ガチ向け」という話が先行して、敷居が高いのではないかと思っているユーザーさんもいるかと思います。
今回のインタビューの中でも出たとおり、あくまでステップアップの目標の1つとして「賞金制大会」というものを設けています。
今カードゲームをやってらっしゃる方も、そうでない方も、新しく何かTCGを始めようというときには、ドレッドノートにも目を向けてもらえればと思います。

これからストーリーの部分ですとか、もちろん商品・イベントのサポートであったりとか、スタッフ一同全力でやっていきますので、何卒よろしくお願いいたします。


馬原D:ドレッドノートという作品のタイトルは “恐れ知らず” と訳されます。
今ドレッドノートに興味を持ってくださっている皆さんが、恐れることなく楽しめるようなものを全力で作ってまいりますので、是非遊んでみていただければと思っております。


DuelPortal:剱持さん、馬原さん、本日はありがとうございました。


▲フリーカードで対戦する馬原D(左)と剱持P(右)
現時点で特に好みの勢力は、馬原DはI2CO(青)、剱持Pは八幡学園都市(赤)とのこと。




KADOKAWA×GROUP SNEが贈る超ド級 新作TCG「ドレッドノート」について、様々な方向から迫った今回のインタビュー、いかがだったでしょうか。
「賞金制」「ガチ」といった印象が先行していましたが、それらは、あくまで「ドレッドノート」の遊び方の1つ。それぞれの目標、遊び方に合わせた様々な施策も用意されていることもわかりました。

本日にはフリーカードの公開も予定され、明日4月11日(土)からは全国でティーチングツアーも始まる「ドレッドノート」。
興味を持っている方は、ドレッドノート(恐れ知らず)の名前の通り、しり込みせずに、まずは一度この新しいゲームを体験してみてください。
今までのTCGには無い、新たな楽しさがそこには待っていると思います。

関連URL

ドレッドノート公式サイト
(URL:http://dreadnought-tcg.com/
ドレッドノートティーチングツアー情報
(URL:http://dreadnought-tcg.com/teaching/
GROUP SNE「ドレッドノートインタビュー」
(URL:http://www.groupsne.co.jp/user/interview/2015/02/01.html

©KADOKAWA 2015/GROUP SNE


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関連サイト
GroupSNE公式サイト
ドレッドノート公式サイト

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