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ニュース

[2012/04/19 17:15]

【続報】開発陣からのコメントも掲載『Z/X(ゼクス)』制作発表会レポート! ( 2 / 2 )

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カードゲーム好きとしては、「オリジナルTCG」と言われると期待と不安を抱えながらも、どこかわくわくしてしまうのはカードゲーマーの性だろうか。

コアターゲットとなるのは、昨今のライトゲームユーザーの中で、もう少し歯ごたえのあるゲームを遊んでみたいと思った層で、年齢としては10代後半~20代半ば、つまりカードゲームショップをもっとも利用している層を設定している。



原作系TCGと違い、それ単独では話題性が乏しいのがオリジナルカードゲーム、そこをカバーするためには、カードゲームショップの協力はとても重要であり、無料のツールを利用してどこまでユーザーを獲得し、育てていけるか、が展開の肝になるだろう。

話題性の部分では、コンシューマ、オンライン、Vジャンプでの雑誌展開などマルチな展開もされるようなので、どういった化学反応が見られるのかという点も非常に楽しみである。



またゲームシステム部分であるが、3×3のスクエア、と言われると「ディメンション・ゼロ」を思い浮かべる方もいると思うが、能動的にカードがスクエアを移動することが原則としてないことと、バトルは同じスクエア内で行われるわけではなく、隣接したスクエアに攻撃すること、ダメージは攻撃側が一方的に与えるなど、似通ったフィールドを使用しているがゲームとしては全く異なるものである。

そういった意味では、「ディメンション・ゼロ」
よりも確実にシンプルかつ直観的にフィールドが把握できるため、ゲームの難度自体はそれほど高くない。


「イグニッション」という要素があり、これはデュエルマスターズ(タカラトミー)のシールドトリガーや、ライブオン(ポプラ社)のリアクション、と同じような動きをするシステム(と言ったら伝わるだろうか)が搭載されており、場合によって「運ゲー」にすら見えるが、カードの配置や攻撃の仕方にも重要な戦略性が潜んでいるため、最初はライトゲームな感覚で挑戦し、やりこんでいくと、ゲームに対して違った印象を持てる深みがある。


実際筆者も体験会でプレイさせてもらったのだが、ルールがシンプルで遊びやすいというコンセプトである点は間違いないと思った。また何度かプレイすると、カードの配置などの戦略に関して考えさせられるようになってきた。

これは実際、体験会などを通してぜひ皆さんにも体験してもらいたい。
きっと同じような印象を持って頂けるのではないかと思う。

またオリジナル展開として目立ったのが、ユーザー参加型のストーリーイベント、地域密着型のプロモーション展開だ。イラスト担当者に伺ったところ、地元の人がわかる「あの景色」がカードの背景に登場しているなど出身イラストレーター起用以外にも楽しめる要素がありそうだ。


さてこの発表会後にはショップ関係者含めて様々な意見交換がなされたようで、Z/Xの展開の続報が楽しみである。


またカードショップとの連携を密にメーカーは求めているので、ユーザーはショップの方にたくさん自分たちの思いをぶつけてみると、Z/Xの発展に一石投じられるアクションに繋がるかもしれない。

新作のTCGで、しかもオリジナルのタイトルというのは、期待と不安が大きい分、一度お祭り状態になるとすごく楽しいTCGの世界が広がってくる。

カードゲームはただ享受して遊ぶだけではなく、ユーザーコミュニティでもって育てていく、というのもアナログであるトレーディングカードゲームの一つの醍醐味ではないだろうか。

このZ/Xの波を形成していくのは、まさにカードゲームが好きだという皆さんだ。
まずは無料でスタートできる方法で、実際に体験してみて判断してほしい。

無料でスタートできる方法は「Z/X(ゼクス)Zillions of enemy X」公式サイトへ。
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©BLOCCOLI
©日本一ソフトウェア


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『Z/X(ゼクス)Zillions of enemy X』
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Z/X - Zillions of enemy X - 第一弾「異形との邂逅」
発売日:2012年7月27日
価格:308円(税込)
発売元:株式会社ブロッコリー
カード種類数 全100種類(Special Card除く)
1パック7枚
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