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[2010/07/11 23:00] |
第3回「戦闘と戦術 後篇」 ( 3 / 3 )
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生徒会長 「2」イニシアチブ+4 きめる 「5」イニシアチブ+1
「俺は2+4で6だ!!どうだ!!」
「・・・あたしは5+1で・・・あれ?6?」
「え?」
「あれ?会長、ダイスの目が同じになっちゃいましたね。振り直しですか?」
同時攻撃タイミング 発動!!
「やめろぉぉ!!ジーグルーデ!!攻撃するなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「え、シャチ!?なんでシャチが攻撃!?まだ攻撃側決まってないのに!?」
「聖晶騎兵隊!!ジーグルーデちゃんを止めてくれー!!・・・ってお前も攻撃宣言してるのかーーーーーーーーーーーっ!!」
「あれ?オーガ・ウォリアーのステータスが3/3に戻ってる!?シャチの効果が消えてる!?あ、シャチ!?まだいっちゃだめぇぇぇーーーーーーーーーーー!!」
それはイニシアチブ決定タイミングにおいてお互いのイニシアチブの値が同じだった場合に発生する恐ろしいタイミング。
戦闘中の全てのユニットは、その能力を全て失い、強制的に攻撃宣言する。これに対しプレイヤーは一切の行動の宣言はとれず、
ユニット同士の激突をただ見守ることしかできない。
ユニットはお互いの攻撃力を相手の防御力に同時にぶつけあう。
〝神獣の女神ジーグルーデ〟〝ニーベルング聖晶騎兵隊〟パーティ
攻撃力8 防御力7 能力全て無効
〝邪眼剣のシャチ〟〝オーガ・ウォリアー〟パーティ
攻撃力8 防御力8 能力全て無効
結果
両者壊滅
「英雄同士がこんなところで・・・」
「・・・なんだったんですか・・・今の・・・あたしにはさっぱりワケがわからないんですケド・・・」
「交通事故だ」
「事故?」
「シャチとジーグルーデは、頭からゴチンして海に落ちたのだ・・・」
「え、何そのドジっこな例え!!」
「イニシアチブが同じになると同時攻撃と言って、俗世から完全に隔離されたおぞましい殴り合いが始まる・・・」
「シャチとジーグルーデの殴り合いですか・・・」
「クロスカウンターだな」
「・・・想像したくないので、ドジっことして海に落っこちた説で」
「シャチよ・・・それでいいのか・・・」
「お互いの主力は壊滅してしまったが、このフィールドを見るがいい」
「あ、あたしの領土に会長のユニットがたくさん!!」
「単騎で突っ込むと、それが折られてしまったときに簡単に付け込まれてしまう」
「でも、オーガたちならこんなのすぐに蹴散らしてくれますよ!」
「盤面だけで見るなよ。何か忘れてないか?」
「・・・即時召喚!!」
「そうだ!前にさえ進めばいくらでも戦力は補強できる!!次のターン一斉に本陣を叩かせてもらうぞ!!」
「・・・く、来るならこーいっ!!」
その後、きめるは再び〝邪眼剣のシャチ〟を召喚し、激しい本陣防衛戦を展開するも、
〝ペルソナ〟や〝聖晶の森〟の効果により即時召喚された〝クォーツ・ドラゴン〟により壊滅。
きめる本陣は陥落した。
「・・・終わったな」
「・・・・・・」
「どうだ蒼天界の神馬の方が強かったろう」
「・・・ち、違う!轟天城の戦鬼は弱くないっ!!あたしの使い方が下手だっただけ!!」
「・・・そうかもな。オーガたちのポテンシャルは高い。シャチもオーガの強さを見事に体現しているしな」
「・・・うー・・・」
「モンコレの必勝法なんて、デックごとに違う。お前の必勝法は確かにオーガたちの戦い方としてはアリだろう」
じわ・・・
「・・・・・・」
「(・・・もうひと押しか)どうした?そんなにくやしいのか?」
「シャチは!シャチは弱くないっ!!弱いのはあたしだ!!」
「そうだな。シャチは強い。弱いのはお前だ」
「うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」
「(よし!キターーーーーーーーーーーーー!!これで元の世界に帰れる!?)」
今回のスキットで生徒会長が使用したスタートアップ・デック『蒼天界の神馬』と、
きめるが使用したスタートアップ・デック『豪天城の戦鬼』は、
全国のカードショップで好評発売中!
皆も、このデックを買ってモンコレを始めてみよう!
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