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[2010/03/22 03:30]

【第4回】究極アルティメットグランプリ レポート!

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究極アルティメットグランプリが21日、東京浅草のBCCで行われました。
参加者総数は、およそ70名。究極アルティメットという特殊なレギュレーションにも関わらず多くのユーザーが参加されました。

※究極アルティメットグランプリは、禁止・制限も含め、発売中のすべてのカードが使用可能な特殊なレギュレーション。



禁止・制限が解かれた事により、猛威を振るうと予想されていた「融解戦鬼灼熱王」「機神兵カンノン」「ラッパ・ドリアード」などを使用したデッキを抑え、見事優勝したのは、「香魔キャラ」を使った名古屋の吉田プロの青単デッキ。

デッキには、禁止・制限に指定されているカードが1枚も入っておらず、ファーストセンチュリーのカードは1種類のみといったほぼノーマル構築のデッキ。
「侵略者の一撃」「蒼き魔王の門」などのカードで「香魔キャラ」などの大型のユニットを展開し、スマッシュを入れていくデッキでした。

優勝者した吉田プロは、ニンテンドーDSi、さらに副賞として「シークレットストーリー主役キャラ決定権」を受け取り、今後シークレットストーリーの主役キャラとして活躍するキャラクターには「ギガンティック・スカルドラゴン」を指定しました。
「ギガンティック・スカルドラゴン」過去に、赤の大陸と黒の大陸の同盟によって送られたドラゴンの成れの果て、そのドラゴンに更なるストーリーが求められる事となります。
「ギガンティック・スカルドラゴン」の昔の姿がお披露目となるのか、失われた命と肉体を求め様々な大陸をさ迷う事となるのか、今後のストーリー展開が楽しみになります。


(「一撃最強!」と語る優勝した吉田プロ。)


惜しくも2位となったのは、「赤黒ドラゴン」が入賞。
こちらも、禁止・制限にしているカードは入っておらず、ファーストセンチュリーのカードも「呪われた手紙」を2枚投入しているだけという、通常のアルティメット構築のデッキとなりました。
「終わりの部屋」でユニットを除外し、「悪魔竜エキドナ」で場に呼び戻すというコントロールデッキ。
6回戦で3位のデッキと引き分けとなりましたが、時間無制限のエキシビジョンマッチが行われ、見事勝利しました。


3位には、究極アルティメット”らしい”「赤緑青融解カンノン」が入賞。
禁止カードに指定されている「機神兵カンノン」、制限カードに指定されている「融解戦鬼灼熱王」「枯れ果てた大樹」「精霊の迷い家」が複数枚入ったビートダウン。


結果、上位3名中、2名が究極アルティメット構築ではなく、通常のアルティメット構築という誰にも予想出来ない結果となりました。
究極アルティメットグランプリでは、上記のデッキのほかにも、「赤緑ラッパビート」「赤青急襲カンノン」など、よくあるデッキから、「草夾竹桃」という個性的なデッキまで様々なデッキが使用されました。



同日会場では、Vシールドの体験会も行われました。
Vシールドは、ディメンション・ゼロの新しい遊び方として、オフィシャルのイベントなどで遊ぶことが出来ます。

Vシールドは、気軽に遊ぶことが出来る、ということで体験会に参加してみました。
Vシールドで使用するのは、ディメンション・ゼロのパック1パックと、Vカードを12枚。


(Vカードは、「すべての色のエネルギーが発生する」Vシールド専用の特別カードです。)


体験会と言うことで、パックとVカードは貸出となりました。
パックを開け、カードを見ないでスリーブに入れます。
これらのカードとVカードを合わせたものがデッキとなります。



早速対戦を始めて見ると、普段とは違う面白さがたくさん見えてきます。
特に意識するのがプランの作成。
デッキの中身がわからないため、通常遊ぶ時よりも、プランを作成するときのドキドキ感が格段に増します。
対戦が終わった後に、デッキの中身を確認!1パックでも相性の良いカードが複数枚入っていた事がわかりました!

(対戦が終わった後にデッキを確認してみると、意外とシナジーしていたカードがある事が分かりました!)


また、使用するパックを変えるだけで戦い方が大きく変わるのも特徴です。例えば、フォースセンチュリーのベーシックパックを使用する場合には、基本的な能力を持つカードが多いためユニットを展開し、攻めるのが容易になりますが、
フォースセンチュリーのエクスパンション3『天魔光臨』の場合には、『〇〇ロード』の種族や『シャッフルベース』と呼ばれるベースが多数入っているため、カードの展開の仕方が大きく異なります。
また、Vカードに「すべての種族として扱う」というテキストがあるため『〇〇ロード』たちの能力は、Vカードによっても誘発されます。

気になるVシールドの配布についてですが、今後は、オフィシャルのイベントやディメンション・ゼロの公認大会を行っている店舗などでの配布が予定されているそうです。




今回は、究極アルティメットグランプリのイベントのレポートを書かせていただきましたが、次回はその裏側が語られます。
ディメンション・ゼロの生みの親である遊宝洞中村聡氏と、現ディメンション・ゼロ担当でボンガマスターでもある久保田氏、そしてDPTのARATAによる3者での対談の内容が載る予定ですので、お楽しみに!




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