シニフィアンとシニフィエ

※その関係に必然性はなく、それでもなお必然。

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小川集中

「小川で遊ぼう!」というカードがあります(以下「小川」と表記)。

あなたは2枚まで引き、自分の手札を2枚選び、山札の上に置く。

このカード自体は単なる手札入れ替えに過ぎません。それどころか手札が1枚減っています。このカードが猛威を振るいだしたのは、ほぼ同時期に登場した、集中をメインとしたブースター「ゼロの使い魔」が登場したためです。具体的には、「小川」で山札の上にクライマックスを(できれば2枚)置いて、集中の効果で上から数枚を控え室に置く。これによって強力なシナジーとなったのがいわゆる「小川集中」と呼ばれるテクニックです。集中要員としては主に以下のカードが使用されます。

虚無のルイズ
【起】 集中 [① このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札の上から2枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは自分の控え室のキャラを2枚まで選び、手札に戻す。

セーラー服のシエスタ
【起】 集中 [① このカードを【レスト】する] あなたは自分の山札の上から2枚をめくり、控え室に置く。それらのカードのクライマックス1枚につき、あなたは2枚まで引く。

このシナジーを備えたデッキが強力であるために勘違いされる方がいますが、小川集中はデッキタイプではなくあるデッキに内包される要素のひとつです。故にさまざまなデッキに投入されうるものです。上記二種を使用したデッキでは、例えば単純なコントロールデッキであったり、「“最後の夜天の主”はやて」デッキであったりします。
なお、強力であるが故に使用者が多いのですが、実は汎用性が高いように見えてデッキを選ぶシナジーでもあります。デッキによっては全く入らないこともあるので、無理して入れるとそれ自体が事故の原因になるということを理解すべきでしょう。

登録タグ: ヴァイスシュヴァルツ  コラム 

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テーマ:投稿日時:2009/06/02 23:20
TCGカテゴリ: ヴァイスシュヴァルツ  
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